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犬がしつこく顔をなめるのはなぜ?やめさせる方法や対処法

犬がしつこく顔をなめるのはなぜ?やめさせる方法や口・手の場合の対処法

犬の行動にはサインが隠れていると言いますが、しつこく顔をなめてくるのはなぜなのか、「愛情表現かな」と思う人も多いでしょう。

ただしつこくなめてくるのには、ネガティブな心理が関係している可能性もあるのです。

この記事では、犬がしつこく顔をなめるのはなぜか、やめさせる方法や口や手の場合についても解説します。

行動心理を知り、愛犬の気持ちを理解しましょう。

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犬がしつこく顔をなめる理由は「不安」が原因の恐れがある

飼い主の顔を舐めようとする犬

犬がしつこく顔をなめる理由は、「不安」でストレスを感じているという原因が考えられます。

例えば、なめてきたときに注意すると多くの犬は中断しますが、何かに不安を感じている犬はなかなかやめられません。

飼い主の顔を舐めてストレスを緩和していると考えられるでしょう。

愛犬が何にストレスを感じているのか想像し、他の問題行動に繋がらないように病院に連れて行くと良いですよ。

犬がしつこく顔をなめる理由

顔を舐められる飼い主さん

犬が顔をなめる主な理由は以下のようなものが考えられます。

犬が顔をなめる理由
  • おねだりするため
  • 愛情を表現するため
  • 食べ物のにおいが顔からするから
  • かまって欲しい
  • 心を落ち着かせたい
  • 信頼している証拠

