心臓病の診断を受けた犬の飼い主さんや、心臓病に対応したフードを探している飼い主さんもいるでしょう。
ドッグフードを改善すると、心臓への負担軽減や他の器官の健康もサポートできます。
ただ、どのフードを与えたらいいか悩む飼い主さんも多いでしょう。
心臓に負担をかけず健やかに過ごせるようなフードを与えたいですね。
この記事では、心臓病の犬におすすめのドッグフード8選や、フードを選ぶ際のポイントを解説します。
心臓病対策のフードについて参考にしてください。
【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキング|人気137種の評判&安全性を比較目次
心臓病の犬におすすめのドッグフード8選
心臓病の犬におすすめのフードには、減塩タイプやタウリン、ポリフェノールなどが配合されているものがあります。
- 和漢みらいのドッグフード 特別療法食SI(心臓用)
- ヒルズ サイエンス・ダイエット〈プロ〉シニア 腎臓・心臓ケア機能
- ロイヤルカナン 療法食 犬用 早期心臓サポート+関節サポート
- ベッツソリューション ドッグフード 心臓サポート 犬
- ビオピュア ヘルツ・エアクランクンゲン オーガニック
- ロイヤルカナン療法食 心臓1+関節サポート
- デイリースタイル 犬用食事療法食 心臓サポート
心臓だけではなく、腎臓のサポートやシニア犬に向けたフードもあるため、状態に合わせてフードを選んであげましょう。
また、療法食はより効果が得られるように栄養素を特別に配合されているため、与える前に獣医師への確認をおすすめします。
和漢みらいのドッグフード 特別療法食SI(心臓用)
和漢みらいのドッグフードの特別療法食SI(心臓用)は、憎帽弁閉鎖不全症や心臓肥大など、心臓病に対応したフードです。ナトリウム・リン・銅を制限し、血圧上昇を防いで心臓への負担を軽減できるように考えられています。
本来犬が好きな鹿肉と魚を配合しており、食いつきもいいでしょう。
珍しい和漢植物を配合することで、腸内から健康をサポートし健康寿命にもいい影響を与えます。
価格(税込) | 【通常】6,600円 【定期】5,060~6,050円 定期購入で約8〜24%OFF(1~10個購入した場合) ※2024年2月9日時点の価格情報 |
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内容量 | 1kg |
kg単価 | 5,060~6,050円(「定期」価格で買った場合のkg単価) |
原産国 | 日本 |
特徴 | 心臓病や健康寿命のことを考えて作られた薬膳特別療法食 |
対応犬種・年齢 | 全犬種・全年齢 |
カロリー | 333kcal |
粒の大きさ | 細長い形状で大きさはバラバラ |
原材料 | 生肉(鹿,馬,魚),大麦,玄米,国産雑節,サツマイモ,玄米,ヤシ,胡麻,菜種油,ビール酵母,和漢植物【ユーグレナ(ミドリムシ),オルニチン,セルロース,イヌリン,フランス海岸松,紫イペ,スリッパリーエルム,ネムノキ,菩提樹,サンザシ,朝鮮人参,田七人参,紅花,冬虫夏草,クコの実(ゴジベリー),サンシシ,大棗(ナツメ),ウコギ葉,DHA,亜麻仁,アンゼリカ,霊芝,アガリクス,チャーガ(シベリア霊芝),ハナビラタケ,ギムネマ葉,ノコギリヤシ,プロポリス,クランベリー,ガラナ,キャッツクロー,生姜,八角,モリンガ,ハス胚芽,オトギリソウ,シロキクラゲ,マイタケ,タモギタケ,メシマコブ,山伏茸,アスタキサンチン,ノニ果実,クマザサ,クロガリンダ,菊芋,ケロッコパウダー,ドクダミ,カミツレ,ゴカヒ,ギョクチク,陳皮,大麦若葉,ハトムギ,延命草,吉野葛,ガジュツ,サラシア,ツリガネニンジン,MSM,ケイヒ,ウコン,菊花,当帰の葉,ウラジロガシ,グアバ葉,スピルリナ,甘茶,ザクロ,コーンシルク,バイキセイ,カノコソウ,麻(ヘンプ),黒豆,板藍根,桑の葉,山芋,ローヤルゼリー,甜茶,アロエベラ,緑イ貝,ブルーベリー,コラーゲン】サチャインチオイル(耐熱性オメガ3脂肪酸),海藻(フコイダン),乳酸菌,オリゴ糖/グルコサミン,アルギニン,ロイシン,イソロイシン,バリン,リジン,メチオニン,タウリン,ビタミン類(B群,A,E,K),ミネラル類(亜鉛,銅) |
成分表示 | 粗蛋白質:21.0% 粗脂肪:7.3% 粗繊維:4.5%以下 粗灰分:6.0%以下 水分:10.0%以下 リン:0.65%以上 カリウム:0.75%以上 ナトリウム:0.075%以上 |
より詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。
みらいのドッグフード【心臓用療法食】口コミ評判|愛犬のお試しレポも
ヒルズ サイエンス・ダイエット〈プロ〉シニア 腎臓・心臓ケア機能
ヒルズ サイエンス・ダイエット〈プロ〉は、シニア犬の腎臓や心臓の機能をサポートするフードです。
シニアになると、体の機能が全体的に低下します。
このフードでは、腎臓の数値を正常にできたとの声や、心臓病が改善できたとの声もあり、シニア犬にあったアプローチができるフードだといえるでしょう。
主なタンパク質源はチキンで、食欲がおちやすいシニア犬でも食いつきがいいフードです。
各器官を健康に保ち、免疫力を上げて元気に過ごせるでしょう。
内容量 | 1.6kg/3.3kg |
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通常価格(税込) | 3,327円(3.3kg)
※Amazon参考価格 |
特別価格(税込) | – |
ロイヤルカナン 療法食 犬用 早期心臓サポート+関節サポート
ロイヤルカナンはペットショップだけではなく病院でも取り扱っており、療法食も作っています。
このフードは療法食のため、基本的には獣医師の指示のもと与えるフードです。
