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老犬(シニア犬)向けの柔らかいタイプのドッグフード9選!国産品も紹介

老犬(シニア犬)向けの柔らかいタイプのドッグフード9選!国産品も紹介

「うちの子ももう、だいぶおじいちゃん。柔らかいフードじゃなきゃ食べれない」

「シニア犬でも食べれる、半生・ウェットフードってどれ?」

といったシニア犬に与える柔らかいフードをお探しのあなた。

愛犬がカリカリタイプを食べれなくなったら、フードや与え方を見直しましょう。

ドライフードをふやかして与えるか、水分含量の多い半生フードやウェットフードを与えてください。

この記事では、シニア犬も食べれるおすすめ柔らかいフードを紹介します。

シニア犬を飼っていて、ドライフード以外の柔らかめのフードに興味のある方は、ぜひいきましょう。

  • このこのごはん
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    愛犬のニオイ、目元、毛並みなどの状態が気になる方におすすめの小型犬向けフード。
  • モグワン
    モグワン
    チキン&サーモンを50%以上使用し、穀物は不使用。獣医師の84%が推奨したフード。
  • ドッグフード工房
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    原材料は全て人間が食べられる基準のものを使っている。ヒューマングレードフード。

老犬(シニア犬)向けの柔らかいタイプのドッグフード9選!

シニア犬向けの柔らかいタイプのドッグフードは、以下の9つです。

シニア犬向けの柔らかいタイプのドッグフード9選
  • やわか
  • カナガンウェット
  • シニア&ライト チキン やわらかドライタイプ
  • Petio リモナイトラボ 室内犬用7歳からのシニア犬用
  • Butch(ブッチ)
  • シニア犬用 14歳からの 蒸しささみ 野菜入り
  • 半生フード やわらかタイプ さくらペットフード
  • アニモンダ フォムファインステン缶 シニア
  • ココグルメ チキン&ベジタブル
  • K9ナチュラル プレミアム缶 K9ラム・フィースト

やわか

やわかドッグフードやわかは九州産地鶏の「華味鳥」を主原料に調理・加工したソフトドライタイプの総合栄養食です。

水分量が20%にも満たない完全ドライタイプのドッグフードとは違って、指で軽く力を込めただけで潰れるほどの柔らかさがあり、健康維持に欠かせない栄養と水分が同時に摂取できます。

また主原料である華味鳥は高タンパク質でありながら、低カロリーな食材でもあるため、シニア犬の健康維持に最適です。

おすすめポイント
  • 水分含有量27%の半生フード
  • 人も食べられる素材で作られたドッグフード
  • 保存料不使用で、着色料フリー
価格(税込) 【通常】6,578円
【定期初回】4,378円
【定期】5,920円
定期コースで10%OFF
内容量 1.2㎏(80g×15パック)
kg単価 約4,933円(「定期」価格で買った場合のkg単価)
原産国 日本
特徴 柔らか食感のセミモイストフード
対応犬種・年齢 全犬種・全年齢
カロリー 287kcal
粒の大きさ 長辺約10mm、短辺約5mmの小判型
主原料 鶏肉、玄米、大麦
成分表示 タンパク質:17.3%以上
脂質:7.6%以上
繊維質:0.7%以下
灰分 :5.7%以下
水分:27.0%以下
初回購入者限定で33%OFFやわか公式サイト

より詳しく知りたい方は、以下の関連記事からご確認ください。

やわかドッグフードの口コミ!良い・悪い評判や原材料と成分から安全性を評価

カナガンウェット

カナガンドッグフード(チキンウェット)カナガンウェットは、新鮮な鶏肉を主原料に複数種類の野菜やハーブをブレンドして調理・加工したウェットタイプのドックフードです。

