ドッグフードの相場はいくら？月の食費や安く買う方法

「ドッグフードの相場ってどれくらい？どのくらいからが高いの？」

「2kg4,000円は安いの？月の食費ってどのくらい？」

といったドッグフードの相場を調べているそこのあなた。

ドッグフードの相場は、kgあたり2,500円程度です。

ですので、2kgあたり4,000円のフードはお手頃です。

この記事では、「相場」や「月の食費」、「フードを安く買う方法」について解説します。

ドッグフードの相場やお得に買う方法を知りたい方は、必見の内容です。

【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキング｜人気137種の評判＆安全性を比較

ドッグフードの価格相場は1kgあたり2,488円

ドッグフードの価格相場はkgあたり2,500円程度です。

下記は、アマゾンで「ドッグフード」と検索して表示された20商品。

kgあたりに価格を換算し、平均値を求めました。

kg単価の平均値は、2,488円。

ドッグフードによって、価格差が激しいのが分かりますね。

kg単価で最も安いフードは「295円」。

kg単価が最も高いフードは「5,960円」。

ドッグフードは、ドッグフードでも値段にバラつきがあるのが分かりますね。

ドッグフードの値段にバラつきがある理由

ドッグフードの値段にバラつきがある理由は、以下のものが異なるから。

• 原材料
• 製造工程
• 流通コスト
• 広告費
• 開発費

原材料にこだわり、質の高い原材料を使っていたり、人工添加物を避けたりなど、質にこだわるとコストが高くなります。

犬の健康に最適なドッグフードを作るために、獣医師やペット管理栄養士と共同開発しているようなメーカーもあります。

総合栄養食基準を満たしつつ、食いつきを考慮しながらフードを作ると、原材料や製造工程も多額なコストがかかってしまうのです。

これらのように犬にとって必要な栄養素や食いつき、カロリー、添加物など複数の要因を考えると、フードの製造も多額のコストがかかるので、その分高くなります。

安いフードであれば、一概には言えませんが、質の低い部分の肉やカサマシのために通常は処分されるような原料を使用して、フードを作っている場合もあるのです。

単純に安さだけを考慮して、ドッグフードを選ぶのは危険です。

栄養面も考慮して、フードを選びましょう。

安くてコスパの高いフードや栄養がしっかり摂れる「総合栄養食」フードを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

