「パッケージに書いてある量、さすがに多すぎない?うちの子、最近太ってきた気が…」
「うちの子、いつもフード残すけど、ちゃんと食べさせた方がいいのかしら?うちの子には多すぎ?」
といったカナガンの給餌量について、調べているそこのあなた。
パッケージ通り与えていて、愛犬の様子が変わったら、心配に思いますよね。
パッケージ裏面の給餌量は、あくまで目安ということを知っていましたか?
この記事では、カナガンの「適切な給餌量の求め方」と「給餌量の早見表」を紹介します。
公式サイトに明記されている給餌量も紹介しているので、気になる方は合わせてご確認ください。
この記事を通して、より愛犬に適した給餌量を求めましょう。
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初回価格 | 内容量 | 対象年齢・犬種 | タイプ |
---|---|---|---|
2,519円 | 2kg | 全年齢・全犬種 | ドライ |
目次
カナガンドッグフードの給餌量を求める2つの方法
カナガンドッグフードの給餌量を求める方法は、以下の2つです。
- 【公式サイト】で給餌量が分かる
- 【計算式】を使えば愛犬に最適な給餌量が分かる
【公式サイト】で給餌量が分かる
カナガンドッグフードの公式ページに、給餌量が記載されています。
それを参照して、給餌量を求められます。
体重と成長段階だけで、当てはめた給餌量なのであくまで目安程度にしてください。
パッケージ通りの量を与えて、様子がおかしいようであれば、微調整しましょう。
愛犬に最適な量を求めたいなら、これから解説する計算式も参考にしてください(後述参照)。
【計算式】を使えば愛犬に最適な給餌量が分かる
愛犬に適した給餌量を求めたい方は、「DER(1日あたりのエネルギー要求量)」から求めましょう。
- 体重
- 活動量
- 環境(室内飼い・外飼い)
- 状態(避妊・去勢手術、肥満など)
- 年齢
これらのことを考慮して求めるので、愛犬の状態に適した給餌量が求められます。
パッケージ通りの量を与えてみて、愛犬には合わないと感じたら、こちらで求めてみてください。
詳しい求め方はこれから解説します。
【公式サイト】に記載されているカナガンドッグフード給餌量
公式サイトに記載されている給餌量を解説します。
- 子犬
- 成犬
この2段階の給餌量が掲載されました。
子犬(2~15か月)の1日あたりの給餌量
2つの時期に分けて紹介します。
- 2~7か月の子犬の給餌量
- 8~15か月の子犬の給餌量
2~7か月の子犬の給餌量
2~7か月の子犬の給餌量は、以下の通りです。
成犬時の体重 | 1日あたりの給餌量 | ||
---|---|---|---|
2~3か月 | 4~5か月 | 6~7か月 | |
1~5kg | 60~70g | 80~90g | 80~90g |
5~10kg | 140~150g | 160~170g | 170~180g |
10~15kg | 160~170g | 180-190g | 200-210g |
15~20kg | 200-210g | 220-230g | 240-250g |
20~25kg | 290-300g | 310-320g | 330-340g |
25~30kg | 350-360g | 370-380g | 390-400g |
30~35kg | 400-410g | 420-430g | 440-450g |
参照:カナガン公式サイト
8~15か月の子犬の1日あたりの給餌量
8~15か月の子犬の給餌量は、以下の通りです。
成犬時の体重 | 1日あたりの給餌量 | |||
---|---|---|---|---|
8~9か月 | 10~11か月 | 12~13か月 | 14~15か月 | |
1~4kg | 80-90g | 60-70g | 成犬 | 成犬 |
5~10kg | 160-170g | 150-160g | 140-150g | 成犬 |
11~15kg | 200-210g | 180-190g | 170-成犬 | 成犬 |
16~20kg | 240-250g | 220-230g | 210-成犬 | 成犬 |
