「安いドッグフードはなんで安くできてるの?」
「安いドッグフードって安全面は大丈夫なの?」
そうお悩みの飼い主の皆さん。
愛犬にかかる食費をできるだけ抑えたいと思いつつ、安過ぎるドッグフードは安全面で気になる方も多いと思います。
「安いから悪い」と一概に決めつけることはできません。
ですが、その価格の裏にどのような原材料が使用されているのか、製造過程でどのような工夫がされているのかを理解することは非常に重要です。
本記事では安いドッグフードがもたらすリスクや危険性について詳しく解説し、さらに愛犬に最適なフードを選ぶためのポイントや具体的な方法をご紹介していきます。
安いドッグフードはなぜ安く作れるの?
愛犬の健康を考える上で、ドッグフード選びは非常に重要なポイントです。
価格が安いドッグフードにはその低価格の裏にさまざまな理由があり、それが愛犬の健康に悪影響を及ぼす可能性もゼロではありません。
安いドッグフードを作れる主な理由は以下の通りです。
- 原材料の質が悪い
- 製造過程でコスト削減ポイントがある
それぞれ詳しくご紹介していきます。
原材料の質が悪い
安いドッグフードの多くは、コスト削減のために低品質な原材料が使用されている場合がほとんどです。
病死した動物の肉や人間の食用として適さない部位、加工過程で生じる副産物が使用されることがあります。
これらは栄養価が低く、品質も安定していないため愛犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
製造過程でコスト削減ポイントがある
ドッグフードの製造コストを削減するために、以下の方法が取られることがあります。
穀物を多用する:穀物は安価であり、ドッグフードのかさ増しとして使用されることがあります。
しかし、犬は穀物を消化しにくいです。
そのため、消化不良を起こしたりアレルギーの原因となることもあるので注意が必要です。
人工添加物の使用:安いドッグフードは保存料や着色料などの人工添加物を使用することで、製品の見た目や保存性を向上させているものがほとんどです。
しかし、これらは健康リスクを伴うことがあります。
安いドッグフードを与え続けるリスク
一時的に安いドッグフードを与える分にはすぐに健康問題が出てくるということはあまりありません。
ですが、長期的に与えることで徐々に健康問題が出てくることがあります。
安いドッグフードを与え続けるリスクは主に以下の通りです。
- 栄養バランスの欠如
- アレルギや健康問題のリスク
- 長期的な健康影響
一つずつ詳しくご紹介していきます。
栄養バランスの欠如
安過ぎるドッグフードでは、必要な栄養が十分に取れない場合があります。
低品質な原材料の使用や栄養強化の不足により、ビタミンやミネラルが十分に含まれていないことがあるのです。
これにより、免疫力の低下や成長不良などの健康問題が発生してしまう可能性も。
ドッグフードを選ぶ際は、ぜひ原材料を確認してみてください。
アレルギーや健康問題のリスク
安いドッグフードに含まれていることが多い特定の成分や添加物は、犬の健康状態に影響を及ぼすことがあります。
代表的な健康問題は以下の通りです。
低品質なタンパク質が原因のアレルギー
質の低いタンパク質源や、特定の穀物の使用により愛犬がアレルギー反応を引き起こすことがあります。
アレルギーを発症すると皮膚の痒みや消化不良などを起こしてしまうので注意が必要です。
肥満・腎臓病・心臓病などの可能性
栄養バランスの偏りや過剰なカロリー摂取により、肥満やそれに伴うさまざまな疾患のリスクが高まります。
また、過剰なナトリウムやリンの摂取は、腎臓や心臓に負担をかけることも。
必ずしも悪いとは言えませんが、高品質の原材料や無添加のドッグフードに比べてリスクが高いのです。
価格だけでなく原材料の質や栄養バランス、添加物の有無などを確認し、なるべく信頼できる製品を選ぶよう心掛けましょう。
高品質を選んだ方が良い理由
ここからは、高品質なドッグフードを選ぶ理由とその具体的な選び方について詳しく解説します。
高品質なドッグフードの特徴
高品質なドッグフードの特徴には、主に以下のような特徴があります。
良質なタンパク質を使用している
