【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキングTOP7

ビーグルのしつけは難しいって本当?無駄吠えしたりする?

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

ビーグルのしつけは難しいって本当?無駄吠えしたりする?

「ビーグルってしつけ難しいの?無駄吠えが多いって聞いたけど、どうなの?」

「ビーグルって調べたら、手に負えないって表示されたけど、そんなになの?」

といったビーグルのしつけが大変か調べているそこのあなた。

確かにビーグルは、しつけがしやすい犬ではありません。

しかし、性格はフレンドリーで人懐っこいので、接しやすくはあります。

正しい方法で根気強く教えてあげることで、お利口な子になってくれます。

この記事では、以下について解説します。

  • しつけが難しいと言われる理由
  • ビーグルに見られやすい問題行動
  • トレーニング方法

ビーグルのしつけ事情について気になる方は必見の内容です。

【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキング|人気137種の評判&安全性を比較

ビーグルはしつけが難しく初心者向けではない

ビーグル (3)

ビーグルはしつけが難しいとされています。

いくつかの問題行動が見られるからです。

犬の中では賢い犬種ではなく、知能では低めと評価されることの多い犬種。

賢い犬種には、名前が挙がらない犬です。

しかしビーグルは元々、獣猟犬です。

足の俊敏さなどには長けている犬です。

性格はフレンドリーで人懐っこい

ビーグルはフレンドリーなことで知られている犬。

人懐っこいので、初対面の人に対しても、仲良くできます。

群れで狩りをしていたので、集団生活にも慣れています。

協調性があり、家族想いな性格です。

探求心が強いため、少しマイペースな一面もあるワンちゃんです。

ビーグルに見られやすい3つの問題行動

ご機嫌斜めのビーグル

ビーグルの問題行動について知っておくと、しつけの方法を考える際に役立ちます。

以下がビーグルに見られやすい問題行動です。

ビーグルに見られやすい3つの問題行動
  • 無駄吠え
  • 拾い食い
  • 甘噛み

無駄吠え

ビーグルは、無駄吠えの多い犬種。

声が大きいため、「森の音楽家」と称されているほどです。

飼い主が悩む行動として一番挙げられるのが無駄吠えです。

  • 運動不足の時
  • 寂しい時
  • かまって欲しい時
  • 不安な時

これらの時に吠えて、意思表示します。

拾い食い

ビーグルに限らずですが、散歩中に道端のものを食べてしまう行動です。

犬の習性として、口で咥えたがる一面があります。

  • 飲み込みやすい物を犬の届く範囲に置かない
  • 散歩中に愛犬から目を離さない

これらを徹底しましょう。

また、愛犬が拾い食いしたら、すぐさま「ダメ」と短く注意しましょう。

甘噛み

ビーグルは甘噛みすることの多い犬種。

フレンドリーなので、本気で噛むケースはあまり見られません。

しかし子犬から成犬になる似るてて、噛む力も強くなります。

甘噛みのつもりでも、噛む強度が強い場合も。

他人を噛んでしまった時に、怪我をさせてしまうこともあります。

他にも、歯がかゆいという理由で物を噛む場合も。

噛んで良いオモチャを与えることで、他のものへ噛むことも少なくなっていくでしょう。

ビーグルをしつける上でのポイント

お座りするビーグル

ビーグルのしつけには、以下の2つのポイントがあります。

ビーグルをしつける上でのポイント
  • しつける前に信頼関係を築く必要がある
  • 失敗しても気にせず成功したら褒める
  • 愛犬の立場に立って考える

しつける前に信頼関係を築く必要がある

しつけを始める前に、まずは信頼関係の構築が重要。

愛犬に懐いてもらって、心を開いてもらう必要があります。

距離がある状態でしつけをしても、うまく行きません。

信頼関係を築いて、愛犬に自分と向き合ってもられる関係性を作ってください。

愛犬には一貫性のある行動を常に心がけてください。

  • しつけで長い時間、怒る
  • 問題行動をしても叱る時と叱らない時がある

などの行動は、愛犬を混乱させてしまうので、避けましょう。

失敗しても気にせず成功したら褒める

失敗しても長々と叱ったりするのはNG。

失敗させないような環境を作るのが重要です。

成功率を上げられるような対策を作ってあげましょう。

例えば、トイレシートを広めに設置して、シートの上でできたことを褒めてあげるなどが良いです。

「成功→褒める→成功→褒める」のこのサイクルが作れるようにして下さい。

愛犬の立場に立って考える

一方的に叱ったり、止めたりするのではなく、愛犬の立ち場に立って考えることも重要。

例えば、吠えている時です。

吠えるというのは、犬にも犬なりの理由があります。

  • なぜ吠えているのか
  • 何か伝えたいことでもあるのか

こういったこと犬目線で考えてみてください。

ビーグルに教えるべき4つのしつけ

こちらに駆けてくるビーグル

