「手作りご飯って本当によくないの?どうして?」
「どうして手作りご飯はダメッて言われたりするの?」
といった手作りご飯が良くない理由について調べている飼い主さん。
よくないって言われたら、心配になっちゃいますよね。
愛犬の健康を考えて手作りで与えているのに、良くないと言われたら戸惑うでしょう。
結論から言うと、栄養バランスが整っていれば、与えても問題はありません。
しかし、バランスよく栄養設計されたフードを作るのはとても難しいのが実情。
この記事では、手作りご飯が良くないと言われる理由について解説します。
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犬に手作りご飯がよくないと言われる5つの理由
犬に手作りご飯が良くないと言われる理由は、以下の5つがあります。
- 栄養をバランスよく設計してフードを作るのが難しい
- フードのレシピは試験・実証されてはいない
- 長期保存ができない
- ご飯を作るまでに時間と手間がかかる
- ビタミンやミネラルなどの必須栄養素が欠乏しがち
理由①.栄養をバランスよく設計してフードを作るのが難しい
手作りご飯で犬が必要とする栄養をバランスよく設計するのは、難しいからです。
以下のように栄養バランスに問題が出ることがあります。
- たんぱく質が過剰
- ビタミンが不足
- カルシウムが不足
- 微量ミネラルが不足
自己流で作ったご飯では、このように栄養に偏りが出てしまい、健康維持が難しくなってしまうのです。
手作りご飯では、栄養素をバランスよく摂取するのが難しく、よく注意して調理しなければなりません。
理由②.フードのレシピは試験・実証されてはいない
獣医師監修の犬の管理栄養士テキストには、以下のように記載されています。
犬のために、多数の手作りフードレシピが発表されていますが、長期にわたる性能が試験・実証されているものはほとんどありません。
引用元:一般社団法人 全日本動物専門教育協会 犬の管理栄養士 テキストP45
手作りフードのレシピとして公表されているフードの栄養面での信頼度が低いです。
信頼できないレシピのフードを与えて、バランスよく栄養が摂れなければ、愛犬の健康状態が悪化することも考えられます。
理由③.長期保存ができない
添加物が使用されていないという面では、非常に良いですが、日持ちしないのがデメリット。
ご飯を作ったら、早めに食べさせなければなりません。
毎日2食以上、栄養をバランスよく摂れて、適切なカロリーのフードを与えるのは難しいです。
理由④.ご飯を作るまでに時間と手間がかかる
ご飯を作るには、以下のようにいくつか手間がかかります。
- 食材を調べる
- 調達する(買い物をする)
- 調理する(洗う、切るなど)
- 加熱する
毎日作らなければならないので、日を重ねるごとに、手を抜いてしまうことも。
食材が不足して、規定量より少ない量で調理してしまっては、栄養バランスが偏ってしまいます。
レシピ通りに作り続けるには、手間や時間がかかります。
理由⑤.ビタミンやミネラルなどの必須栄養素が欠乏しがち
犬に必要な栄養素である、ビタミンやミネラルなどがしっかり摂れない場合もあります。
ビタミンやミネラルは5大栄養素の一つ。
手作りご飯の場合、ビタミンやミネラルが不足してしまいがちに。
必要な栄養素ではあるので、サプリメントなどで本来は補わなければなりません。
栄養について詳しくない場合、サプリメントでの補給を行わず、バランスの崩れた状況で提供してしまう場合も。
このように独断で判断してしまい、成長に必要不可欠な栄養を摂れなくなってしまう恐れがあるのです。
手作りご飯を与えるなら栄養の知識が必要
栄養をバランスよく摂れるよう設計できれば、手作りご飯を与えても問題ありません。
バランスの取れたフードを作るには、しっかり栄養に関する知識を学ぶ必要があります。
独断の方法や実証できていないレシピを鵜呑みにしてい作って、与え続けるのは避けましょう。
犬が必要とする栄養素やバランスが良い手作りフードの作り方を知りたい方は、「犬の管理栄養士」の資格を取得するのがおすすめ。
栄養の知識や手作りフードに必要な計算方法を学べます。
手作りフードを始めたいと考えている方におすすめの通信講座です(本記事の著者もこの資格を取得しています)。
栄養をバランスよく摂るなら総合栄養食フードがおすすめ
栄養に関して詳しく学ぶ時間を作るのは難しい方は、ドッグフードを与えましょう。
総合栄養食のフードであれば、水とフードを与えれば犬が必要とする栄養をバランスよく摂れます。
適切な量を与えれば、必要な栄養が賄えるのが魅力。
栄養について詳しくない方でも、扱いやすいフードになっているので、ぜひチェックしてみてください。
総合栄養食のドッグフードについて、詳しく知りたい方は、次の見出しもチェックしましょう。
総合栄養食基準を満たしたおすすめドッグフード3選
総合栄養食基準を満たしたドッグフードは、以下の3つです。
- うまか
- このこのごはん
- 自然派わんこの厳選ごはん
これら以外にも、総合栄養食基準を満たしたドッグフードはあります。
より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
