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ペットケアステーション大阪を直撃インタビュー!起業ストーリーやお仕事内容まで

いぬの読み
もの編集部

本日、インタビューにお答えいただく方はこのお方です!

\インタビューにお答え頂いた方/

ペットケアステーション大阪 代表

杉原 真理(すぎはら まり)

プロフィール

 人間の介護業界で介護の基本を学ぶと共に、愛犬(当時、9歳のシェパード)の将来への不安をキッカケに老犬(動物)介護の世界に入る。その後、トリミング資格を追加、シニア・高齢ペットを特徴としたサービス(訪問、預かり、トリミング)に従事。以来、現場での経験、実績を活かしたオーナーさん支援やプロ人材育成など、動物と人を繋ぐ活動に積極的にたずさわっています。

主な資格

【ペット関連資格】ペットケア専門士愛玩動物看護師(国家資格)/トリマー 【人の介護関連資格】介護支援専門員(ケアマネ) /介護福祉士(国家資格)

SNS・公式サイト

X(旧twitter)】,【公式HP】,【アメブロ】,【instagram】,【facebook

大阪府堺市堺区で、訪問介護やトリミングをはじめとするペットサービスを展開している『ペットケアステーション大阪』。

今回はいぬの読みもの編集部の「まさき」が、ペットケアステーション大阪様の代表である「杉原真理様」へインタビューを行いました。

起業ストーリーから、お仕事に対する考えやお仕事内容まで・・・。

この記事を読めば、ペットケアステーション大阪がどんな会社で、どんなことをしているのかが分かります。

「ペットケアステーション大阪ってどんな会社?」がぎゅっとまとまっている記事になっているので、ぜひご一読下さい!!

ペットケアステーション大阪代表 「杉原真理」さんってどんな人?

杉原真理さんってどんな人?

いぬの読み
もの編集部
まずは、杉原さんから簡単に自己紹介をお願いします。
杉原真理

はじめまして、こんにちは!
ペットケアステーション大阪代表の杉原真理です。

2008年、ペット介護のことがまだ一般に知られていなかった当時、唯一あった民間の老犬介護講座を学び、資格を取得。

地元、堺市に戻って「老犬の訪問介護サービス」として活動をスタートしました。

 

以降、オーナー(飼い主)さんと接する中で多くの要望をいただき、今ではわんちゃん、ねこちゃんを中心に若い子から高齢までペットシッター、ペットホテル、トリミングといった地元に密着したお世話の総合サービスを展開しています。

 

最近は、遠方のオーナーさんからのご相談、ご要望も増えたことから、地元、堺市を越えて『頑張る高齢ペットのオーナーさんのサポーター(応援者)』としての活動も進めています。

 

「私自身が通えないならば、、、」

 

から始まった、高齢ペットのコトで困っているオーナーさんの近くにペット介護のプロ人材を育成すべく「あなたの街の老犬・老猫サポーター」活動をスタート。

約10年経過しましたが、延べ180人近いプロ人材を輩出、活躍いただいてます。

杉原さんが老犬介護のお仕事を始めたキッカケとは?

老犬介護の仕事を始めたキッカケは?

いぬの読み
もの編集部
今のお仕事を始めようと思われたキッカケはなんですか?

ご縁があり人の介護業界で数年間、施設での介護のお仕事をさせていただいていました。

結果、「介護」に対しては日頃から考える機会は多かったです。

当時飼っていた9歳になる愛犬のシェパード

実は若い頃から足腰に不安があったのですが、老化にともない徐々に歩行し難い状況となっていました。

介護のお仕事をしていた関係上、老化からくる支障ということで生涯、お付き合いするのだろうという現実と覚悟はしていました。

ただ、いつか、この子(愛犬)が歩けなくなる時が来るのではないか?

そんな不安が、頭からずっとはなれなかったある日のコト。
その日は、お仕事で高齢者の車いす介助をしていたのですが、ふと思ったことが、

 

「犬(動物)も高齢になったら介護が必要になるのだろうか?」

「その時、私はこの子に対して何をしてあげられるのか?」

 

この疑問、不安をキッカケに、犬(動物)の介護について興味を持つようになりました。
ただ、当時は書籍は勿論、ネット上でも動物(犬、猫)に対する介護の情報はまだまだ少なかった。

 

それでも、

「犬(動物)にも介護って、やはり、あったんだ!」

そんな事実が嬉しいとともに、犬の介護についてもっと知りたい。

 

そんな想いが次第に強くなり、探しに探した結果、当時、唯一あった老犬介護を学べる民間の資格講座、ちょっと値は張りましたが、迷うことなく受講したことを覚えています。

目標もあったので、新しいコトを学ぶのに苦はありませんでした。

そして、早速、不安があった愛犬のシェパードで予防や介助を試したのですが、

「同じように愛犬の介護(介助)で困っている人は絶対に居るはず!」

そんな思い込みから、地元、堺市で今のお仕事を始め、現在に至っています。

杉原さんのお仕事に対する思いとは?

