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狂犬病ワクチンって打たないとバレる?免除される時はどんな時?

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

狂犬病ワクチンって打たないとバレる?免除される時はどんな時?

「狂犬病ワクチンって打たないとバレるの?」

「バレた場合は罰金があるの?どういう経緯でバレるの?」

といった、狂犬病ワクチンを打たないとバレるのかを危惧しているそこのあなた。

狂犬病ワクチンを打たないとバレない可能性もバレる可能性もあります。

年に160件近く、ワクチン未接種で検挙されていることを知っていましたか?

バレるバレない以前に、ワクチン接種は義務であり、法律違反なので罰則を受けなければいけません。

狂犬病は感染すると、人でも死んでしまうほど危険なものです。

絶対にワクチンを接種しましょう。

この記事では、「ワクチンの接種がばれるのか」「未接種による罰則について」を解説します。

狂犬病のワクチン事情について、詳しく知りたい方はぜひ読んでください。

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狂犬病ワクチンって打たないとバレる?

予防接種

狂犬病ワクチンはバレない可能性もありますが、発覚します(バレます)。

年に160件近く、ワクチン未接種で検挙されています。

検挙されるに至った経緯は明記されていませんが、検挙は実際に起きています。

警視庁の「令和3年における生活経済事犯の検挙状況等について」のP30を参照すると、以下の件数の検挙が明記されています。

ワクチン未接種の検挙件数
和暦 検挙件数
令和2年 163件
令和3年 160件

このように、毎年検挙されているのは事実です。

バレるバレないか以前にワクチン接種は義務

日本では、「狂犬病予防法」という法律があります。

簡単に言うと、「ワクチンを接種して、狂犬病の発生・蔓延を防止して、みんなが過ごしやすい環境にしよう」という法律です。

詳細を解説すると非常に長いので、気になる方は厚生労働省の資料「狂犬病予防法」をご参照ください。

狂犬病予防法により、年に1回の予防接種が義務付けられています。

法律であり、義務なので、接種しなければ罰金になります。

狂犬病のワクチンを打たないと20万円以下の罰金

法律と罰金

ワクチンを打たないと、20万円以下の罰金が発生します。

ただし、獣医師の判断のもと、ワクチン接種が免除になった場合を除きます。

年に1回の頻度での接種が義務づけられているので、毎年必ず受けてください。

獣医師の判断で免除にならない限り打たないとダメ

予防接種は義務付けられていますが、獣医師の判断で「接種が危険」とみなされた場合は打たなくても良くなります。

ワクチンを打つと副作用が出るからです。

子犬や老犬のように体力のない子が打つと、健康面で危険と判断される事例があります。

ただし、獣医師の判断のもとなので、自己判断で接種しなくてもよいとは思わないでください。

狂犬病ワクチンが必要な理由

犬

「なぜ狂犬病ワクチンって打たなきゃいけないの?」と思っている方もいるのではないでしょうか?

ワクチンが必要な理由は、狂犬病に感染すると人でも死んでしまうから。

1950年以前は狂犬病予防法がなく、野良犬も多くいたため、狂犬病にかかって多くの人がなくなっていました。

また狂犬病の犬が日本にたくさんおり、危険な環境だったのです。

現在の日本では、「狂犬病が発生しないこと」が当たり前になっていますが、それは犬の登録や予防注射の取り組みがあったからです。

狂犬病を発症するとほぼ100%の確立で死んでしまう

一度でも狂犬病を発症すると、100%の確立で死んでしまいます。

恐ろしく死のリスクが高いので、軽視してはいけない病気なのです。

狂犬病は犬以外の動物から噛まれた場合でも、発症するリスクがあります。

ちなみにウイルスを持った動物に、傷口を舐められるだけでも感染してしまいます。

簡単に感染し、発症すると死に至る恐ろしい病気なので、「狂犬病予防法」を守りましょう。

狂犬病ワクチンに関するよくある質問Q&A

犬 (17)

狂犬病ワクチンに関するよくある質問は以下の通りです。

狂犬病ワクチンに関するよくある質問Q&A
  • 注射による副作用はありますか?
  • 副作用にはどんな症状があるのですか?
  • ワクチンが免除される時はどんな時ですか?

注射による副作用はありますか?

注射による副作用はあります。

副作用が起きるタイミングは、接種後6時間以内。

副作用は起きる子と起きない子がいます。

子犬や老犬の方が、副作用は出やすいです。

副作用にはどんな症状があるのですか?

副作用により発症する症状は、以下の通りです。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱

これらの症状が起きます。

稀にではありますが、アナフィラキシー反応・アレルギー反応が起こることがあります。

  • 呼吸困難
  • 痙攣

これらの症状が起こることもあります。

ワクチンを接種した日は、家族の誰かが愛犬を見守れるようにしておいてください。

ワクチンが免除される時はどんな時ですか?

免除される時は、獣医師の判断により控えた方が良いとなった場合です。

免除される事例は、以下の通りです。

  • 過去に重い副作用を起こした
  • ワクチン接種することで犬の命が危険になる
  • 健康面で危険と判断される

これらの場合、免除されます。

まとめ

この記事では、「ワクチンの接種がばれるのか」「未接種による罰則について」を解説しました。

以下がまとめです。

この記事のまとめ
  • ワクチンの未接種で毎年160件近くの検挙がある
  • ワクチンの未接種は発覚するの可能性がある
  • ワクチンの未接種が発覚する経緯は不明
  • バレるバレないかの以前にワクチン接種は義務
  • ワクチン接種をしなければ、罰則を受ける
  • 罰則は20万円以下
  • 狂犬病は感染すると人間も死に至る非常に危険な病気
  • 獣医師の判断で免除にならない限り打たないとダメ
  • ワクチン接種は年に1回の頻度で義務付けられている
  • 今は狂犬病の感染事例を聞くことはないが、昔は沢山あった

ワクチンはバレるバレないかという問題ではなく、必ず受けましょう。

狂犬病予防法という法律なので、守らなければ罰則もあります。

他の犬とトラブルになったとき、人を噛んでしまったとき、などにワクチン接種をしていなければ、大変なことになります。

毎年必ずワクチン接種をして、みんなが過ごしやすい肉にしましょう。

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