初期の心疾患や関節炎をやわらげるために、ナトリウム量を調整したり、ウコンエキスやコラーゲンなども配合しています。
早期心臓サポートフードとして、疾患を患いやすい犬種の体の健康維持にも使えるでしょう。
内容量 | 3kg |
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通常価格(税込) | 8,456円 |
特別価格(税込) | – |
ベッツソリューション ドッグフード 心臓サポート 犬
ベッツソリューション ドッグフード 心臓サポートは、1963年から続くイタリアのメーカーで作っています。
心臓疾患の犬のために調整されたフードで、高血圧を予防し心臓に負担がかからないフードです。
また、心不全により体を活発に動かせなくなると筋肉量が落ちてしまうため、豊富なタンパク質で補えるようにも配慮されています。
内容量 | 800g |
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通常価格(税込) | 2,220円 |
特別価格(税込) | – |
ビオピュア ヘルツ・エアクランクンゲン オーガニック
ビオピュア ヘルツ・エアクランクンゲン オーガニックではドイツでオーガニック認証機関の認定を受けています。
缶詰のフードで1点1点手作りされており、手の込んだフードです。
ナトリウムを低減しカリウムやマグネシウムを含むことで、高血圧になりにくく心臓への負担を軽減するフードに仕上げています。
缶詰タイプでシニア犬でも食べやすいと評判です。
内容量 | 400g |
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通常価格(税込) | 1,650円
※楽天参考価格 |
特別価格(税込) | – |
ロイヤルカナン療法食 心臓1+関節サポート
ロイヤルカナン療法食 心臓1+関節サポートは、タウリンやL-カルニチンを配合しており、血圧のコントロールをすることで心臓の負担を軽減しています。
心臓だけではなく、血管や関節などの健康もサポートするため、総合的に体の調子を整えられるでしょう。
心臓病の初期段階からサポートできる療法食です。
内容量 | 3kg |
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通常価格(税込) | 8,456円 |
特別価格(税込) | – |
デイリースタイル 犬用食事療法食 心臓サポート
デイリースタイル 犬用食事療法食 心臓サポートは、獣医師が開発したフードで、食の改善を通して健康に過ごせるようにと作られています。
主なタンパク質は犬が好んで食べる鹿肉です。
30時間以上煮込んでうまみを凝縮しており、食いつきがよく栄養も吸収しやすいでしょう。
内容量 | 1kg |
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通常価格(税込) | 5,610円 |
特別価格(税込) | – |
心臓病の犬に適したドッグフードを選ぶ際のポイント
心臓病の犬に適したドッグフードを選ぶ際の、3つのポイントを解説します。
- 低カロリー(340kcal以下)なフードであるか
- 塩分の調整がされているか
- 心臓に良い栄養素が含まれているか
低カロリー(340kcal以下)なフードであるか
低カロリーなフードを与えて肥満にならないようにすると、心臓病の対策にもなるでしょう。
肥満気味の犬は通常よりも血管が伸びてしまい、血液の循環を行う心臓の負担も大きくなります。
肥満気味を解消するには、運動を行うだけではなく食事制限をする必要があります。
340kcal以下の低カロリーなフードを与えて、肥満・心臓対策をしましょう。
塩分の調整がされているか
心臓病の対策には、塩分の調整がされたフードが欠かせません。
塩分を摂取すると水分を欲してしまいます。
心臓は、水分や血液の循環を促すために通常よりも多くの負担をかけて働くでしょう。
塩分の調整がうまくいかないと、心臓に水分が貯まってしまう恐れもあります。
心臓の負担を少なくするためにも、塩分の調整がされているフードを選ぶといいでしょう。
心臓に良い栄養素が含まれているか
心臓に良い栄養素が含まれているフードは、心臓病の悪化を防ぎ、体のケアにも繋がります。
次の栄養素が含まれているかを確認するといいでしょう。
栄養素 | 定義や効能など |
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L-カルニチン | 心臓病を患う犬に与えると、生存率の改善が見込める栄養素です。
L-カルニチンは、アミノ酸から合成されて体内でもつくられる栄養素ですが、フードで補ってあげるとより効果的でしょう。 |
タウリン | タウリンは血圧を正常にコントロールするため、心臓の働きの負担を軽減できます。
カルシウムを運ぶ働きもあり、心臓のサポートもできるでしょう。 |
ポリフェノール | ポリフェノールは一酸化炭素の生成を抑え、血管の平滑筋を緩める働きがあります。
平滑筋を緩めると血圧上昇を抑えられるため、心臓への負担も軽減できるでしょう。 |
まとめ
心臓病に対応したフードには、減塩タイプや、タウリン・ポリフェノール・L-カルニチンが配合されたタイプなど、さまざまな種類があります。
心臓にかかる負担を軽減できるだけではなく、関節や腎臓など他の器官を健康に導けるでしょう。
どのフードを与えるといいか悩んだ際は、配合されている栄養素を確認する必要があります。
特に療法食を与える際は獣医師と相談し、心臓へのケアやアプローチができるようにしましょう。
なお、当サイト(いぬの読みもの)では、他にもドッグフードについての記事があります。
気になる人は、以下の記事もぜひご覧ください。
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