尿路結石と診断を受けて、何をしたらいいか悩む飼い主さんや、対策を考えている飼い主さんもいるでしょう。
尿路結石は日頃からできる対策があり、その一つが尿路結石に合うフードを与えることです。
ただ、フードの種類がたくさんあり、何がいいか悩んでしまいます。
この記事では、尿路結石の犬におすすめのドッグフード7選と、尿路結石の原因や種類を解説します。
獣医師と相談しながら、尿路結石を改善できるようにケアをしてあげましょう。
尿路結石に悩む飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキング|人気137種の評判&安全性を比較
目次
尿路結石の犬におすすめのドッグフード7選
尿路結石の犬におすすめのドッグフード7選を紹介します。
尿路結石は犬にとって辛い症状なので、獣医師に早めに相談しなければいけません。
また、フードは療法食のため、獣医師に相談しながら与えます。
これから紹介する7つのドッグフードを参考に、獣医師の指示を仰ぐといいでしょう。
みらいのドッグフード 結石・膀胱炎用
みらいのドッグフード 結石・膀胱炎用は、和漢植物を配合しており、腸内環境を整えて体を健康に導きます。鹿肉や魚肉で高タンパク・低脂肪を実現しており、食いつきもいいでしょう。
尿路結石では、尿の㏗をコントロールして正常の数値にする必要があります。
漢方を含む自然食材を配合することで、尿の㏗を理想の数値にできるでしょう。
価格(税込) | 【通常】6,600円 【定期】5,060~6,050円 定期購入で約8〜24%OFF(1~10個購入した場合) ※2024年2月9日時点の価格情報 |
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内容量 | 1kg |
kg単価 | 5,060~6,050円(「定期」価格で買った場合のkg単価) |
原産国 | 日本 |
特徴 | 結石・膀胱のトラブルのために作られた薬膳特別療法食 |
対応犬種・年齢 | 全犬種・全年齢 |
カロリー | 332kcal |
粒の大きさ | 細長い形状で大きさはバラバラ |
原材料 | 生肉(鹿,馬,魚),大麦,玄米,国産雑節,サツマイモ,玄米,ヤシ,胡麻,菜種油,ビール酵母,和漢植物【ユーグレナ(ミドリムシ),オルニチン,セルロース,イヌリン,フランス海岸松,紫イペ,スリッパリーエルム,ネムノキ,菩提樹,ノコギリヤシ,ウラジロガシ,スピルリナ,コーンシルク,山芋,ツリガネニンジン,田七人参,朝鮮人参,当帰の葉,紅花,八角,菊花,ケイヒ,ウコン,DHA,亜麻仁,アンゼリカ,チャーガ(シベリア霊芝),霊芝,冬虫夏草,アガリクス,ハナビラタケ,プロポリス,クランベリー,タモギタケ,マイタケ,オトギリソウ,シロキクラゲ,山伏茸,メシマコブ,ガジュツ,ウコギ葉,ドクダミ,ハス胚芽,吉野葛,大棗(ナツメ),サラシア,カミツレ,ハトムギ,大麦若葉,陳皮,延命草,カノコソウ,黒豆,ザクロ,バイキセイ,麻(ヘンプ),甘茶,ケロッコパウダー,菊芋,クマザサ,アスタキサンチン,クロガリンダ,ノニ果実,サンザシ,サンシシ,ガラナ,モリンガ,生姜,キャッツクロー,板藍根,ローヤルゼリー,アロエベラ,甜茶,桑の葉,クコの実(ゴジベリー),MSM,ゴカヒ,ギョクチク,グアバ葉,ギムネマ葉,ブルーベリー,コラーゲン,緑イ貝】サチャインチオイル(耐熱性オメガ3脂肪酸),海藻(フコイダン),乳酸菌,オリゴ糖/グルコサミン,アルギニン,ロイシン,イソロイシン,バリン,リジン,メチオニン,タウリン,ビタミン類(B群,A,E,K),ミネラル類(亜鉛,銅) |
成分表示 | 粗蛋白質:21.1% 粗脂肪:7.3% 粗繊維:4.5%以下 粗灰分:6.0%以下 水分:10.0%以下 リン:0.65%以上 カリウム:0.75%以上 ナトリウム:0.075%以上 |
より詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
みらいのドッグフード【結石・膀胱用療法食】口コミ評判|愛犬のお試しレポも
ビルバック ストルバイト&シュウ酸塩結石
ビルバック ストルバイト&シュウ酸塩結石は、犬本来の食事にこだわって、タンパク質のうち動物性たんぱく質を85%以上配合しています。
尿路結石の種類をとわず、結石がみられたり、繰り返されたりする犬に与えるといいでしょう。
ミネラルの調整で尿の㏗を管理できるため、正常な数値に導きます。
リンの量も調整しており、腎臓への負担を軽減できるでしょう。
内容量 | 1㎏ |
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通常価格(税込) | 3,278円 |
特別価格(税込) | 2,950円 ※定期購入の場合初回10%オフ |
プリスクリプション・ダイエット ドッグフード c/d マルチケア
プリスクリプション・ダイエット ドッグフード c/d マルチケアは、ストラバイト尿石を溶かす作用や、新たな尿石ができるのを防ぐ作用があります。
主なタンパク質源はチキンで、小粒で食べやすく食いつきもいいです。
クエン酸カリウムが配合されており、尿の㏗をコントロールして、尿石が再発しないようにリスク軽減もできるでしょう。
尿路結石の種類に応じて開発されており、他にもs/dという商品で治療のサポートが可能です。
ただ、療法食のため、与える前に獣医師に相談しましょう。
内容量 | 1・3・7.5㎏ |
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通常価格(税込) | 6,867円
※3kg、Amazon参考価格 |
特別価格(税込) | – |
プリスクリプション・ダイエット ドッグフード u/d ユーディー プレーン