総合栄養食のおすすめドッグフード15選!ウェットや国産品も紹介
うまか
うまかは、国産のプレミアムドッグフード。
総合栄養食基準を満たしており、全犬種・全年齢対応のフードです。
初回は40%OFFで買えるので、非常にお得にお試しできますよ。
悪影響を及ぼす添加物は、一切排除して作られています。
食いつきにも定評があり、94%の方が食いつきが良くなった(アンケート結果)と実感しています。
主原料である鶏肉には、国産の原料をしようしており、品質が高いです。
価格(税込) | 通常:4,980円
定期:4,930円(10%OFF) 初回:3,278円(40%OFF) |
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内容量 | 1.5kg |
原産国 | 日本 |
鶏肉、大麦、玄米、かつお節、大豆、ビール酵母、チキンエキス、米油、卵黃粉末、発酵調味液、フラクトオリゴ糖、りんご、にんじん、昆布、かぼちゃ、しいたけ、グルコサミン、コンドロイチン、セレン酵母、しょうが、L-トレオニン、ビフィズス菌、ミネラル類(牛骨カルシウム、卵殻カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸亜鉛、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12)
より詳しく知りたい人はコチラ。
うまか/UMAKAドッグフードの口コミ評価|お試しして成分や効果を検証
このこのごはん
このこのごはんは、小型犬の悩みに対策されて作られているフード。
「毛並み・におい・目元」の3つの悩みにアプローチできる食材を、原材料に使用しています。
総合栄養食基準を満たしており、全犬種・全年齢対応です。
オールステージ対応なので、子犬~シニア犬になるまで与えてOK。
グルテンフリーなので、小麦アレルギーの子にも与えられますよ。
体に悪い添加物は不使用なので、安心して与えられるフードです。
価格(税込) | 通常:3,850円
定期:-(2袋単位の購入) 初回:3,278円(15%OFF) |
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内容量 | 1kg |
原産国 | 日本 |
鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、乳酸菌、昆布、ミネラル類(牛骨未焼成カルシウム、卵殻未焼成カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンEパントテン酸カルシウム)
より詳しく知りたい方はコチラ。
このこのごはんの口コミ評判|ドッグフードをお試しして食いつきや涙やけをチェック
自然派わんこの厳選ごはん
自然派わんこの厳選ごはんは、国産の無添加ドライフード。
主原料には生肉を50%以上使用しており、高タンパク(粗たんぱく質28%以上)。
オールステージ対応の総合栄養食フードです。
100gあたり400kcalと高カロリーなので、痩せ気味の犬に特におすすめです。
元獣医師&犬の管理栄養士が共同開発したフードなので、安全面における信頼度も高いフードですよ。
価格(税込) | 通常:3,278円
定期:-(2袋あたりの販売) 初回:2,178円 |
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内容量 | 1kg |
原産国 | 日本 |
生肉(鶏、牛肉、豚、馬、魚肉)、大麦、魚粉、玄米、コプラフレーク、サツマイモ、ゴマ、菜種油、ひまわり油、たかきび、ビール酵母、乳清、海藻、カルシウム粉末、脱脂粉乳、オリゴ糖、L-リジン、DL-メチオニン、青パパイヤ粉末、グルコサミン、プロバイオティクス
より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
この記事では、「手作りご飯が良くないと言われる理由」や「栄養バランスの整ったドッグフード」について解説しました。
以下がまとめです。
- 手作りご飯を与えるなら、栄養の勉強が必要
- レシピ本として紹介されているフードは、試験や検証がされていない
- 手作りで栄養バランスが整ったフードを与えるのは難しい
- 手作りご飯は5大栄養素のビタミンとミネラルが不足しがち
- 栄養について勉強するなら、「犬の管理栄養士」の通信講座を取得するのがおすすめ
- 栄養をバランスよく摂るなら総合栄養食のドッグフードを与えると良い
- 総合栄養食は、フードと水を適量与えるだけでバランスよく栄養が摂れる
いかがでしたか?
手作りご飯で、バランスよく栄養の摂れるものを作るのは難しいです。
どうしても手作りのものを与えたいという方は、栄養に関して正しい知識を得ましょう。
「犬の管理栄養士」の通信講座を受講するのがおすすめですよ。
手作りご飯でなくても良い方は、総合栄養食のドッグフードを与えましょう。
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