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一万円で買える犬が売られているのはなぜ?問題があるの?

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

一万円で買える犬が売られているのはなぜ?問題があるの?

「えっ、この子1万円で売られている?いったいなんで?」

「なんでこんなに安いの?どうして?」

といった一万円で売られている犬を見て、心配に思った方がこの記事を読んでいる方の中には多いのではないでしょうか?

相場をかけ離れた価格で売られているのには、何かしらの事情があると考えられます。

この記事では、安く売られている時に考えられる理由を解説しています。

どんな事情があるのか、気になっている方はぜひご覧ください

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一万円で買える犬が売られている時に考えられる理由

背中を向ける犬

一万円で買える犬が売られている時に考えられる理由は、以下の通りです。

考えられる理由
  • 売れ時の時期を過ぎてしまった
  • あまり見た目が可愛くない
  • 毛色が良くない
  • 病気・先天性の疾患を持っている

売れ時の時期を過ぎてしまった

ペットショップの犬には売れ時というものがあります。

売れ時は、「生後1~3か月」。

この時期に売れないと、3~4か月を境に値段を安くするようにします。

やはり可愛い子犬の方に、注目されがちなので、安くするのです。

ペットショップとしては、売れ残られる子が多いと経営が厳しくなるので、なるべく早く売りたいのです。

1万円まで安くなったのであれば、生後8か月以上経っていることも想定されます。

長期間売れ残ってしまったので、大幅値下げに踏み切ったと考えられます。

あまり見た目が可愛くない

見た目があまり整っていないことが考えられます。

悲しいことですが、やはり整った可愛い子を家族に迎え入れたいと思う方が多いです。

お顔が整っていなければ、あまり注目されず選ばれなくなってしまいます。

生後間もない状態でも、売れ残ることを見越して、値下げしているのでしょう。

ペットを飼う方の多くは癒しを求めて、犬を迎え入れます。

家族の一員となる子なので、可愛い子を迎え入れたいと思ってしまうのは容易に考えられます。

毛色が良くない

犬の毛色も価格に影響を与える要素の一つです。

  • 毛色がきれいでない
  • 毛の模様がきれいでない
  • 被毛の質が良くなくて、不健康そう

といったように毛色・被毛の質・被毛の状態が理由の場合もあります。

毛の状態・模様が良い方が、魅力的に見えるので飼いたくなるでしょう。

病気・先天性の疾患を持っている

病気や先天性の疾患を持っている可能性があります。

先天性の疾患は、生まれつき持っている健康上の異常のこと。

体の外形や、臓器などに何らかの問題を抱えていると考えられます。

治療が必要だと分かれば、ペットショップは医療費を負担したくないので、大幅に値下げすることも考えられるでしょう。

安すぎて心配なら店員さんに事情を聞いても良い

ペットショップ (2)

売られている犬の値段が安すぎて心配なら、店員さんに聞いてもOK。

店員さんも聞かれることは想定しています。

値段が他の犬と明らかに違うので、お客さんが不思議に思うのは想定内です。

ただし、店員さんが全部話してくれるとは限りません。

店員さんの情報を100%鵜呑みにするのは、推奨できません。

事情を告げたら、ペットショップ側に不利益になる情報をわざわざ伝えるとは考えづらいです。

慈善事業ではなく、ペットショップもビジネスです。

売上や経費を考えて、経営しなければなりません。

子犬の通常相場は15~40万円

子犬の通常の相場は15~40万円程度です。

もちろん、犬種や血統、月齢も価格設定条件に影響があります。

15万円以上の費用はかかるので、1万円で販売されていたら、事情があると考えた方が良いです。

目玉犬として販売されることもありますが、都合の良い部分だけを見ないようにしましょう。

飼う前に事情を把握して、そのうえで飼うことで犬とも良好な関係が築きやすくなります。

ペットショップに子犬が販売されるまでにかかる費用

販売されるまでにかかる費用は、以下の通りです。

ペットショップに子犬が販売されるまでにかかる費用
  • 店内での飼育にかかるスタッフ人件費
  • 血統書の登録費用
  • 店舗の賃料
  • 水光熱費
  • 健康診断の費用
  • 感染予防の費用
  • 餌代
  • 飼育にかかる費用(おむつ、シート、タオルなど)
  • ブリーダーが飼育する費用

このように多くのコスト・手間がかかるので、当然値段は10万円以上はかかってしまうのです。

ですので、安すぎるのは不自然だというのは理解しましょう。

1万円の犬を飼っても問題がない場合もある

家族と満面の笑みの犬

これまで、「1万円の犬には、問題があることが想定される」ということを解説してきました。

ワンちゃんがペットショップで売られるまでの、流れを見れば、安いのは事情があると考えられるとは思います。

しかし、実際に飼ってみると、問題がないことも当然考えられます。

SNS上でも、

  • 「売れ残っていた犬を引き取ったが、15年間お利口に生きてくれた」
  • 「売れ残っていてほっとけなくて買ったが、今年で7歳。無事育ってくれました!」

といったようなコメントが見られます。

実際に飼ってみたら、スクスク健康に育ってくれることもあります。

「安く売られている犬は、絶対に飼ってはいけない」などそういうわけではありません。

「大切な命を育てていく」ということなので、責任が生じる事だけは理解しておいてください。

売れ残ってしまった犬はどうなるの?

犬

ペットショップで売れ残ってしまった犬は、下記に渡ると考えられています。

  • 犬の保護団体
  • 引き渡したブリーダーの元

一般的にはこれら2通りのいずれかのもとに、渡ります。

保健所に連れ込まれるという噂がありますが、法律の観点から考えられません。

「動物の愛護及び管理に関する法律」より、保健所はペットショップからの犬の引き取りを拒否できます。

よって、ペットショップの犬が保健所に連れていかれることは考えづらいです。

なりすましなどをしない限り、保健所に引き渡すことはできないと考えられます。

動物実験所に引き取られるなどの噂もありますが、これはデマです。

少なくとも、ペットショップで売られていた子が、実験所に連れていかれることはありません。

まとめ

この記事では、「一万円で売られているときに考えられる理由」「ペットショップに並ぶまでの費用」について解説しました。

以下がまとめです。

この記事のまとめ
  • 1万円で売られている理由は、「売れ残ってしまった」か「あまり可愛くない」ということもある
  • 売れ残ってしまうと、ペットショップは経営状態が厳しくなるので、値段を下げる
  • 生後2~3か月ごろの犬が、見た目が可愛いので一番売れやすい
  • 生後3か月を過ぎるころから、値段を下げることが検討されはじめる
  • 安すぎて心配の時は、店員さんに事情を聞いても良い
  • 子犬の通常の相場は15~40万円程度
  • 売れ残ってしまった犬は、「元のブリーダー」や「ボランティア団体」に引き渡される
  • 1万円で売られていても、絶対に問題があるわけではない。すくすく育ってくれる事例もある

1万円で売られていれば、多少なりとも疑念を抱いてしまいますよね。

相場からかけ離れているので、怪しいと思ってしまうのも無理はありません。

安すぎるのは何らかの事情があるので、よく検討してから飼いましょう。

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