21~25kg | 330-340g | 310-320g | 300-成犬 | 成犬 |
26~30kg | 410 | 390-400g | 370-380g | 350-360g |
31~35kg | 460 | 440-450g | 420g | 400-410g |
参照:カナガン公式サイト
成犬(1~7歳)の1日あたりの給餌量
成犬(1~7歳)の1日あたりの給餌量は、以下の通りです。
体重 | 1日あたりの給餌量 |
---|---|
1~5kg | 25-80g |
5~10kg | 80-140g |
10~15kg | 140-190g |
15~20kg | 190-235g |
20~25kg | 235-275g |
25~30kg | 275-315g |
30~35kg | 315-360g |
【計算式】愛犬に最適な給餌量を求める方法・手順
愛犬に最適な給餌量を求める手順を解説します。
1日当たりの給餌量を求める手順は、以下の3ステップです。
- RER(安静時エネルギー要求量)を体重から推定する
- DER(1日のエネルギー要求量)を求める
- 1日当たりの給餌量を求める
STEP1.RER(安静時エネルギー要求量)を体重から推定する
愛犬の体重から、RER(安静時エネルギー要求量)を求めましょう。
下の表で、愛犬の体重に対応しているRERを求めてください。
犬の体重(kg) | RER(kcal) | 犬の体重(kg) | RER(kcal) |
---|---|---|---|
1 | 70 | 16 | 560 |
2 | 118 | 17 | 586 |
3 | 160 | 18 | 612 |
4 | 198 | 19 | 637 |
5 | 234 | 20 | 662 |
6 | 268 | 21 | 687 |
7 | 301 | 22 | 711 |
8 | 333 | 23 | 735 |
9 | 364 | 24 | 759 |
10 | 394 | 25 | 783 |
11 | 423 | 26 | 806 |
12 | 451 | 27 | 829 |
13 | 479 | 28 | 852 |
14 | 507 | 29 | 875 |
15 | 534 | 30 | 897 |
STEP2.DER(1日のエネルギー要求量)を求める
DER(1日のエネルギー要求量)=RER(安静時エネルギー要求量)×活動係数
RERに活動係数を掛け合わせて、DERを求めます。
活動係数に関しては、以下の表をご参考ください。
犬 | 活動係数 | |
---|---|---|
避妊・去勢していない成犬 | 1.8 | |
避妊・去勢している成犬 | 1.6 | |
肥満傾向 | 1.4 | |
減量 | 1 | |
重篤管理 | 1 | |
体重増加 | 1.2~1.4 | |
高齢犬 | 1.4 | |
子犬 | 離乳期~3か月 | 3 |
4か月~9か月 | 2.5 | |
10か月~1歳まで | 2 | |
妊娠期 | 1~4週目まで | 2 |
5~6週目まで | 2.5 | |
7~8週目まで | 3 | |
産後授乳期 | 4.0~8.0 |
上記から特定した活動係数に、RERをかけ合わせれば、DERが求められます。
愛犬が「生後8か月で体重14kgの子犬」の場合、活動係数は「2.5」になります。
DER=RER×活動係数=507kcal×2.5=1,267kcal
DERは「1,267kcal」になります。
STEP3.1日当たりの給餌量を求める
1日あたりの給餌量=DER÷フードのカロリー(1gあたり)
1日あたりの給餌量は、DERとドッグフードのカロリーによって求められます。
DERをカナガンのカロリーで割れば、計算が可能。
カナガンのカロリーは、100gあたり376kcal。
1gあたりでは、3.76kcalになります。
「生後8か月で体重14kgの子犬」に犬猫生活与える場合の給餌量は以下の通りです。
1日当たりの給餌量=DER÷フードのカロリー(1gあたり)=1,267kcal÷3.76kcal
1日当たりの給餌量≒337g
「生後8か月で体重14kgの子犬」に犬猫生活を与える場合は、「1日あたりの給餌量」は337gとなります。