どんな理由でなめているのか考えると、愛犬への理解も深まりますよ

おねだりするため

犬は飼い主に何かおねだりするために、顔をなめるケースがあります。

飼い主の顔をなめて気を引き、おやつやご飯、散歩などを要求しているのです。

「そろそろ散歩の時間かな」と、何をおねだりしているのか考えてあげましょう。

愛情を表現するため

犬は飼い主が大好きで愛情を表現するために顔をなめているケースがあります。

野生の本来の犬も、自分の群れや家族の顔をなめて、愛を伝えたり絆を確かめたりしているのです。

愛情を伝えてくれているということは、信頼関係ができていて犬にとっても幸せだという証拠ですね。

食べ物のにおいが顔からするから

飼い主が何か食事をして食べ物のにおいが顔からするため、顔をなめているケースがあります。

大好きな飼い主から、食べ物のにおいがしたらなめたくなりますね。

食べ物を要求しているとも考えられるため、適切なタイミングで食事やおやつを与えましょう。

かまって欲しい

犬が顔をなめる行動の一つの理由は、「もっと遊んでほしい」「かまってほしい」という気持ちの現れの可能性があります。

特に、社交的な性格の犬は、顔を舐めるという行動で自分の存在をアピールする場合があります。

子犬のころから親犬や対して注意を引くために行う行動の名残であることも考えられます。

飼い主さんが反応すると、「顔をなめると相手してもらえる」と学習してしまう可能性があるため注意が必要です。

心を落ち着かせたい

犬は不安やストレスを感じた際に、飼い主さんの顔をなめることで自分を落ち着かせようとすることがあります。

犬が母親に舐められることで安心感を得ていた幼少期の記憶に起因すると考えられています。

生活環境に変化があったり、新しい場所に行ったときなどの環境の変化のときに見られることが多いです。

犬が飼い主さんの顔を舐める行動が頻繁に見られる場合、愛犬の生活環境や日常のストレス要因を見直すようにしましょう。

犬がリラックスできる環境を整えてあげることが大切です。

信頼している証拠

犬が飼い主さんの顔をなめる行為は、愛情や信頼を示す行動でもあります。

犬同士がお互いの顔を舐め合う場合は、互いに敵意がないことを示しているとされています。

犬が飼い主さんの顔を舐める場合、信頼しているということを示している可能性があります。

ただし、不安や恐怖が原因で同じ行動を取る場合もあります。

普段と違う環境や行動パターンに注意を払いましょう。

犬がしつこく顔を舐めるのを辞めさせる方法

シーズー

顔をなめる行為は犬からの愛情表現でもありますが、しつこくなめられると疲れてしまいますね。

犬の顔なめをやめさせるには、次の方法を試すと良いでしょう。

犬の顔なめをやめさせる方法
  • 「ダメ」と短く注意する
  • ストレスを抱え込ませないような接し方をする
  • 一旦落ち着かせるために愛犬から距離を置く
  • 手で口元を隠す
  • 背を向ける
  • 気をそらす
  • リアクションを取らない
  • 適切なタイミングで注意する

また、なめ癖がついている場合はすぐには直せないため、根気よく取り組むと良いですよ。

「ダメ」と短く注意する

犬が顔なめをはじめたら、「ダメ」と短い言葉で注意をします。

短くはっきりと伝えると、言葉を理解してやめられるようになるでしょう。

顔なめ以外にもやめさせたい行動があれば、一貫して「ダメ」と伝えると、より指示の理解を深めて飼い主の指示を聞きやすくなりますよ。

ストレスを抱え込ませないような接し方をする

犬が顔をなめている原因がストレスであれば、ストレスを抱え込ませないような接し方をしましょう。

犬のストレス軽減のために、次のようなポイントで現状を確認すると良いですよ。

ストレスを抱え込ませないような接し方をする
  • 落ち着いた環境を用意する
  • コミュニケーションをとり愛情を伝える
  • 運動や知能を刺激する
  • 一旦落ち着かせるために愛犬から距離を置く