コスパが良くて安いドッグフードおすすめ12選！比較表・選び方

総合栄養食のおすすめドッグフード15選！ウェットや国産品も紹介

ドライタイプのフードが最も安い

ドッグフードには、以下の3種類のタイプがあります。

• ドライ
• 半生・ソフトドライ
• ウェット

これらの3種のフードがあります。

この中でも最も安いのがドライタイプ。

しかし、kg単価でみると、ウェットフードの方が安く「見えます」。

実際は1食分の量で見ると、ドライフードの方が安いです。

なぜなら水分量がウェットフードには多く含まれているから。

水分が含まれている分、ウェットフードは内容量が多くなります。

1食当たりの与える量も水分が含まれている分、多くなるのですぐになくなってしまうのです。

なので、安く抑えたい方はドライフードを与えましょう。

ドッグフードの月の食費は4,300～24,200円

月の食費の相場は、4,300～24,200円程度です。

値段にバラつきがあるのは小型犬・中型犬・大型犬に与えるかによって、月々の食費が異なるからです。

月の食費の相場を、相場に近いフードである『ミシュワンドッグフード』で調べてみましょう。

ミシュワンドッグフードの値段と内容量は、「5,204円/2kg」。

gあたりに換算すると2.602円となるので、「2.602円/g」で各サイズの犬に30日間与えたとして計算します。

※すべての犬に対し、成犬想定で計算しています。

上記の表のような結果になりました。

犬のサイズごとの月々の食費の相場は、下記のようになりました。

• 小型犬は4,300円程度
• 中型犬は10,540円程度
• 大型犬は24,200円程度

犬を飼うと、これくらいの食費が月当たりにかかることを把握しておいてくださいね。

もちろん、相場に近いフードで計算しているので、もっと食費は安くできます。

安く買えるように、まとめ買いしたり、容量の多いフードを買えば、より安く済ませられますよ。

ドッグフードを安く買う方法

「ドッグフードを安く買って、出費を抑えたい」という方もいるでしょう。

安く買う方法を7つ紹介します。

お試し価格で販売していないか調べる

ドッグフードによっては、お試し価格で少量を販売している場合があります。

はじめて与えるフードであれば、食いつきが心配ですよね。

せっかく2kgのような大容量サイズを買っても、食べてくれないこともあります。

食べてくれても、愛犬の体には合わず、便トラブルや皮膚・被毛トラブルを起こす場合も。

ほとんど食べていない状態で廃棄しなければならなくなるかもしれません。

非常に勿体ないので、はじめはお試し価格で販売していないかチェックしてみましょう。

お試ししたときにダメそうであれば、定期購入は避けて別のフードを探してください。

少量でお試しすることで、余分な出費を省けますよ。

定期コースで買う

ドッグフードには市販で売られているフード・通販でしか売られていないフードがあります。

通販でしか売られていないフードを買う場合は、商品公式サイトの定期コースがおすすめ。

定期コースで買うと、単品購入時より割引されることが多いです。

• 商品の値引き
• まとめ買い割引
• 送料無料
• 特典配布

などお得な料金で買えることが多いのが魅力。

amazon・楽天・公式サイトで最安値を比較する

ドッグフードは、商品の公式サイトだけでなく楽天やamazonでも買える場合があります。

商品によっては公式サイトよりも、楽天やamazonで買う方がお得な場合も。

「送料」や「代引き手数料」なども含めた値段で一番安いサイトで買うようにしましょう。

容量が大きめのサイズを買う

フードによっては、内容量のレパートリーが豊富です。

300gのような少量のフード～5kgのような大容量フードまであります。

容量が大きめのサイズを買う方が、kg単価で比べたときに安くなります。

1か月以内に食べきれるサイズの中で、なるべく容量の大きいフードを買いましょう。

ドライフードを買う

• ウェットタイプ
• 半生・ソフトドライタイプ
• ドライタイプ

フードは、大きく以下の3種類に分類されます。

3つの違いは水分量。

ドライタイプのフードが、一番リーズナブルです。

食費を安く抑えたいなら、ドライタイプを与えるようにしましょう。

ドライタイプのドッグフードおすすめ16選！選び方やメリットデメリットなども紹介

まとめ買いをして割引価格で買う

まとめ買いをすることで、割引が適用されたり、割引率が高くなります。

なるべく安く買いたいなら、一度に買う個数を多くしましょう。

定期便でまとめ買いすれば、10%割引の商品が「20%割引+送料無料」になったりします。

返金保証のあるフードを買う

フードによっては、返金保証がついているフードもあります。

「愛犬の口に合わなければ、返金する」という保証。

返金保証のあるフードであれば、通常サイズを買っても安心。

万が一、食べてくれなくても、返金してもらえます。

返金保証の有無は通常、商品の公式サイトに大きく掲載されています。

そういった返金保証のあるフードで、食いつきや健康状態に問題がないかチェックしてみましょう。

食べてくれない場合も、食べてくれる場合も安心なので、無駄な出費を避けられます。

ドッグフードは全額返金できるものはある？返金保証のあるフード12選！

ドッグフードを安く買う際のポイント・注意点

ドッグフードを安く買う際のポイント・注意点は、以下の通りです。

フリマサイトで出品されている商品を買わない

フリマサイトで出品されている商品は、通常価格よりも安くなっている場合もあります。

たとえ安くても買わないようにしましょう。

買ってはいけない理由は、「品質が信頼できないから」。

フリマサイトで出品している商品の中には、一般の消費者が販売している場合もあります。

「正しい保存方法で保管しているか分かりません」