ドーナツ状の小粒・大粒タイプのドッグフードとは違って、鶏肉をミンチ状にしてざく切りにした野菜がいくつも入っています。

肉の食感がしっかりと残っているので、普段あげているドッグフードのトッピングにも最適です。

なお、ウェットタイプノドッグフードは、ドライタイプのものとは違って腐りやすいので、開封後は、1食分ずつに分けて冷凍保存しましょう。

また、食べさせるときは食事の数時間前から、冷蔵庫に移して自然解凍させましょう。

おすすめポイント
  • グレインフリーなので、小麦アレルギーの子でも食べれる
  • お肉の香りがするので、ワンちゃんの食欲をそそってくれる
  • 獣医師も推薦したウェットタイプのフード。
価格(税込) 【通常】3,784円
【定期】3,027~3,405円
定期コースで最大20%OFF
※2024年12月1日時点の価格情報
内容量 400g×3缶セット
kg単価 3,405円(「定期」価格で買った場合のkg単価)
原産国 イギリス
特徴 高タンパク・グレインフリーのウェットフード
対応犬種・年齢 全犬種・全年齢
カロリー 115kcal
粒の大きさ
原材料 チキン、水、サツマイモ、チコリー、バナナ、ブロッコリー、緑イ貝、サーモンオイル、リンゴ、ホウレンソウ、海藻、パセリ、ユッカ、ローズヒップ、セイヨウイラクサ、マリーゴールド、アカニレ、アニス、セイヨウハッカ、ローズマリー、増粘安定剤(カラギーナン)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、B1、パントテン酸、B2、B6、葉酸、ビオチン、B12、D3)、ミネラル類(亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素)
成分表示 タンパク質:8%以上
脂質:3%以上
粗繊維:2.25%以下
灰分:3.3%以下
水分:86%以下
+ 原材料などをより詳しく見る 閉じる
定期コースで買えば最大20%OFFカナガンウェット公式サイト

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カナガンウェット(缶詰)の口コミ評判|原材料とお試しレポートから安全性をチェック

シニア&ライト チキン やわらかドライタイプ

yum yum yum!シニア&ライト チキン やわらかドライタイプシニア&ライトは、国産の若鳥をふんだんに使用し、かつおぶしなど、食欲を刺激してくれる食材をブレンドしたドッグフードです。

使用している食材は、すべて人間が食べても問題がないヒューマングレードの基準を満たしています。

主原料である鶏肉に含まれているタンパク質の摂取はもちろんのこと、ビタミンやミネラル繊維質など、健康維持に欠かせない栄養成分を効率よく摂取することもできます。

またシニア&ライトでは、脂質が少ないささみ肉を多めに使用しているので、脂質代謝が苦手なシニア犬の消化負担の軽減が成せます。

おすすめポイント
  • 水分含有量23.5%以下の半生フード
  • 約0.7~0.8cmの小粒タイプなので、食べやすい
  • 関節の健康維持と皮膚の健康維持に役立つ原材料を使用
ドッグフードのタイプ 半生フード(水分含有量23.5%以下)
通常価格(税込) 1,887円
内容量 400g(=80g×5袋)
主な原材料 鶏肉、大麦、玄米
対象 全年齢犬用
原産国 日本

Petio リモナイトラボ 室内犬用7歳からのシニア犬用

Petio リモナイトラボ 室内犬用7歳からのシニア犬用リモナイトラボは、ワンちゃんの便臭や尿臭改善に最適なミネラル成分「リモナイト」を配合した腸活向けのドッグフードです。

腸内環境を整えてくる乳酸菌やオリゴ糖も配合されているので、便通の改善にも最適です。

主原料には、鶏肉と鶏レバーの2種類を使用しており、健康維持に欠かせないタンパク質の摂取はもちろん、骨の健康維持に作用するカルシウムやリンなどのミネラル成分も摂取できます。

おすすめポイント
  • 関節の健康維持に役立つ原料(グルコサミン・コンドロイチン)を配合
  • 総合栄養食のフードなので、栄養をバランスよく摂れる
  • 体重管理のため、脂肪分を約20%カットしていてヘルシー
ドッグフードのタイプ 半生フード(水分含有量30.0%以下)
通常価格(税込) 8,929円
内容量 500g(100g×5袋)
主な原材料 肉類(鶏・鶏レバー)、小麦粉、脱脂大豆
対象 7歳からのシニア犬用
原産国 日本

Butch(ブッチ)