【計算式】から求めた成長段階別カナガンドッグフード給餌量
計算式から求めた成長段階別のカナガンドッグフード給餌量を解説します。
- 子犬
- 成犬(避妊・去勢済みでない、避妊・去勢済み)
- 高齢犬・シニア犬
子犬の給餌量早見表
DERから求めた子犬の給餌量早見表は、以下の通りです。
体重(kg) | 月齢別給餌量(g) | ||
---|---|---|---|
離乳期~3か月 | 4~9か月 | 10か月~1歳まで | |
1 | 56 | 47 | 37 |
2 | 94 | 78 | 63 |
3 | 128 | 106 | 85 |
4 | 158 | 132 | 105 |
5 | 187 | 156 | 124 |
6 | 214 | 178 | 143 |
7 | 240 | 200 | 160 |
8 | 266 | 221 | 177 |
9 | 290 | 242 | 194 |
10 | 314 | 262 | 210 |
11 | 338 | 281 | 225 |
12 | 360 | 300 | 240 |
13 | 382 | 318 | 255 |
14 | 405 | 337 | 270 |
15 | 426 | 355 | 284 |
成犬の給餌量早見表
DERから求めた成犬の給餌量は、以下の通りです。
「避妊・去勢をしていない」「避妊・去勢済み」の2つの状態に分けて、給餌量を解説します。
避妊・去勢していない成犬
犬の体重(kg) | 給餌量(g) | 犬の体重(kg) | 給餌量(g) |
---|---|---|---|
1 | 34 | 16 | 268 |
2 | 56 | 17 | 281 |
3 | 77 | 18 | 293 |
4 | 95 | 19 | 305 |
5 | 112 | 20 | 317 |
6 | 128 | 21 | 329 |
7 | 144 | 22 | 340 |
8 | 159 | 23 | 352 |
9 | 174 | 24 | 363 |
10 | 189 | 25 | 375 |
11 | 203 | 26 | 386 |
12 | 216 | 27 | 397 |
13 | 229 | 28 | 408 |
14 | 243 | 29 | 419 |
15 | 256 | 30 | 429 |
避妊・去勢している成犬
犬の体重(kg) | 給餌量(g) | 犬の体重(kg) | 給餌量(g) |
---|---|---|---|
1 | 30 | 16 | 238 |
2 | 50 | 17 | 249 |
3 | 68 | 18 | 260 |
4 | 84 | 19 | 271 |
5 | 100 | 20 | 282 |
6 | 114 | 21 | 292 |
7 | 128 | 22 | 303 |
8 | 142 | 23 | 313 |
9 | 155 | 24 | 323 |
10 | 168 | 25 | 333 |
11 | 180 | 26 | 343 |
12 | 192 | 27 | 353 |
13 | 204 | 28 | 363 |
14 | 216 | 29 | 372 |
15 | 227 | 30 | 382 |
高齢犬・シニア犬の給餌量早見表
DERから求めた老犬の給餌量は、以下の通りです。
犬の体重(kg) | 給餌量(g) | 犬の体重(kg) | 給餌量(g) |
---|---|---|---|
1 | 26 | 16 | 209 |
2 | 44 | 17 | 218 |
3 | 60 | 18 | 228 |
4 | 74 | 19 | 237 |
5 | 87 | 20 | 246 |
6 | 100 | 21 | 256 |
7 | 112 | 22 | 265 |
8 | 124 | 23 | 274 |
9 | 136 | 24 | 283 |
10 | 147 | 25 | 292 |
11 | 158 | 26 | 300 |
12 | 168 | 27 | 309 |
13 | 178 | 28 | 317 |
14 | 189 | 29 | 326 |