「賞味期限ギリギリのフードかもしれません」

「パッケージのどこかに穴が開いていたり、傷がついているかもしれません」

たとえ開封していない場合でも、リスクが0になるわけではないので、買わないようにしましょう。

愛犬の健康状態に支障をきたしたら、「安物買いの銭失い」です。

危険な添加物が含まれている商品を買わない

ドライフードで安いフードの中には、危険な添加物や不必要な添加物が含まれているフードもあります。

下記のような原材料が含まれているフードは注意してください。

これらの原料が入っているフードを食べると、個体差はありますが、「下痢」や「涙やけ」、「嘔吐」などのトラブルを起こす子もいます。

動物病院を受診することになれば、医療費が発生し、総合的に見れば高くなってしまうでしょう。

安さだけでなく、安全なフードの見極め方も理解して、愛犬の健康維持をサポートしてあげてくださいね。

安全なフードの選び方については、下記記事を参考に勉強してみてください。

安全なドッグフードおすすめ15選｜選び方や危険な原材料と良質なフードの見分け方

開封後1か月以内に食べきれるサイズを買う

フードを買う際は、1か月以内に食べきれる量なのかシミュレーションしましょう。

大容量サイズを買っても、食べきるのに1か月を超える場合はおすすめできません。

開封したら酸化が進行し、フードは劣化していきます。

開封後1か月以上経ったら、与えることは推奨されていません。

1か月以内に食べきれる量で、なるべく容量の大きいフードを買うのがおすすめです。

初回価格ではなく定期購入時の価格でフードを選ぶ

初回購入時の価格ではなく、定期購入時の価格でフードの値段を比較しましょう。

初回価格が安くても、2回目以降の価格が高ければ、総合的に見ればフード代が高くなってしまいます。

商品を選ぶ際は定期購入時の価格で、フードの料金を比較してください。

ウェットフードや半生フードは買わない

ウェットフードや半生フードは、ドライフードよりも月の食費が高くなります。

安く抑えたいなら、ドライフードを選びましょう。

愛犬がドライフードを食べてくれない場合は、下記記事で紹介している方法を試してみてください。

ドッグフードを食べないのはなぜ？原因と対処法を解説

年齢に合ったフードを買う

ドッグフードには、対象年齢があります。

対象年齢があっているフードを、愛犬に与えるようにしましょう。

子犬・成犬・シニア犬によって、必要な栄養や量が違います。

成長や健康維持には、運動だけでなく食事も重要。

愛犬の成長段階に合わせて、フードの栄養設計をしているので、愛犬の成長段階に合ったフードを選びましょう。

送料込みの値段で比較する

フードの本体価格だけを見て、比較するのはNG。

フードは送料もかかるからです。

フード価格が安くても、送料が高ければ、合計金額が高くなってしまう恐れがあります。

安くてコスパが高いおすすめドッグフード【小型犬・中型犬・大型犬】

安くてコスパが高いフードを2品紹介します。

粒サイズも考慮して選んでいるので、犬のサイズに合わせておすすめを分けています。

フード選びに迷っている方はぜひ、これから紹介する商品もぜひ、候補に入れてください。

コスパが高いフードについては、これらのフード以外にもあります。

他のフードも気になる方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

コスパが良くて安いドッグフードおすすめ17選！比較表・選び方

中・大型犬なら『ネルソンズドッグフード』がおすすめ

ネルソンズドッグフードは、中型・大型犬が選ぶドッグフードNo.1を獲得したフード。

原材料の品質が高く、ヒューマングレードの原材料を使用して作っています。

粒サイズも大きめで、中型・大型犬向き。

特徴はパッケージが大容量だということ。

内容量は5kgで、通常のフードの2～3倍程度の量が入っています。

kg単価で評価した時に、非常に安い価格(1,716円)です。

定期コースで買えば、さらに割引されて、ますますお得になります。

穀物不使用のグレインフリーフードなので、穀物アレルギーの子でも問題なく食べられるのも魅力。

主原料に動物性原料であるチキンを50%使用している高タンパクフード(28%)でもあります。

鶏肉が好きな子におすすめのフードです。

一度、ぜひお試しください。

ネルソンズドッグフードの口コミ評判｜販売店や量など購入前に知りたい全知識

小型犬には『アランズナチュラルドッグフード』がおすすめ

アランズナチュラルドッグフードラムは、獣医師の93％が推奨するフード。

ラム肉をたっぷり使用しており、食いつきに定評のあるフードです。

ユーザーアンケートでは、以下のように高い評価を得ています。

• 95.7%が「食いつきが良い」と回答
• 978%が「継続したい」と回答

穀物不使用のグレインフリーフードだから、穀物アレルギーの子でも食べれます。

全犬種・全ライフステージ対応なので、子犬～シニア犬まで食べられるのも魅力の一つ。

5kgの成犬であれば、1日あたりの食費は180円程度(定期コース1回3個でのお届けを想定)です。

非常にリーズナブルなフードなので、ぜひご検討ください。

アランズナチュラルドッグフード(ラム)の評判｜口コミ･悪評からわかる真実など購入前に知りたい全知識

まとめ

この記事では、「ドッグフードの相場」と「フードを安く買う方法」について解説しました。

以下がまとめです。

いかがでしたか？

ドッグフード選びはよく考えて、選ぶと非常に労力がかかります。

検討項目が多すぎると、考えることが多すぎて疲れてしまうでしょう。

優先すべき項目を3つ程度にして、その基準を満たすフードを選ぶのがおすすめですよ。

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