主原料として高品質な動物性タンパク質を使用していることが多く、これにより筋肉の維持や免疫力の向上が期待できます。
特に、ヒューマングレード(人間が消費できる品質)の肉を使用している製品は品質の高さを示しており安心材料になります。
人工添加物の少なさ、もしくは無添加
保存料や着色料などの人工添加物を使用していない、または最小限に抑えている製品は愛犬の健康リスクを減らすことができます。
なるべく無添加のものを与えたいと思うものですが、無添加で高品質なドッグフードはかなり費用がかかってしまいます。
予算内で原材料が一番品質の良いものを選ぶと良いです。
ドッグフードの選び方のポイント
ドッグフードを選ぶ際は、以下のポイントに注目してみてください。
第一原材料が「肉」であることを確認する
原材料は、含有量の多い順に記載されています。
最初に「チキン」や「ビーフ」など具体的な肉の種類が記載されている製品は、動物性タンパク質を主原料としている証拠です。
逆に、「肉類」や「副産物」などの曖昧な表記は4Dミートなど低品質な原料を含む可能性があります。
そのため、具体的な原料名が記載されている製品を選ぶことが望ましいです。
4Dミートとは、病死をした動物の肉や死にかけの動物の肉などの人間用では使えないような品質のお肉のことです
信頼できるブランドを選ぶ
AAFCO(米国飼料検査官協会)などの基準を満たしている製品は、栄養バランスが適切であると認められています。
パッケージにこれらの認定マークがあるか確認できると良いです。
また、日本にはユニ・チャームやヒルズ、ペットラインなどの大手メーカもあります。
このような大手メーカーのフードを選ぶのも比較的安心でおすすめです。
製造元の透明性
製造過程や原材料の供給元を公開しているメーカーは、品質管理に自信を持っていると考えられます。
公式ウェブサイトやパッケージ情報を確認し、信頼性を判断しましょう。
中には、人間の食材を扱えるレベルの衛生管理を行っている工場で製造しているドッグフードも存在します。
高品質なドッグフードが必ずしも高額とは限らない
高品質なドッグフードは費用がかかるものが多いですが、品質が高く価格も手頃なドッグフードが存在します。
例えば、「ヒルズ」や「ナチュラルバランス」などはヒューマングレードの原材料を使用しながら、比較的リーズナブルな価格帯で購入できます。
比較的価格が低くて高品質なドッグフード
ここからは、購入しやすい高品質なドッグフードをご紹介していきます。
ナチュラルバランス
ナチュラルバランスは、アレルギーへの配慮もしっかりとされている専門家のこだわりが詰まったドッグフードです。
ナチュラルバランスの特徴は以下の通りです。
- グレインフリーの商品も多くある
- 遺伝子組み換え等を一切していない高品質な肉類や素材を使用
- 噛む力が弱い子犬や小型犬、高齢犬でも食べやすい
- 30種類の栄養サプリメント配合で栄養面も安心
ヒルズ
ヒルズは、ペットショップやホームセンターなど多くのお店で目にすることがあると思います。
馴染みの多いヒルズの特徴は以下の通りです。
- ヒルズ製品の栄養を業界最高レベルで研究
- 厳しい品質基準を満たしているサプライヤーとしか取引をしていない
- 用途に合わせたフードを選びやすい
- グレインフリーもしっかりある
ニュートロ
ニュートロやシュプレモも、ペットショップなどで幅広く取り扱われているペットフードブランドです。
厳選された自然派素材が嬉しいニュートロの特徴は以下の通りです。
- 第一主原料が肉や魚
- 香料・着色料不使用
- ヒューマングレードの原料
- 化学合成物不使用
まとめ
本記事では、安いドッグフードはダメなのか?や安いドッグフードを与え続けるリスクなどについてご紹介してきました。
安いドッグフードには、低品質な原材料や人工添加物が含まれていることが多く栄養バランスの欠如やアレルギー、長期的な健康リスクなどさまざまな問題を引き起こす可能性があります。
一方で、高品質なドッグフードは良質なタンパク質を使用し、人工添加物を最小限に抑え、愛犬の健康を維持するために最適な栄養バランスが整えられています。
飼い主さんの予算内の中で、なるべく高品質なドッグフードを選んで愛犬に与えることが大切です。