お仕事に対する思いとは?

いぬの読み
もの編集部
愛犬の将来への不安がキッカケから始まったとのことですが、今のお仕事に対する杉原さんの想い、こうしたいという考えがあれば教えて下さい。

「同じように愛犬の介護(介助)で困っている人は絶対に居るはず!」

ここから始まったペット介護のお仕事もすでに15年目

 

でも、私の想いはお仕事を始めた当時から変わっていないんですよね。

私自身、わんちゃん、ねこちゃんのイチ飼い主であるという証でもあることから、

『動物達とそのオーナーさんが、終生、健やかで楽しいペットライフを送られること。』

ペットも長寿高齢化が当たり前のこのご時世、改正動物愛護法による終生飼養の義務は勿論なのですが、やはり「健やかで楽しいが一番!」と切に想っています。

 

動物達とオーナーさんが「健やかで楽しいペットライフを送られる。」ために、

「あなたの街の老犬、老猫サポーター(=応援者)」であり続ける。』

私自身に課した使命であり、これまで変わらずお手伝いをさせていただいて来ました。

 

今後、時代やニーズが変わり、サービス自体が変わったとしてもこの想いは、今後も変わらないと思っています。

杉原さんの仕事で気を付けていること・実感していることは?

お仕事で実感していることは?

いぬの読み
もの編集部
普段、お仕事をされる時に実感しているコト、気をつけているコトは何ですか?

約15年前、創業当初、初めて自分の子以外での介護現場に出た時に感じたのが、

「実際の介護現場は、学んだこと(教科書)とは全然違う。」

でした。

 

お医者さんなど医療現場を経験された方は実感されているかと思いますが、

例えば、

  • 同じ歩行障害がある子でも犬種や年齢、いつ発症してどう対処されてきたか?
  • 歩行障害で今、一番困っていることが何で、その原因は何なのか?

などなど、勿論、わんちゃん、ねこちゃんが答えてくれるワケでは無いので、
オーナーさんからのお言葉と併せて自分自身の目でわんちゃん、ねこちゃんを観察する。

 

そして、学んだ知識、技術や経験した事例(ケーススタディ)と照らし合わせながら答えとして、お世話(介護)プランを導き出すって感じです。

つまり、教科書に書いてあることは、あくまでも一般的、基本敵な知識、技術。

このことは人間の介護業界にいたことで判っていたつもりでしたが、実際、現場に出るまで判っていなかったですね。

そこでアタマが真っ白になっていたら終わっていたのですが、そこは人間の介護業界で活動していたことが幸いしたことで、基本にもどり、1つ1つ解決していきました。

こういったことを繰り返した結果、2、3年経った頃には現場を見た瞬間に介護のイメージが湧くようにもなりました。

ということで、知識や技術も大事ですが、やはり一番大事なのは現場力
なので、今後、スタッフさんやパートナーさんが増えたとしても、に現場立っていたいと思っています。

あと、気を付けているコトと言われたら、
これも人間の介護業界や動物医療の現場を経ているコトもあり変わっていないのが、

「命を預かるお仕事である。」

という自覚でしょうか?

 

なので、何事をするにも安全・安心第一を心がけてきました。
結果、時に看取りにも立ち会う職業柄ですが15年経った今でも重大事故は『ゼロ』

ここは、私自身、イチバン誇りに思って良いことだと思っています。

ペットケアステーション大阪はどんなサポートをしているの?

どんなサポートをしているの?

いぬの読み
もの編集部
「あなたの街の老犬・老猫サポーター」ということですが、私達、老犬のオーナーにどんなサポートをしていただけるのでしょうか?
創業当時のサービスはたった1つ「老犬の訪問介護サービス」でした。
勿論、初めてのペット業界で直ぐに軌道に乗るほど甘い世界ではありませんでした。

最初のお客様(わんちゃん)は、シニアでしたがペットシッターでのご依頼でした。

介護の出番はありませんでしたが、最初のお客様とはその後もずっとお付き合いをさせていただきました。

当時シニアだった子も高齢になり、介護も必要になり、結果、最期を看取るまでお世話をさせていただきました。

ただ、普段のお世話でお話しをさせていただく中、
介護の出番が無かったシニア期ではありましたが、将来のための予防や早い段階での準備に関わらせていただいたことで、実際に介護状態になられた時も心身のサポートと併せて、
実際のケア(介助)もスムーズに入られました。

