「ウェットフードとドライフードどっちがいいの?」
「違いはあるの?」
そう疑問に思っている皆さん。
愛犬に与える食事はより良いものを与えたいと考える飼い主は多いと思います。
この記事では、「ウェットフードとドライフードどちらを与えたらいいのか?」という疑問に焦点を当ててそれぞれの特徴や選び方のポイントをご紹介します。
ドライフードの特徴
ドライフードは、乾燥された状態で販売されているドッグフードです。
水分含有量は一般的に約10%以下で、保存性に優れているのが特徴。
保存性の良さから多くの飼い主が利用しています。
また、一粒一粒が硬いため犬が噛むことで歯垢が残りにくくなったり歯の健康を維持しやすいのが特徴です。
この点は特に若い犬や歯を丈夫に保ちたい犬に適しています。
ドライフードのメリット
ドライフードにはいくつかのメリットがあります。
- 保存期間が長い
- 歯垢、歯石の予防効果が期待できる
- 経済面に優しい
- 栄養バランスの調整がしやすい
主に以上の4点になります。一つずつ詳しく見ていきましょう。
保存期間が長い
先ほども記しましたが、ドライフードは水分量が少ないという特徴があります。
開封後も適切に密封して保管すれば数週間から数ヶ月にわたっての使用が可能です。
この保存方法の手軽さは忙しい飼い主にとっては大きな魅力ではないのでしょうか?
歯垢、歯石の予防効果が期待できる
ドライフードは硬いため、食べる時によく噛む必要があります。
ドライフードには、噛む過程で歯垢や歯石ができるのを予防する効果が期待されているのです。
さらに、若い犬や活発な犬にとっては顎の強化にも役立ちます。
経済面に優しい
ドライフードは1グラムあたりの価格がウェットフードに比べて安い事が多いです。
大量購入もしやすく、予算を気にする飼い主や多頭飼いをしている飼い主にとっては利用がしやすいフードです。
栄養バランスが調整しやすい
ドライフードは栄養密度が高く、ウェットフードに比べて少量で必要な栄養を摂取する事ができます。
それにより、体調管理を行う際にも役立ちます。
ドライフードのデメリット
一方で、デメリットもあります。
- 水分含有量が少ない
- 風味が落ちやすい
- 高齢犬や歯の問題をもつ犬には不向き
水分含有量が少ない
ドライフードの水分含有量は約10%と少ないです。
そのため、普段から水分摂取が少ない犬だと脱水症状を引き起こす可能性があります。
風味が落ちやすい
ドライフードは保存が利く反面、開封後に袋をよく閉じないまま保管してしまったりすると風味や香りが落ちてしまう事があります。
そうすると犬が食べ飽きてしまったり食事を拒否する場合も。
そうならないためにも、保存状態には注意しましょう。
高齢犬や歯の問題を持つ犬には不向き
歯や歯茎に問題を抱えている犬や、高齢犬には硬すぎて不向きな場合があります。
この場合、ウェットフードに変えるという選択肢もありますがドライフードをふやかして与えるという方法も。
しかし、こちらの方法でも嗜好性という部分ではウェットフードに劣ります。
ずっとドライフードを与えてきた犬でも、年齢や健康状態によって他のフードに切り替えた方が良いタイミングが来るかもしれません。
ウェットフードの特徴
ウェットフードは、ドライフードと異なり水分含有量が約80%以上と非常に多いです。
柔らかくて食べやすく、缶詰やパウチなどの形で販売されています。
ウェットフードは、その風味の良さから嗜好性が高いフードです。
特に、食欲が落ちた高齢犬や消化器官が弱い犬などに適しています。
また、水分が多く含まれていることから、脱水予防がしやすいということも大きな特徴です
ウェットフードのメリット
続いて、ウェットフードのメリットです。
ウェットフードのメリットとしては以下のものになります。
- 水分補給ができる
- 嗜好性が高い
- 柔らかくて食べやすい
水分補給ができる
ウェットフードは水分を多く含んでいます。
普段あまり水を飲まない犬や、泌尿器系にトラブルを抱えている犬などに効果的です。
また、夏場の熱中症予防や脱水予防にも役立ちます。
嗜好性が高い
風味が強く、嗜好性が高いというのもウェットフードの大きなメリットになります。
食欲が落ちている犬や、偏食の傾向にある犬に対して効果的です。
特に高齢犬や病気の犬にとっては食事の時間が楽しみとなりやすいため、有効的に使用していきましょう。
柔らかくて食べやすい
ウェットフードは柔らかいため、高齢犬や子犬でも食べやすいです。
歯が弱っていたり咀嚼が苦手な犬にとってはこちらが適しています。
ウェットフードのデメリット
一方で、デメリットもいくつか存在します。
- 保存が難しい
- 栄養密度が低い
- 価格が高い
- 歯垢、歯石ができやす
以上のものがウェットフードを使用する際の主なデメリットとなります。
保存が難しい
水分を多く含んでいる分、しっかり保管をしないと商品の劣化や腐敗が進んでしまい、注意が必要です。