ブッチドッグフードButchは、ビーフとラム、チキンの3種類の肉類をふんだんに使用し、複数種類の野菜で栄養バランスを整えたウェットタイプのドッグフードです。

ドライタイプのドッグフードのようなドーナツ状の粒とは違って、ソーセージのような見た目をしています。

さらに、水分量が70%以上も含まれているウェットタイプのドッグフードでもあるため、アゴの筋肉や犬歯が弱くなったワンちゃんでもおいしく食べられます。

また食物アレルギーの原因になりやすい小麦を使っていないグルテンフリーのドッグフードでもあります。

おすすめポイント
  • 人工添加物不使用の無添加ドッグフード
  • 水分含有度最大約75%のウェットフード
  • ウェットタイプなので、歯のトラブルを抱える子でも食べやすい
価格(税込) 【通常】5,995円
【お試し】3,000円
トライアルセットで約50%OFF
※2024年12月1日時点の価格情報
内容量 800g×3
kg単価 2,498円
原産国 ニュージーランド
特徴 ヒューマングレードの肉類を使用したウェットフード
対応犬種・年齢 全犬種・全年齢
カロリー 116kcal / 100g(ブラック・レーベル)
粒の大きさ
原材料 ビーフ33%、ラム25%、チキン18.5%
2%以上~10%未満【フィッシュ(サバand/orマグロ)、野菜類(ニンジン、エンドウ豆、コーン)、大豆、ココナッツ、穀物(米、コーンを含む)植物性繊維】
1%~1%未満【凝固剤(カラギーナン等)、ケルプ、天然香料、ビタミン・ミネラル類(ビタミンD、E、Ca、塩化コリン、タウリン、亜鉛、鉄、チアミン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、葉酸)】
※ブラック・レーベル 原材料
成分表示 粗タンパク質:10.5%以上
粗脂肪:8.0%以上
粗繊維:1.0%以下
水分(最大):74.5%
塩分:0.3%以下
オメガ3脂肪酸:140㎎/100g以上
※ブラック・レーベル 保証分析値
+ 原材料などをより詳しく見る 閉じる
トライアルセットは3,000円(約半額)ブッチ公式サイト

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ブッチドッグフードの口コミ評判|給餌量や販売店、愛犬のお試しレポも!購入前に知りたい全知識

シーザー パウチ シニア犬用 14歳からの 蒸しささみ 野菜入り

シーザー パウチ シニア犬用 14歳からの 蒸しささみ 野菜入りシーザーは、高タンパク質でありながら脂質の含有量が少ないささみを主原料に調理・加工したウェットタイプのドッグフードです。

調理・製造の過程で主原料である鶏肉を蒸しているので、余分な資質が落ちると同時に、柔らかい肉質が味わえるようになっています。

またささみを細くほぐしているので、アゴ周りの筋肉が衰えたシニア犬でもおいしく食べられます。

おすすめポイント
  • 70g単位で袋分けされているので、保存しやすい
  • 水分含有量87%のウェットフードなので、ワンちゃんの食欲を刺激
  • 鶏肉やささみを主原料に使用
ドッグフードのタイプ ウェットフード(水分含有量87%以下)
通常価格(税込) 1,485円
内容量 1,120kg(70×16)
主な原材料 肉類(鶏肉、ささみ)、野菜類(にんじん、かぼちゃ)
対象 高齢期(14歳以上)
原産国 タイ

半生フード やわらかタイプ さくらペットフード

サクラペットフード 半生フード(やわらかタイプ)サクラペットフードは、カリカリとしたショック感が楽しめるドライタイプと、柔らかく超高齢のワンちゃんでも食べられる半生タイプの2種類の味が楽しめるドッグフードです。

ドライタイプは、骨や皮を含まないビーフを使用し、半生タイプは新鮮な鶏生肉を使用しています。

また、乳酸菌を配合しているので、腸内環境を整えるのに最適です。

おすすめポイント
  • アンケートでは、95%のワンちゃんが完食したと回答
  • 水分含有量35%の半生のやわらか小粒(約5mm)フード
  • 獣医師も推奨しており、嗜好性が高いことを評価
ドッグフードのタイプ 半生フード(水分含有量35.0%以下)
通常価格(税込) 3,990円
内容量 2.4kg(=800g×3袋)
主な原材料 肉類(チキン、ビーフ)、糖類、でん粉類
対象 全年齢
原産国 日本

