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犬同士が仲良しのサインは?犬同士が仲良くなるために気をつけることも

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

犬同士が仲良しのサインは?犬同士が仲良くなるために気をつけることも

「ワンちゃん同士が仲良しってどうやったらわかる?」
「犬同士仲良しなときに見せるサインは?」

といったように、ワンちゃん同士が仲良しなのかについて気になっていませんか?

犬同士仲良しの場合に、見せる仕草やサインはさまざまです。

この記事では、犬同士が見せる仲良しのサインについて以下の内容でご紹介します。

この記事の内容
  • 犬同士が仲良しのサイン
  • 犬同士が仲良しになるために気をつけること
  • 犬同士がケンカしているサイン

犬同士が仲良くなって欲しいという飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

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犬同士が仲良しのサイン

じゃれ合う柴犬

犬同士が互いに仲良くしていることは、彼らの行動や様子から読み取ることができます。

以下に、犬同士の仲良しのサインとして特に頻繁に見られる行動をいくつか紹介します。

犬同士が仲良しのサイン
  • 相手の顔を舐める
  • お尻の臭いを嗅ぎ合う
  • 遊びに誘おうとする
  • くっついて一緒に寝る
  • 帰宅時に一緒に玄関まで来る
  • ご飯を一緒に食べる
  • じゃれ合いをする
  • お外で一緒に走る

それぞれのサインについて見ていきましょう。

相手の顔を舐める

犬が互いの顔を舐め合う行動は、仲の良さの表現の一つです。

特に親犬が子犬の顔を舐める場面や、仲良しの犬同士でよく見られます。

顔を舐めることで、相手への親しみや信頼などの愛情表現をしていると考えられます。

また、この行動はストレスの軽減や安心感を与える効果もあります。

お尻の臭いを嗅ぎ合う

犬がのお尻の臭いを嗅ぐことは、相手が近づくことを許している場合にできる行動です。

お尻には肛門腺と呼ばれる部位があり、ここから独特の匂いが分泌されます。

この匂いには犬の情報が含まれており、嗅ぐことで相手の情報を読み取ることができます。

互いにお尻の臭いを嗅ぎ合うことができている場合、お互い気を許していると言えるでしょう。

遊びに誘おうとする

犬が仲良しのサインの一つは、遊びに誘う行動です。

おもちゃを持ってきて噛みついたまま人や他の犬の方を向くことなどの行動は「遊んで欲しい」という犬の気持ちを示しています。

このような行動は、犬が相手を信頼している証拠であり、互いの関係をさらに深めるためのアプローチとも言えるでしょう。

くっついて一緒に寝る

犬が仲の良い相手と体をくっつけて寝るのは、安心感や愛情を示す行動の一つです。

特に冷え込む季節には、互いの体温で暖を取り合うためにこのような行動を見せることが増えます。

しかし、それだけでなく、信頼関係が築かれている証拠とも考えられます。

家族や他のペットと一緒にくっついて寝ることで、犬は自分が安全な環境にいると感じているのです。

帰宅時に一緒に玄関まで来る

犬が飼い主の帰宅時に玄関まで迎えに来る行動は、飼い主への愛情や期待を表すものです。

この行動は、「あなたが帰ってきたことを知っていて、それを楽しみにしていた」というメッセージを伝えています。

帰宅を喜び、一緒の時間を過ごすことを期待する犬の姿は、お互い仲が良いことを示しています。

ご飯を一緒に食べる

犬同士が同じタイミングで食事を取ることは、仲が良い証拠と言えるでしょう。

自分のご飯を他の犬に少し食べられてもケンカにならない場合、仲が良いもの同士です。

また、一緒に食事をする時間は、お互いの信頼関係を築くための大切なコミュニケーションの場となります。

じゃれ合いをする

じゃれ合う行動は、犬と飼い主の間に強い絆と信頼関係があることを示します。

このコミュニケーションは、相手の気持ちを理解し、リラックスして楽しむ時間を共有することができるからです。

特に、犬が軽く噛み付く行動は、「遊びたい」というサインとなります。

安心して遊ぶことができる環境にいることを示すものです。

お外で一緒に走る

犬同士が仲良しのサインとして、お外で一緒に走る姿は特に顕著です。

公園や広いスペースで犬たちが自由に走り回る様子は、彼らの間に信頼関係が築かれていることを示しています。

犬たちは争い事をせずに、単純に楽しみながら走ることで、お互いの存在を受け入れていることが伺えます。

犬同士が仲良しになるために気をつけること

散歩中の犬

犬同士の関係をスムーズに築くためには、飼い主としての注意深い観察が必要です。

犬の性格や気質、そしてその日の気分によっても、犬同士の相性は変わり得るため、以下のポイントを意識して取り組みましょう。

犬同士が仲良しになるために気をつけること
  • 他の犬と接触する前に飼い主さんに許可を取る
  • 犬同士仲良くなれそうなら見守る
  • 犬同士の触れ合いを邪魔しないようにする
  • ノーリードで犬同士を遊ばせない