ウェットフードは一度開封すると、冷蔵庫での保存が必要になります。
さらに数日以内に消費しないといけなく、これがドライフードに比べて手間がかかる要因です。
栄養密度が低い
ウェットフードは水分が多いため、ドライフードに比べて栄養密度が低い事があります。
ドライフードと同じ栄養を摂取しようとした場合、多くの量を与える必要があるため肥満のリスクが高まってしまうのです。
価格が高い
ウェットフードはドライフードに比べてコストが高く、継続的に与えると費用がかさんでしまいます。
毎日の食事として与えようとすると経済的な負担が大きくなってしまうかもしれません。
特に多頭飼いの場合はかなりコストパフォーマンスが悪くなってしまうため、注意が必要です。
歯垢、歯石ができやすい
ウェットフードは柔らかいので必然的に噛む回数が少なくなります。
その為、ドライフードを食べている犬に比べて歯垢や歯石ができる可能性が上がってしまうのです。
継続的に与える場合は定期的な歯磨きやデンタルガムの利用などが大切になります。
ドライフードとウェットフードの比較
ドッグフードの選択肢は、犬個人の健康状態や生活スタイルによって異なります。
表にしてドライフードとウェットフードを比較してみましょう。
| ドライフード | ウェットフード | |
|---|---|---|
| 保存性 | 保存期間が長く、開封後も週間から数ヶ月に渡って使える | 開封後すぐに消費する必要があり、保存には冷蔵が必須 |
| 水分量 | 約10%程度で別途水をしっかり与える必要がある | 約80%程度で犬の水分補給に役っ立つ |
| コスト | コストパフォーマンスが高く、特に多頭飼いの飼い主にとって経済的 | ドライフードに比べて高価で、特に日常的に使用する場合はコストがかかる |
フード選びで悩んでいる場合はこちらの表を参考にしてみてください。
ドライフードとウェットフードどちらを選ぶべき?
ここまでドライフードとウェットフードの紹介と比較をしてきました。
両者それぞれ異なるメリットとデメリットを持っています。
ドライフードは若い犬や、経済的に予算内でフードを与えたい飼い主に。
ウェットフードは水分補給が得意ではない犬や泌尿器系にトラブルを抱えている犬、食欲が落ちている犬などに向いています。
このように愛犬の健康状態や年齢、ライフスタイルに応じて最適なフードを選ぶ事が大切です。
また、特定の疾患や健康状態に不安がある場合はかかりつけの獣医師さんに相談してフードを見つけることをおすすめします。
ドライフードとウェットフードの併用も
ドライフードとウェットフードを併用する方法も、犬の健康を保つための選択肢の一つです。
- バランスの取れた食事
- 食事が楽しみになる
- 歯垢、歯石予防
特別な疾患がなかったり、歯や口腔内に問題がない場合は主に上記のメリットを組み合わせて与える事ができます。
バランスの取れた食事
ドライフードは栄養密度が高く、ウェットフードは水分が多いです。
これを組み合わせることによって、犬の栄養と水分のバランスが取れた食事を与える事ができます。
食事が楽しみになる
毎日同じフードだと犬が食べ飽きてしまう可能性があります。
ドライフードとウェットフードを組み合わせる事で嗜好性を高め、美味しくて栄養のある食事を与える事ができます。
歯垢、歯石予防
ウェットフードだけだと噛む回数が少ない分、歯垢や歯石ができやすくなってしまうと先ほどもお伝えしました。
そこで、ドライフードと混ぜることによってしっかりと噛む事ができ、歯垢や歯石の予防効果が期待できるのです。
併用時の注意点
フードの併用をする際には注意点もいくつかあります。
- カロリー管理が必要
- フードの種類に一貫性を持つ
カロリー管理が必要
ドライフードとウェットフードを併用する場合、カロリー過多になりやすいです。
特にウェットフードは少量でもカロリーが高い商品もあるため、与える量をしっかりと管理しましょう。
フードの種類に一貫性を持つ
フードを併用する場合でも、突然全く違うブランドの商品に変えると犬の消化器官に負担をかけてしまう事があります。
できるだけ同じブランドのドライフードとウェットフードで併用する事が望ましいです。
まとめ
この記事では「ドライフードとウェットフードどちらを与えたらいいのか?」という部分にフォーカスを当ててご紹介しました。
以下がまとめです。
- ドライフードは保存性が高く、経済的で歯の健康や顎の力をサポートする
- ウェットフードは嗜好性が高くて水分が多い為、食欲のない犬や口腔内に問題がある犬の健康をサポートする
- フードは犬の年齢や健康状態によって選ぶ事が重要
- 両方を併用することで栄養バランスと食事の楽しさを高める事ができる
いかがでしたか?
愛犬の状態に合わせて最適なフードを選び、ぜひ楽しくて栄養バランスも整っている食事を提供してあげてください。