アニモンダ フォムファインステン缶 シニア

アニモンダ フォムファインステン 牛・鶏・豚 シニア犬用フォムファインステン缶は、牛と豚、七面鳥の3種類の肉類を使用したシニア犬専用のドッグフードです。

豚肉と牛肉の新鮮な生肉に、豊富なタンパク質とビタミンBを含んだ七面鳥の心臓を組み合わせて、調理・製造を行っています。

ウェットタイプのドッグフードになるので、歯が弱いシニア犬でも問題なく食べられます。

また消化器官に負担がかからないよう、100gあたりのカロリーが低いので、体重管理が容易に行えます。

おすすめポイント
  • 「豚肉」「牛肉」「七面鳥の心臓」を使用して、製造
  • 旨みのあるお肉がゴロっと入っており、嗜好性も期待できる
  • 水分含有量82%のウェットフード
ドッグフードのタイプ ウェットタイプ(水分含量 82%)
通常価格(税込) 418円
内容量 150g
主な原材料 肉類(豚肉、牛肉、七面鳥の心臓)、煮汁、ミネラル
対象 シニア犬用
原産国 ドイツ

ココグルメ チキン&ベジタブル

ココグルメ(チキン&ベジタブル)ココグルメの「チキン&ベジタブル」は、鶏むね肉とハツ、レバーに加えて、複数種類の野菜をプレンドしたウェットタイプのドッグフードです。

100g当たり121kcalと低カロリーなドッグフードでもあるので、ワンちゃんの体重管理に徹したいと考えている飼い主におすすめです。

また、小分けすることで、普段あげているドッグフードへのトッピングや副菜として与えることもできます。

おすすめポイント
  • 新鮮食材(全てヒューマングレード)をそのまま手作りしたフード
  • 獣医師・栄養士・大学教授が監修したレシピで作られている
  • 穀物不使用のグレインフリーで、水分含有量72.0%
ドッグフードのタイプ ウェットフード(水分含有量72.0%以下)
通常価格(税込) ー(初回購入価格は1,848円)
内容量 300g(100g×3袋)
主な原材料 国産鶏肉(むね(皮つき)、ハツ、レバー)
対象 シニア犬
原産国 日本

K9ナチュラル プレミアム缶 K9ラム・フィースト

K9ナチュラル ラムフィーストプレミアム缶の「ラム・ファースト」は、食物アレルギーの原因になりにくいラム肉を主原料に調理・製造したウェットタイプのドッグフードです。

ドッグフードの約90%以上をラム肉が占めている肉第一主義のドッグフードでもあるため、元来、肉食でもあるワンちゃんの食欲を刺激してくれます。

消化しにくい穀物や芋類、豆類などは一切使用していないので、消化器官が弱っているワンちゃんでも無理なく消化ができます。

おすすめポイント
  • 使用原材料の90%以上が肉類
  • 増粘剤・安定剤は一切不使用
  • 人工的な保存料は不使用(開封後は密閉容器に移せば、3日持つ)
ドッグフードのタイプ ウェットフード(水分含有量77.5%以下)
通常価格(税込) -(欠品中のため、価格不明)
内容量 170g
主な原材料 子羊肉、レバー(子羊)、心臓(子羊)
対象 全年齢対応
原産国 ニュージーランド

シニア犬向けのドッグフードの選び方

抱きかかえられるチワワシニア犬向けフードの選び方について、解説します。

シニア犬向けのドッグフードの選び方
  • 消化しやすい原材料で作られているか
  • 食いつきが期待できるか
  • 対象年齢が愛犬に対応しているか
  • カロリーや脂肪分が高すぎないか