ビーグルに教えるべきしつけは、以下の4つです。

ビーグルに教えるべき4つのしつけ
  • お座り
  • トイレトレーニング
  • 待て
  • ハウス

お座り

「お座り」は、ビーグルに最初に教えるべき基本的なコマンドの一つです。

このコマンドは、食事の前や散歩の前など、日常生活の中で頻繁に使います。

トイレトレーニング

ビーグルのトイレトレーニングは、できるだけ早く始めることが重要です。

定期的にトイレに連れて行くことで、適切な場所で排泄する習慣をつけさせましょう。

待て

「待て」のコマンドは、危険な状況を回避したり、安全に散歩をさせるために必要です。

横断歩道や踏切などの場面で、必須のコマンドです。

ハウス

「ハウス」は、ビーグルに自分の安全な場所へと戻ることを教えるコマンドです。

これは、ビーグルが安心してリラックスできる場所を提供することにも繋がります。

ビーグルをしつける際に用意すべきもの

トイレトレー (2)

しっかりとしたしつけを行うためには、以下のものを用意すると良いです。

ビーグルをしつける際に用意すべきもの
  • ご褒美のおやつ
  • クレート・サークル
  • ペットシーツ・ティッシュ

ご褒美のおやつ

トレーニングで成功した際のご褒美として、必要です。

おやつを与えた方が、集中力も上がります。

効率よくトレーニングできます。

後でまとめて与えるのではなく、トレーニングに成功した瞬間に、ご褒美を与えるようにしましょう。

ただし、与えすぎにならないように注意してください。

主食であるフードを残したり、食べなくなるほど、与えないようにしましょう。

また、愛犬が肥満気味になってきたら、おやつを与える頻度を減らしてください。

ビーグルにおすすめのドッグフード16選!選び方も解説

クレート・サークル

ハウスやお出かけトレーニングの際に必要です。

トイレトレーニングの場面でも使います。

どちらも飼う上での必需品なので、揃えておいてください。

ペットシーツ・ティッシュ

初期のトイレトレーニングでは、ペットシーツやティッシュが必要となります。

これらを使用して、適切な場所で排泄する習慣をつけさせましょう。

【悩み別】ビーグルへの各トレーニングのしつけ方

ビーグル

それぞれの悩みに応じて、適切なしつけの方法をご紹介します。

トイレトレーニング

トイレトレーニングは、サークルの中で行う必要があります。

愛犬の排泄時間や間隔をメモしておいてください。

排泄時間帯を把握出来たら、時間が近くなったらサークルの中に入れてあげましょう。

サークル内にはトイレトレーを設置してください。

できるだけサークルを小さくして、トイレトレーでトイレをしやすい状態を作ってあげましょう。

上手くトイレが出来たら褒めてあげてください。

無駄吠えのしつけ方

無駄吠えの目的によって、しつけ方を変えましょう。

「要求のための無駄吠え」には、無視をし続けてください。

「吠えても要求が通らない」ことを、示してあげましょう。

「威嚇や警戒が目的の吠え」には、ハウスを覚えさせましょう。

インターフォンがなったときに興奮状態で吠えてしまう子には、ハウスを覚えさせてください。

ハウスを愛犬にとって、落ち着かせる環境にしましょう。

引張り癖

引張り癖を直すトレーニングは散歩中にしてください。

まずリードの長さを調節しましょう。

飼い主の手を下した状態で、リードが少したるむくらいの長さが良いです。

トレーニングの方法は、以下の通りです。

引張り癖解消トレーニングの方法

愛犬がリードを引張たら、その場で止まるようにして下さい

またリードは、はじめに持った位置から極力動かさないようにしましょう。

愛犬が戻ってきた時に、逆方向に歩いてください。

この時にまた引張りだしたら、止まってください。

このように、「引張たら止まって、戻ってきたら逆方向に歩く」を繰り返しましょう。

こうすることで、飼い主のことを意識しながら、犬が歩いてくれるようになります。

ビーグルの引張り癖のしつけでは、リードを引っ張った時は立ち止まり、リードが緩んだ時に進むことを繰り返すことで、引っ張らない歩き方を覚えさせます。

まとめ

この記事では、ビーグルのしつけが難しい理由や悩むことの多いしつけについて解説しました。

以下がまとめです。

この記事のまとめ
  • ビーグルはしつけが比較的難しい犬
  • 無駄吠えや甘噛み、引張り癖に悩むことが多い
  • しつけを行う際は、愛犬を理解しようとすることが重要
  • 成功しやすい環境を作ってあげよう
  • しつける前に、まずは信頼関係を築こう
  • ビーグルも根気強くしつけをすれば、大丈夫
  • ビーグルはフレンドリーで、優しい性格の犬

ビーグルのことを理解して、愛犬と良い関係を築いてあげてください。

しつけを行う際はなるべく、失敗しないような環境を作ってあげましょう。

関連記事

このサイトでは、他にも犬のコラムを投稿しています。

気になる記事があれば、ぜひご覧下さい。

犬の年齢を人間に例えると何歳?早見表や長生きしてもらうポイントなどを紹介

犬のお風呂の頻度はどれぐらい?年齢や犬種ごとに分けて紹介

犬が舐めてくる理由は?部位別の理由や舐めるのをやめさせる5つのポイントなどを紹介