それぞれのポイントについて見ていきましょう。

他の犬と接触する前に飼い主さんに許可を取る

他の犬との初対面の際には、まず犬の飼い主に許可を求めることがマナーとして重要です。

すべての犬が他の犬に友好的であるとは限りませんし、特定の状況や環境でストレスを感じている可能性も考えられます。

そのため、飼い主としては、他の犬の気質や状態を理解した上で、自分の犬を近づけるかどうかの判断をする必要があります。

予期しないトラブルを避けるためにも、一手間は欠かせません。

犬同士仲良くなれそうなら見守る

犬同士が積極的に興味を示し合い仲良くなる兆候が見られた場合、過度に干渉することなく安全な距離から見守りましょう。

ワンちゃんが適切な社交の場を持つことは、犬の社交性を高める上で大切です。

しかし、もし犬同士の間に緊張や攻撃的な態度が見られた場合、速やかに犬を引き離すなどの対応が求められます。

犬同士の関係性を良好に保つためにも、常に飼い主としての注意深さと柔軟性を持つことが大切です。

犬同士の触れ合いを邪魔しないようにする

犬同士の触れ合いは、社交性を形成し、他の犬との関係性を築く上で非常に重要な役割を果たします。

飼い主が過度に介入することは犬同士のコミュニケーションを妨げる可能性があります。

当然、犬同士の安全を確保するための監視は必要ですが、積極的なアプローチや遊びの場面での強制的な指示は避けるべきです。

犬たちが自然に触れ合い、相手のサインを読み取ることで、より良い関係を築くことができます。

ノーリードで犬同士を遊ばせない

ノーリードでの散歩や遊びは、犬にとって自由を享受する大切な時間となりますが、犬同士の関係性や安全性を考慮すると、特定の場所や状況では避けるべきです。

ノーリードの状態で犬との接触が生じた場合、不意の事態やトラブルが発生するリスクが高まります。

また、犬同士の相性や性格を十分に把握していない場合、予期しない攻撃的な行動やストレスの原因となる可能性があります。

そのため、犬同士を遊ばせる際は、専用のドッグランや飼い主の監視のもとでのリード付きの活動を推奨します。

ドッグランで嫌われる犬種っているの?向かない犬や事件事例も解説

犬同士がケンカしているサイン

唸る犬

犬同士のコミュニケーションには、多くのサインやシグナルが含まれています。

これらのサインは、犬たちの感情や意図を示すものであり、特にケンカや争いの兆候を早く察知することは、トラブルを未然に防ぐために非常に重要です。

以下は、犬同士がケンカの兆候を見せているときに現れる主なサインになります。

犬同士がケンカしているサイン
  • 犬が唸り声をあげる
  • 歯をむき出しにする
  • 尻尾を下げている
  • 名前を読んでも反応がない

それぞれの犬同士がケンカしているサインについて見ていきましょう。

犬が唸り声をあげる

犬が唸り声をあげる行動は、警戒や不満、恐れを示す典型的なサインの一つです。

他の犬との間に縄張り争いや食事の取り合いなどの競争が発生したとき、唸り声は警告として用いられることが多いです。

サインを見逃すことなく、早めに介入することで、実際のケンカやトラブルを避けることができます。

歯をむき出しにする

犬が歯をむき出しにする行動も、強い警戒や敵意を示すサインです。

これは、他の犬に対しての威嚇や警告の意味合いが強く、ケンカの直前の状態を示していることが多いです。

歯をむき出しにしている犬は、非常に興奮しており、その状態での突然の接触や介入は避けるべきです。

飼い主さんとしては、適切なタイミングや方法で、状況を鎮静化させることが求められます。

尻尾を下げている

犬の尻尾の動きは、その気持ちや感情を示すサインとなります。

犬が尻尾を下げるとき、不安、恐れ、または服従のサインとして解釈されることが多いです。

このようなサインを見た場合、犬が何かに驚いているか、不快な状況に置かれている可能性が高いです。

名前を読んでも反応がない

犬は通常、自分の名前を呼ばれると反応します。

しかし、名前を呼んでも相手の犬と視線を離さない場合、集中している場合があります。

犬が冷静さを保てていない可能性があります。

犬の行動を見て仲良しなのかを判断しよう

犬同士が仲良しのサインには、以下のようなものがあります。

犬同士が仲良しのサイン
  • 犬同士が仲良しのサイン
  • 相手の顔を舐める
  • お尻の臭いを嗅ぎ合う
  • 遊びに誘おうとする
  • くっついて一緒に寝る
  • 帰宅時に一緒に玄関まで来る
  • ご飯を一緒に食べる
  • じゃれ合いをする
  • お外で一緒に走る

これらの行動は犬たちがお互いに安心感や信頼を感じていることを示しており、仲の良い関係を築いていることがわかります。

また、犬同士が仲良しになるために気をつけることは以下のとおりです。

同士が仲良しになるために気をつけること
  • 他の犬と接触する前に飼い主さんに許可を取る
  • 犬同士仲良くなれそうなら見守る
  • 犬同士の触れ合いを邪魔しないようにする
  • ノーリードで犬同士を遊ばせない

今回ご紹介した犬同士が仲が良いサインを参考に、犬の気持ちを判断してください。

また、犬同士がケンカしそうな場合は、飼い主さんとして介入する必要があります。

犬同士が仲が良いのか気になっている飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

なお、当サイト(いぬの読みもの)では他にも犬のコラム記事があります。

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