消化しやすい原材料で作られているか

シニア犬になると、消化機能が衰えてきます。

成犬の時と同じように、消化ができなくなってしまう子も。

今までよりも消化のしやすいフードを与えなければなりません。

消化のしやすいフードは、主原料に動物性たんぱく質原料を使用しているフード。

動物性たんぱく質の原材料

肉(チキンや牛肉、鹿肉、馬肉、ラム肉など)、魚(サーモンやトラウト、カレイなど)、卵、乳・乳製品

これらの食材を主原料として使用しているフードを選びましょう。

消化能力の衰えが見える子には、小麦を主原料とするフードは避けましょう。

小麦に含まれているグルテンを、犬はうまく消化・吸収できないからです。

食いつきが期待できるか

シニア犬になると、嗅覚や味覚が衰えます。

成犬時のような食欲が湧かない子もいます。

嗜好性の高いフードにしなければ、進んでは食べない子もいるでしょう。

健康を維持するためにも、食いつきの期待できるフードを選ぶ必要があります。

ウェットフードや半生フードは水分含量が多いため、ドライフードに比べると嗜好性が高いのが魅力。

肉や魚を主原料とするフードは、犬が好みやすいので、これらが使用されているかもチェックしてみてください。

今まで与えてきたフードや食べ物から、愛犬の食いつきが良かったものを思い出してみるのも良いですよ。

対象年齢が愛犬に対応しているか

ドッグフードのパッケージ裏面に書いてある対象の部分は必ずチェックしてください。

シニア犬用であれば、シニア犬に与えても問題ありませんが、子犬用であれば与えてはなりません。

シニア犬と子犬では、フードの設計が異なるからです。

子犬用は高カロリーに設定されているので、シニア犬に与えると太る可能性が高いです。

カロリーや脂肪分が高すぎないか

シニア犬は体力が減り、成犬時と比べて運動量も少なくなります。

エネルギーを消費しにくくなるので、成犬時と同じカロリー量を摂取させるのはよくありません。

従来通り同じフードを与えると、太ってしまうでしょう。

低カロリー・低脂肪設計のフードを与えてください。

ドッグフードの成分表に記載されている、代謝エネルギーと脂肪の部分をチェックしてくださいね。

補足

「低カロリー」は100gあたり350kcal以下から、「低脂質」は12%以下のフードが該当します。

肥満気味の子には、ダイエット向けフードもおすすめ。

オールステージ対応のダイエットフードも検討してみてください。

シニア犬にドッグフードを食べさせる適切な方法

シニア犬は、子犬や成犬とは違って、食欲の低下や胃腸の衰えから必要以上の食事を摂ってしまうと、消化器官に多大なる負荷がかかるだけじゃなく、肥満などの生活習慣病になる恐れがあります。