プリスクリプション・ダイエット ドッグフード u/d ユーディー プレーンは、シュウ酸カルシウム結石の犬に与えるフードです。
ミネラルのバランスを保ち、結石の原因となる尿の㏗をコントロールします。
結石が溶けるようにサポートしており、再発リスクも抑えられるフードでしょう。
フードのタイプは、ドライタイプと缶詰タイプがあります。療法食のため、獣医師と相談しながら与えましょう。
内容量 | 1・3・7.5㎏ |
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通常価格(税込) | 7,740円 |
特別価格(税込) | – |
ベッツワンベテリナリー pHケアライト チキン
ベッツワンベテリナリー pHケアライト チキンは、マグネシウム量を制限してストラバイト尿石の対策を、カルシウム量を制限してシュウ酸カルシウム結石の対策ができます。
尿の㏗を正常値にして、尿路を健康に促せるでしょう。
結石がでなくなったとの声もありますが、粒が大きく食べにくいとの声もあるため、ふやかして与える飼い主さんもいます。
低カロリーのため、尿路結石の原因の一つである肥満の対策も可能です。
内容量 | 3㎏ |
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通常価格(税込) | 4,560円 |
特別価格(税込) | – |
ロイヤルカナン ユリナリーS/O
ロイヤルカナン ユリナリーS/Oは、尿路結石ができにくいようにミネラル成分などの栄養を調整しています。
尿の量も調整しながら弱酸性の尿へ促しすことで、尿の㏗をコントロールできるでしょう。
ユリナリーS/Oには、肥満対策・小型犬用・エイジングケアなど、他にもフードの種類があります。
獣医師と相談しながら適切なフードを与えるようにしましょう。
内容量 | 3㎏ |
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通常価格(税込) | 6,245円 |
特別価格(税込) | – |
ビルバック 犬用 ストルバイト&シュウ酸塩結石
ビルバック 犬用 ストルバイト&シュウ酸塩結石は、製薬会社が販売しているフードです。
尿路結石の種類に関わらず与えられるフードで、ミネラル成分を管理することで尿の㏗の数値を正常に促します。
尿路結石のアプローチだけではなく、体重管理も行えるため、結石の原因の一つである肥満にもアプローチできるでしょう。
内容量 | 1㎏ |
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通常価格(税込) | 3,278円 |
特別価格(税込) | 2,950円 ※定期購入の場合初回10%オフ |
犬が患う尿路結石には2種類ある
犬が患う尿路結石は、ストラバイト尿石とシュウ酸カルシウムの2種類があります。
それぞれ解説するので、犬の尿路結石や治療など参考にしてください。
ストラバイト結石
ストラバイト結石は、炎症・頻尿・血尿などの症状が現れ、人間と同様に痛みを感じる場合もあるでしょう。
獣医師に専用の療法食を処方してもらうと改善できます。
療法食では、タンパク質・リン・マグネシウムなどが制限されたフードが適切なため、自己判断で与えるのではなく、獣医師の指示で与えるようにしましょう。
また、水分補給も効果的です。
水分で結晶を溶かし、体外から排出させることで症状を改善できるでしょう。
シュウ酸カルシウム結石
シュウ酸カルシウム結石は、頻尿・排尿痛・血尿などの症状が現れ、人間と同様に辛い痛みを感じるでしょう。
ストラバイト結石のように、療法食で改善が出来ないため、摘出手術が必要です。
手術後は、再発を防ぐために、水分を多く摂取させたり、ウェットフードを与えたりして対策をします。
とくに、多くの動物性タンパク質・ほうれん草・サツマイモなどの野菜は摂取を控えるようにしましょう。
排尿回数を増やし、尿路結石ができないように配慮が必要です。
愛犬の結石の種類は病院で診断してもらおう
愛犬の結石の種類は病院で診断してもらう必要があります。
結石の種類によって治療が異なるため、獣医師の判断のもと、適切なアプローチを行っていきましょう。
尿路結石用のフードへの変更で迷う人が多いですが、栄養制限も多く選び方が難しいため、獣医師に相談しながら決めるのがおすすめです。
適切なフードを与えて、尿路結石の再発を防げるようにしましょう。
尿路結石になる原因
尿路結石になる原因として次のことが考えられます。
- 体質
- 食事
- 肥満
- 水の摂取量が少ない
- 尿を我慢する
- 感染症
複数の原因が重なって尿路結石を引き起こす可能性もあるため、1つでも当てはまれば注意が必要です。
尿路結石の対策
日頃から取り組める尿路結石の対策は、水を飲ませることです。
水分不足で結石ができる恐れもあるため、必要量は飲ませるといいでしょう。
ただ、水を飲ませたくても飲んでくれるわけではないので、根気強く飲ませる必要があります。
どうしても水を飲まないときは、手やシリンジであげたり、ウェットフードやゼリーを与えたり、水で遊ばせたりするといいでしょう。
犬に与える水は何がいい?与えてもいい水や1日の量の目安などを紹介
まとめ
尿路結石には2つの種類があり、種類によって治療方法や与えるフードも変わります。
血尿が出たり、頻尿だったりといつもと異なる様子がみられたら、早めに獣医師に相談しましょう。
また、本記事で紹介した尿路結石におすすめのフードは、病院で取り扱っているフードが多いです。
自分で勝手に選ばずに獣医師の判断で適切なドッグフードを与えるようにしましょう。
なお、当サイト(いぬの読みもの)では、他にもドッグフードについての記事があります。
気になる人は、以下の記事もぜひご覧ください。