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塩分控えめのおすすめドッグフード2選!塩分量の見方も解説

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

塩分控えめのおすすめドッグフード2選!塩分量の見方も解説

犬は人間ほど汗をかかないため、塩分を摂取する必要がないと考える飼い主さんや、塩分控えめのフードを与えたい飼い主さんもいるでしょう。

塩分の摂取量は、多くても少なくてもいけません。

犬の年齢や体格にあった塩分を摂取し、犬の健康を保つ必要があります。

この記事では、塩分控えめのおすすめフード2選や、塩分量の見方を解説します。

塩分控えめのフードを探している飼い主さんはぜひ参考にしてください。

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塩分控えめのおすすめドッグフード2選

塩分控えめのフードのなかでも、おすすめのフードを2選ご紹介します。

心臓に疾患がある犬や、減塩での治療が必要な犬は、医師に相談しながらフード選びの参考にしてください。

ロイヤルカナン心臓サポート2

ロイヤルカナン 食事療法食 犬用 心臓サポート2 3kg

ロイヤルカナン心臓サポート2は、ナトリウムが0.13 %で主に心臓に疾患がある犬や、獣医におすすめされた犬が食べる療法食です。

心疾患に伴う高血圧の犬に向けたフードのため、大幅に減塩されています。

塩分を控えると、血圧上昇を抑えられて心臓の負担も軽減できるでしょう。

ロイヤルカナンは、ペットショップや動物病院でも販売している有名なフードです。

塩分コントロールが必要かどうか、獣医師に相談してみるといいでしょう。

ホリスティックレセピーソリューション 減塩 生チキン&サーモン 2.4kg

ドッグフード ホリスティックレセピー・ソリューション 減塩 生チキン&サーモン

ホリスティックレセピーソリューションの減塩のフードは、塩分量を減らすために生チキンとサーモンを使用しています。

フードに含まれる実際の塩分量は0.09%で、かつAAFCO(米国飼料検査官協会)の必要塩分量基準を満たしたフードです。

減塩対策以外にも、アレルギー対策や皮膚病の対策にも有効的で、体の中から調子を整えて毛並みまで艶やかになるでしょう。

療法食とは

療法食とは、病気の犬や健康状態に対応し、栄養バランスに配慮された食べ物です。

病気の治療の一貫で、食事管理に気をつけなければならない場合に療法食を与えます。

一般的なフードよりも特別な栄養バランスで配合しているため、病気などで対策が必要な犬に一時的に与えるフードが多いです。

病院に受診したうえで、獣医師の指示を受けて与えるようにしましょう。

療法食は獣医師に相談してから与えよう

療法食は獣医師に相談して、指示を受けて与えるフードです。

飼い主の自己判断で与えていいフードではありません。

例えば減塩フードは主に心臓に疾患がある犬に与えます。

健康体の犬に「塩分はいらないだろう」という判断で、減塩フードを与えるのはよくありません。

一般のフードよりも過度に塩分を抑えているからです。

健康体の犬に減塩フードを与えると、必要な塩分量が摂取できずに体を壊してしまう可能性があります。

療法食は獣医師に相談して、期間や量などの与え方の指示を受けながら与えましょう。

犬にとって必要な塩分量

犬にとって必要な塩分量は、成犬と子犬や大きさで異なります。

ドッグフードに含まれる塩分量は、AAFCO(米国飼料検査官協会)に定められており、基準量は成犬では0.06%、子犬では0.3%です。

0.3%以上の塩分量を含むと、基準値よりも塩分量が高いフードと判断できます。

ただ、成分表には塩分という記載がなく、ナトリウムで表記されているか、そもそも表記自体がない場合もあるでしょう。

塩分量0.2%未満のフードを選ぼう

成犬も子犬も塩分量0.2%未満のフードを選ぶといいでしょう。

前述したAAFCOの塩分量を基準に、一般的なフードを仕分けると、0.3%以上の塩分を含むフードの種類が多いとわかりました。

0.2%前後の塩分量を含むフードの販売割合も多いため、0.2%前後のフードは比較的見つけやすいでしょう。

0.3%以上の塩分量を含むフードを与えた時の体への影響は定かではないですが、0.2%未満を与えるとAAFCOの基準を満たしているといえます。

犬と塩分の関係性

犬と塩分の関係性として、主に次の点が挙げられます。

  • 血液量のコントロール
  • 細胞間液のコントロール
  • 酸とアルカリのバランスのコントロール
  • 浸透圧の調整

塩分は犬の体内で大きな役割を担っています。

多すぎず少なすぎない量で、適度に塩分を摂取して、いきいきと健康に生きれるようにしましょう。

塩分不足で起きる症状

塩分不足で起きる症状には次のようなものがあります。

  • 食欲不振
  • 倦怠感
  • 筋肉痛

人間が汗をよくかいて塩分が欠乏すると、倦怠感や食欲不振をもたらすのと同じで、犬も塩分不足であらゆる症状を引き起こします。

これらの症状により、自力で立てなくなる犬もいるでしょう。

塩分不足になると、過剰に人の手やおしっこ、コンクリートなどを舐めて、塩分を摂取しようとします。

このような行動が見られたら、塩分が不足している可能性があるため、日頃から行動を観察してあげましょう。

塩分の過剰摂取により起きる症状

塩分を欠かしてはいけませんが、かといって塩分を多く与えればいいわけではありません。

過剰摂取によりもたらされる症状があることを知っておきましょう。

辛いものを食べると水を欲する人は多くいるでしょう。

犬も同様です。塩分を過剰摂取すると、喉が渇いてしまい、水をたくさん摂取します。

摂取した水は、ポンプの役割をしている心臓により、血液と一緒に送られます。

体内の水が多いと、通常の血液量よりも送る水分が増えるため、高血圧になり心臓に負担がかかるのです。

このことから、心臓に疾患がある犬は塩分をコントロールしたフードを与える必要があります。

また腎臓には、過剰に摂取されたナトリウムをコントロールし尿として排出したり、血圧を保ったりする役割があります。

腎臓が健康であれば問題ないですが、腎疾患がある場合は、ナトリウムの調整ができずに、過度な水分摂取や、嘔吐、痙攣などを引き起こすでしょう。

塩分の過剰摂取にならないように注意が必要です。

まとめ

犬の健康には塩分は欠かせません。

ただ、心臓や腎臓に疾患がある犬には、過度な塩分が負担になる可能性もあります。

おすすめの減塩フードを2選紹介しましたが、実際にフードに含まれるナトリウム量を調べて与えるのがおすすめです。

塩分不足や過剰摂取では体の健康に悪影響をもたらします。

手やおしっこを舐めるなどの、行動のサインをみてあげましょう。

病気による減塩は獣医師の指示を仰ぎ、適切に減塩対応してあげるといいでしょう。

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