ここでは、シニア犬の健康管理・維持を前提に、ドッグフードを食べさせる適切な方法を紹介します。

ごはんは1日3~4回に分ける

シニア犬の体力や消化能力は年齢とともに衰えてくるので、1日1回や2回の大量の食事は避け、1日3~4回に分けてドッグフードを与えましょう。

これにより、食事量が一度に多くなりすぎず、消化器官に負担をかけることなく健康維持に必要な栄養が摂取できます。

また、食事の回数を増やすことで、1日を通して食事を楽しみにする時間が増え、食事への関心や食欲を維持する手助けにもなります。

柔らかいものを食べさせる

年齢を重ねた犬の歯は弱く、硬いドッグフードを食べるのが難しいため、適量与えても残してしまうケースがあります。

また、個体によっては、嗜好も変わるので、柔らかいドッグフードやウェットタイプのフードを選んであげるのもおすすめです。

さらに、犬がドッグフードをより良く食べるためには、フードを少量の温水でふやかし、より柔らかくするという方法もあります。

ただし、食事の硬さや食べやすさは個々によって異なるので、ペットの好みや健康状態に応じて最適なものを選びましょう。

食事をする姿勢に気を遣う

シニア犬は、関節の問題や背骨の健康状態が気になる年齢です。

食事をするときの姿勢は、これらの問題に大きく影響を与えることがあります。

低い位置から食事をすると、首や背中に負担をかける可能性があります。

そのため、食事の高さを調整して犬が自然な姿勢で食べられるようにすると良いでしょう。

シニア犬がドッグフードを食べないときの対処方法

愛犬の中には、ドッグフードの嗜好が変わったり、食欲があまりないなど、成犬のころに比べてドッグフードを食べなくなるケースが多々あります。

また加齢による身体の衰えから、ドッグフードが噛み切れないや、呑み込めないなどでご飯を食べ残すケースもしばしあります。

ここでは、ドッグフードを食べなくなったシニア犬にご飯を食べさせる工夫を3つ紹介します。

副菜やふりかけをかけて味に変化をもたらす

シニア犬が食事に興味を失いがちな場合、ドッグフードに副菜やふりかけを加えて味や食感に変化をつけることが有効です。

たとえば、犬が好きな肉や野菜を少量混ぜたり、専用の犬用ふりかけを使ってみると良いでしょう。

ただし、人間用の調味料や食材は犬にとって健康を害する可能性があるため、使用する際は適量と適切な食材選びが重要です。

このように食事のバリエーションを増やすことで、食欲の喚起や食事の楽しみを高めることができます。

お湯でフードをふやかしてあげる

ドッグフードが硬すぎて食べにくい、または食べるのに時間がかかるため食事に興味を失ってしまう場合は、お湯でフードをふやかしてあげると良いでしょう。

これにより、食べやすく柔らかな食感になり、またフード自体の香りが増して食欲を刺激してくれます。

しかし、あまりにも長時間浸すと栄養素が流れ出してしまう可能性もあるので、約10~30分程度で調理するのがベストです。

ドッグフードを切り替える

長い間同じドッグフードを食べていると、味に飽きてしまうことがあります。

特にシニア犬は嗜好が変わりやすく、また健康状態によって食事の必要性が変わることもあります。

そのため、ドッグフードを切り替えてみることも一つの手段です。

新しい味や食感が犬の食欲が再び刺激される可能性があります。

ただし、フードを急に変えると消化器系に負担をかける可能性があるため、新旧のフードを混ぜながら少しずつ切り替えることをおすすめします。

以下は、ドッグフードを切り替える時に行う、新旧ドッグフードの配合割合です。

日数 今まで与えていたドッグフード 切り替えるドッグフード
1~3日目 80% 20%
4~7日目 60% 40%
8~11日目 40% 60%
12~14日目 20% 80%
14日~ 0% 100%

また、切り替える際は、シニア犬の栄養ニーズを考慮したフードを選ぶことが重要です。

シニア犬とドッグフードに関するよくある質問

首を傾げるチワワシニア犬とドッグフードに関するよくある質問は、以下の通りです。

  • いきなりドッグフードを新しいものに替えてもいいの?
  • 食事回数は1日何回程度に分けて与えるべき?
  • 食欲がなくあまり食べてくれないときはどうすべき?

いきなりドッグフードを新しいものに替えてもいいの?

ドッグフードをいきなり新しいものに替えるのは良くありません。

下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こす可能性があるからです。

フードを切り替える時は徐々に、切り替えていきましょう。

はじめは元のフードを多めにして、徐々に新しいフードの分量を多くしてください。

食事回数は1日何回程度に分けて与えるべき?

シニア犬の食事回数は、1日3~4回程度が目安。

ただし個体差があるので、愛犬の体力や消化機能の調子を見ながら調節してください。

10歳以上の高齢犬では、5回程度に分けた方が良い場合もあります。

愛犬の食べる量や食欲で不安があれば、かかりつけの獣医師に相談してみてください。

食べ物は犬の健康維持にとって、必要不可欠。

不安な点が見られたら、早めに専門家に相談しましょう。

食欲がなくあまり食べてくれないときはどうすべき?

あまり食べてくれないときは、トッピングをするか、フードを変えるのがおすすめ。

  • ふりかけをトッピングする
  • 食べ物をトッピングする
  • ぬるま湯でふやかす
  • 嗜好性の高いフードに切り替えてみる

これらを試してみてください。

愛犬が無理のない範囲で、運動量もふやしてあげましょう。

体力的な問題がなさそうであれば、散歩の距離や回数を見直してみてください。

まとめ

この記事では、「シニア犬向けの柔らかいおすすめフード」「シニア犬向けフードの選び方」について解説しました。

以下がまとめです。

この記事のまとめ
  • シニア犬は消化器官が衰えてくるので、消化しやすいフードを選ぼう
  • 食いつきが悪い場合は、嗜好性の高い半生フードやウェットフードがおすすめ
  • 運動量が少なくなるので、痩せ気味でない限り高カロリーフードは避けよう
  • 動物性たんぱく質を主原料とするフードを選ぼう
  • 消化が苦手なシニア犬は、小麦が多く使われているフードは避けよう
  • 味覚が衰えてきたシニア犬には、嗜好性の高いフード(半生・ウェット)を検討しよう
シニア犬向けの柔らかいタイプのドッグフード9選
  • やわか
  • カナガンウェット
  • シニア&ライト チキン やわらかドライタイプ
  • Petio リモナイトラボ 室内犬用7歳からのシニア犬用
  • Butch(ブッチ)
  • シニア犬用 14歳からの 蒸しささみ 野菜入り
  • 半生フード やわらかタイプ さくらペットフード
  • アニモンダ フォムファインステン缶 シニア
  • ココグルメ チキン&ベジタブル
  • K9ナチュラル プレミアム缶 K9ラム・フィースト

柔らかいフードでなくても、シニア犬向けフードを知りたい方は、以下の記事もおすすめ。

ふやかして与えることで、カリカリタイプが苦手でも食べてくれる場合もありますよ。

シニア犬向けのドライフードを知っておきたい方は、以下の記事をご覧ください。

シニア用ドッグフードおすすめランキング30選|老犬に評判・人気の餌は?