「若い頃に先生に出会えたこと、本当にありがとうございました。」

最期の時、そうおっしゃっていただいたことは勿論、
私自身、お客様、わんちゃんと共に多くのことを学ばせていただいことに感謝でしたね。

その後、訪問サービスから老犬OKのペットホテル、そして、ご要望から始まった犬にやさしいトリミング。

店舗サービス(第一の柱)が充実して来ると共に、現場での介護経験(ケーススタディ)もどんどん増えていきました。

主な地域密着型の店舗サービス
  • 訪問サービス(ペットシッター、訪問介護、訪問相談 など)
  • 預りサービス(ペットホテル、日中一時預かり など)
  • トリミングサービス(犬にやさしいトリミング、出張トリミング)

そして、時間と共に遠方からのお問合せやご相談も増えたことから、地元、堺市という営業エリアを越えた飼い主(オーナー)様支援サービスも徐々に拡大しました。

主な飼い主様支援サービス
  • リモートでもお悩み、不安のご相談窓口
  • 飼い主様ご自身がご自宅で愛犬、愛猫の介助が出来るための総合サポート
  • 飼い主様ご自身がご自宅で「老犬にやさしいトリミング」を実践出来るための総合サポート

ただ、お問合せやご相談が増えたことで私自身が対応出来ることにも限界が、、、

そこで、私自身が対応できないならば、ということから始まった第三の柱が、
ペット介護に関する知識、技術、そして、現場での実践スキルといった私の持てる全てを伝授するペット介護のプロ人材育成講座「ペットケア専門士養成講座」をスタートしました。

約10年掛けて170名以上のプロ人材を世に排出して来ました。
最近は、プロ人材として自立して活躍いただけるよう、講座修了後の創業サポートもスタート。結果、国内でも実績の多いプロ人材育成機関として認定いただけるようになりました。

主なプロ人材育成サービス
  • ペット介護のプロ人材育成講座の運営
  • トリマーさんのための老犬トリミング実践セミナー
  • ペット業者(トリマー、愛玩動物看護師、トレーナー など)のためのペット介護実践講座

創業から15年。
老犬の訪問介護サービスからスタートしたペットケアステーション大阪も、

  • 地域密着の現場サービス(第一の柱)
  • 遠方OK飼い主様支援サポート(第二の柱)
  • あなたの街のペット介護のプロ人材育成機関(第三の柱)

3つのサービスの柱(アプローチ)により、「ずっと『あなたの老犬・老猫サポーター』でありたい。」をモットーに今後も応援(サポート)を続けてまいります。

杉原様から飼い主の皆様へのメッセージ

飼い主の皆様にお伝えしたいことは?

いぬの読み
もの編集部
ありがとうございます。
最後に、私達、老犬のオーナーへ向けて何かメッセージがあればお願いします。
創業以来約15年間。
多くの老犬のオーナーさまとのご縁をいただき、私自身も成長させていただきました。

「15年を経て、もう、学ぶことは無いのでは?」

最近、生徒さんやお客様からお聞きする言葉があります。

ただ、不思議なことに学ぶことが尽きることってないんですよね。
勿論、15年間も続けていると、現場を見たり、話しを聞いただけで口から助言の言葉が出てくることは増えました。

それでも、未だに新しいケースや現場で学びになる事って結構あるんです。
むしろ、新たな学びや発見があるからこそ面白いですし、ヤリガイもあるんですよね。

最後に、私から皆様へのメッセージですが、

「健やかで楽しいペットライフを送る。」

そのために、もしもシニア、高齢のわんちゃん、ねこちゃんのコトで悩まれているならば、
ぜひ、ペット介護、高齢ペットのことを学んだ専門家(プロ)にご相談してみて下さい。

これまで、多くのご相談をいただく中で思ったことが、

「実際、悩みの多くは、話してみたり、相談されることで解決する」です。

実際にあった事例ですが、3か月間ずっと困っていて悩んでいたコトが、
勇気を出してご相談された結果、最初の15分間で解決した。

その勢いをかって残りの15分間で思っていたことをお話しすると、
モヤっとしていたコトも次々に解決。その方が最後におっしゃった言葉が、

「あ~っ。
何でもっと早く相談しなかったのかしら。あんなにずっと悩んでいたのに。」

最初に出た言葉が、悩みが解消されたことよりも、ずっと悩みを抱えていたことで、楽しいハズの愛犬とのペットライフを送れなかったことへの後悔でした。

勿論、当の本人にとっては深刻で重大なこと。

でも、悩みをずっと抱えたままだと、折角の愛犬、愛猫との楽しいペットライフも台無し。
なので、私からの最後のメッセージは、

「もしも今、シニア・高齢になるわんちゃん、ねこちゃんに関して
何か悩みがあって、折角のペットライフを楽しめていない。

そう感じていらっしゃるならば、想いのタケをぶっちゃけて楽になりませんか?」

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