まず、犬の気持ちが安らぐ環境を見直し、大きな音がない落ち着いて過ごせる居場所を用意します。

環境の改善だけではなく飼い主さんからの愛情を受けるとストレス軽減できるため、遊びや散歩などコミュニケーションを十分にとりましょう。

他にも、多くの運動が必要な犬種や、知能が高く賢い犬種は、体力や頭を使うとストレス軽減できます。

愛犬に合わせてストレス軽減の対処をしましょう。

一旦落ち着かせるために愛犬から距離を置く

顔なめがやめられない場合は、一旦落ち着かせるために愛犬から距離を置くと良いでしょう。

物理的に届かない場所に顔があると、なめたくてもなめられません。

愛犬が落ち着くまで一時的に距離を置き、リラックスさせましょう。

手で口元を隠す

犬が顔をなめようとした瞬間に、手で口元をガードするのも効果的です。

手で口元をガードすることにより、犬のなめる行動が物理的に制限されます。

手で遮る動作は穏やかに行い、犬を驚かせたり叱ったりしないように注意しましょう。

背を向ける

犬が顔を舐めようとしたときに静かに背を向ける方法が効果的です。

飼い主さんが犬と視線を合わせないことで、飼い主さんにかまってもらえないと理解します。

背を向けた後は犬の行動が落ち着くまで反応しない状態を保つことが重要です。

気をそらす

犬が顔を舐めてくる場合は、犬の興味を別の対象に向ける方法もあります。

お気に入りのおもちゃやおやつを活用して犬の気をそらすという方法です。

顔をなめる以外の行動に誘導しましょう。

行動を適切に切り替えることに役立ちます。

リアクションを取らない

犬が顔をなめたときにリアクションを取らないようにすることも大切です。

犬に顔を舐められたときに飼い主さんが反応することで、犬はかまってもらえると学習する可能性があります。

犬に顔を舐められても無反応を徹底することで、徐々に行動を減少させられる場合があります。

適切なタイミングで注意する

顔を舐める行動を抑えるためには、適切なタイミングで指示を出すことも有効です。

ただし、声のトーンは低く落ち着いていることが重要です。

同時に、舐めるのをやめた際には褒めてあげることで、正しい行動を強化することにつながります。

愛犬に顔を舐められそうになったときの注意点

飼い主さんに抱っこされる犬

犬が飼い主さんの顔を舐める行動には愛情や信頼の表現が込められていますが、注意が必要な場合もあります。

以下では、犬に顔を舐められることで起こり得るリスクについて解説します。

感染症のリスクがあるため顔を舐めさせないようにする

犬の口内には多種多様な細菌が存在しています。

犬に顔を舐められることにより、感染症の原因となることがあります。

特に免疫力が低下している場合には注意が必要です。

犬が口にしてはいけない物を顔につけていないか

犬は嗅覚が鋭く、飼い主さんの顔や口周りの匂いに敏感です。

しかし、化粧品やスキンケアなどは犬にとって有害な物質を含んでいることがあります。

化粧やスキンケアなどをしている場合は、犬に顔を舐めさせないように注意しましょう。

犬が顔を舐める行為には愛情表現というポジティブな側面がありますが、注意が必要です。

愛犬と安全に触れ合うためには、適切な予防策を取ることが大切です。

犬の健康と飼い主さん自身の健康を守るよう心がけましょう。

人が犬に口をなめられるのは危険

犬と赤ちゃん

人が犬に口をなめられるのは感染症を引き起こす可能性があり危険です。

想定される感染症には、パスツレラ病があります。

一般的には50%程の犬が、口腔内や鼻腔にパスツレラ病菌を保持しており、口をなめられたり噛みつかれたり引っ掻かれたりして感染する恐れがあるのです。

人間が感染したら、皮膚の化膿や外耳炎、呼吸器系の疾患などのリスクがあり、特に免疫力が低い人の感染が多いと言われています。

口をなめられないように、「待て」をさせたり自分の口を手でふさいだりして対処しましょう。

不衛生なのでなめられたらすぐに洗おう

犬は不衛生な場所や体などをなめるため、顔や口をなめられたらすぐに洗いましょう。

なめられるのを嫌がると犬にとっては悲しいですが、排泄物を口にしたり散歩時に匂ったりする犬もおり、衛生的とは言えません。

犬が口をなめてきたらすぐに洗い、その後体調の変化があれば速やかに病院へ行きましょう。

犬となめるに関するよくある質問Q&A

犬と子供

犬となめる行為に関するよくある質問を紹介します。

犬が手をしつこくなめる心理は?

犬が手をしつこくなめる心理は、手についている食べ物のにおいが気になっていたり、遊んでほしいとアピールしたりしていると考えられます。

甘噛みに発展したら遊んでほしいサインの可能性があるため、おもちゃを投げたり、引っ張り合ったりして遊ぶと良いでしょう。

また、顔をなめるのと同様でストレスを感じているケースもあるため、ひたすらなめるのであれば何がストレス要因か考える必要がありますね。

犬がずっと飼い主の口をなめるのはなぜ?

犬がずっと飼い主の口ををなめる主な心理は、愛情表現やストレスの軽減があるでしょう。

犬社会では愛情表現として顔や口をなめたり毛づくろいをしたりするので、飼い主が大好きな証拠です。

一方で、飼い主に何か不安を訴えていたり、なめる行為で安心を得ていたりするため、愛犬が何に不安を感じているのかを考えてあげましょう。

飼い主以外の顔・口を舐めるのはなぜ?

犬は飼い主以外の顔や口をなめる場面もありますが、飼い主の時とは違った気持ちでなめています。

初対面でもなめに行くのは人懐っこい犬が多く、相手を観察したい気持ちや、「仲良くしてほしい」という気持ちの表れでしょう。

口をなめるのは望ましくないため、飼い主以外になめに行った際も、「待て」と声をかけて距離をとらせると良いですね。

犬がしつこく顔を舐める行動は辞めさせよう

犬が顔をなめるのは、愛情表現やストレス、何かをおねだりするなどの理由があります。

言葉で伝えられない分、顔や口、手をなめて気持ちを伝えているのです。

ただ、口をなめられたり傷口から唾液が入ったりすると、感染症を引き起こす恐れもあるため、なめた部分は綺麗に洗うようにしましょう。

愛犬がどんな気持ちでなめているのか、考えてあげると面白いですよ。