15 | 199 | 30 | 334 |
カナガンドッグフードを与える際のポイント
カナガンドッグフードを与える際のポイントは、以下の2つです。
- 他のフードから切り替える際は徐々に切り替えよう
- 1日複数回に分けてカナガンドッグフードを与えよう
他のフードから切り替える際は徐々に切り替えよう
元のフードからカナガンに切り替える際は、徐々にフードを切り替えていきましょう。
カナガンに限らず、フードを切り替える際は徐々に変える必要があります。
1~2週間程度かけて、徐々に新しいフードに慣らしていきましょう。
始めは元のフードの分量を多く、日を重ねるごとにカナガンの分量を多くしていってください。
いきなりフードを変えてしまうと、消化器トラブルを起こす可能性があります。
トラブルなくフードを切り替えるためにも、徐々に切り替えていってください。
1日複数回に分けてカナガンドッグフードを与えよう
1日複数回に分けてカナガンを与えましょう。
カナガンは主食として、与えてよいフードです。
パッケージに記載されているのは、1日当たりの給餌量。
1日分なので、何回かに分けて与える必要があります。
分ける回数については、以下の表を参考にしてみてください。
フードを与える時期 | 1日に分けて与える回数 | |
---|---|---|
子犬 | ~生後10週 | 4回 |
生後3か月~生後5か月(または6か月) | 3回 | |
生後5~6か月以降 | 2回 | |
成犬 | 2回 | |
老犬 | 2~5回(シニア犬の健康状態により異なる) |
カナガンドッグフードの量はウンチの状態を参考に微調整しよう
このチャートは、ペット栄養学の世界的権威「ウォルサム研究所」が公表しているチャートです。
9段階で便の硬さを表しています。
グレードが高くなればなるほど、柔らかい便。
グレードが低くなればなるほど、固い便です。
許容範囲内の便は、グレード1.5~3.5。
この範囲内の便であれば、問題ありません。
グレード1やグレード4~5の便は、与え方を見直す必要があります。
以下の表を参考にフードの量を調整してください。
便のグレード | 対処法 |
---|---|
グレード1 | 給餌量を増やす |
グレード4~5 | 給餌量を減らす |
グレード1の便が出た場合は、給餌量を増やしてみてください。
グレード4~5の便が出た場合は、給餌量を減らしてみましょう。
愛犬が痩せすぎか心配な方は、以下の記事もぜひご参考ください。
カナガンのことでの相談事は問合せ窓口へ
カナガンドッグフードを与えていて、お悩みの点があるなら問合せ窓口に相談しましょう。
カナガンは無料で問合せできる窓口があります。
問合せ先の番号は、下記の通り。
電話番号:0570-200-012
受付時間:平日11:00〜18:00(土日祝休)
フードの与え方についてや、原材料に関する疑問などがあれば、問い合わせてみましょう。
注意点は、「0570」から始まる番号であること。
ナビダイヤルなので、通話料金がかかってしまいます。
事前に確認する内容をまとめておくなど、短時間で通話を終わらせられるようにしましょう。
まとめ
この記事では、「カナガンの給餌量」や「カナガンを与える際の注意点」について解説しました。
以下がまとめです。
- カナガンの給餌量は、公式サイトやパッケージ裏面に記載されている
- 公式サイトやパッケージ裏面の給餌量は、あくまで目安の給餌量
- 愛犬の状態・体重に適した給餌量を求めるならDERの計算式で求めよう
- 同じ体重でも、子犬・成犬・シニア犬によって給餌量は異なる
- 愛犬に適切な給餌量を求めるならDER(1日あたりの給餌量)から求めよう
- 与えるフードを新しいフードに切り替える際は、徐々に切り替えよう
- 1日当たりの給餌量を求めたら、複数回に分けて与えるようにしよう
- ウンチの状態を参考に、フードの量を微調整しよう
パッケージ裏に記載されている給餌量を与えていて、愛犬の体型が怪しいのであれば、今回紹介した方法で給餌量を確認してみてください。
愛犬の状態によっては、不足または過剰に与えている可能性があります。
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