市販で売られている老犬向けのおすすめドッグフードで、日々の健康をサポートしたいと考える飼い主さんもいるでしょう。
そもそも、市販品のフードは種類が多く、年を重ねた愛犬に好みや体調などの配慮が必要で、フード選びに悩んでしまいますね。
この記事では、市販で売られている老犬(シニア犬)におすすめのドッグフードを8選紹介します。
愛犬の健康をサポートするために、ぜひ参考にしてください。
【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキング|人気137種の評判&安全性を比較
市販で売られている老犬・高齢犬(シニア犬)におすすめのドッグフード8選
市販で売られている老犬・高齢犬(シニア犬)におすすめのドッグフードを8選紹介します。
- NOW FRESH グレインフリー スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント
- プロマネージ ドッグフード シリーズ
- サイエンス・ダイエット ドッグフード シニアアドバンスド(チキン)
- ユーカヌバ スーパーシニア用
- ベーシックフォーミュラ メンテナンススモール フレッシュラム
- ウェルネスコア 高齢犬用(高たんぱく質・穀物不使用)
- フレッシュミックス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグ
- ソルビダ グレインフリー 室内飼育7歳以上用(オーガニックチキン)
厳選したフードから、愛犬に合ったフードを見つけられるでしょう。
NOW FRESH グレインフリー スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント
100%新鮮なターキーやサーモンを使用しており、良質なタンパク質を摂取できます。
配合している野菜・果物など、20種類以上を低温調理しており、食材の栄養やうまみが凝縮された高品質なフードです。
グルコサミンやコンドロイチンも配合されており、シニア犬の関節をサポートできます。
内容量 | 0.8㎏・1.59㎏・2.72㎏・9.98㎏ |
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粒サイズ | 約5~10㎜ |
対象年齢 | シニア犬 |
通常価格 | 2,475・4,840・7,678・23,980円(税込)
※Amazon参考価格 |
プロマネージ ドッグフード シリーズ
プロマネージは、犬種別や11歳以上・7歳以上のフードがあり、愛犬に応じた適切な栄養を摂取できます。
健康的な体重を管理できるように、エネルギーや脂肪の量を調整しており、筋肉や心臓など体内を総合的にサポートできるでしょう。
粒サイズも犬種や年齢に応じて食べやすく消化しやすいように設計されています。
内容量 | 800g・1.7㎏・4㎏ |
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粒サイズ | 犬種に合わせている |
対象年齢 | 11歳以上 |
通常価格 | 1,188・2,068・3,980円(税込)※Amazon参考価格 |
サイエンス・ダイエット ドッグフード シニアアドバンスド(チキン)
13歳以上のシニア犬のエイジングをサポートできるフードで、加齢とともに弱まりがちな関節や運動能力にアプローチできます。
オメガ3脂肪酸やビタミンEなど、体内から健康を維持できる栄養が含まれており、免疫力を高められるでしょう。
ナトリウムやリンを調整しており、シニア犬に多い腎臓と心臓へのトラブルや負担を軽減できます。
内容量 | 750g・1.5㎏・3㎏ |
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粒サイズ | 約7.5㎜ |
対象年齢 | 13歳以上 |
通常価格 | 1,455・1,773・2,819円(税込)
※Amazon参考価格 |
ユーカヌバ スーパーシニア用
鶏や七面鳥を主原料としており、健康的な筋肉や免疫力のサポートができるフードです。
オメガ3・6脂肪酸を配合しており、体内の循環を良好にして皮膚や毛並みも艶やかにできるでしょう。
Sの形の粒が歯に当たるため、歯石の除去にも効果があり、歯石の蓄積を抑える効果も期待できます。
内容量 | 800g・2.7㎏・7.5㎏ |
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粒サイズ | ー |
対象年齢 | 11歳以上 |
通常価格 | 1,860・4,980・8,430円(税込)
※Amazon参考価格 |
ベーシックフォーミュラ メンテナンススモール フレッシュラム
ほかの肉よりもアレルギーを起こしにくくて栄養価が高い、ラム肉を主原料としています。
ビール酵母は、消化吸収もよく腸内環境を整える効果があり、消化器官の働きが弱まりがちなシニア犬のサポートができるでしょう。
低カロリー・低脂肪で仕上げており、運動量が少ない犬の体重管理も可能なフードです。
内容量 | 1.59㎏ |
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粒サイズ | 約7~12㎜ |
対象年齢 | シニア犬 |
通常価格 | 3,740円(税込)
※Amazon参考価格 |
ウェルネスコア 高齢犬用(高たんぱく質・穀物不使用)
七面鳥・チキンなどを主原料としており、穀物不使用で高タンパクな犬の消化に優しいフードです。
肉副産物や着色料、香料などの合成添加物は使用しておらず、自然由来の成分を配合しているため安心して与えられます。
高タンパクであるため、健康的な筋肉をサポートするのに向いており、少食の犬や体重が落ちている犬などに与えてみると良いでしょう。
内容量 | 800g・1.8・5.4㎏ |
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粒サイズ | 約10㎜ |
対象年齢 | シニア犬 |
通常価格 | 2,224・3,907・6,370円(税込)※Amazon参考価格 |
フレッシュミックス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグ
小型犬のシニアに向けて作られたフードで、チキンやターキーなどの肉や魚から良質なタンパク質を得られます。
野菜・果物・ハーブなどからは、ビタミンや食物繊維などを摂取でき、免疫力アップやリフレッシュ効果なども得られるでしょう。
ヒューマングレードの原材料を使用しており、愛犬の体に有害な成分は配合しないといった、安全性を徹底的に突き詰めたフードです。
内容量 | 1㎏・3㎏・6㎏ |
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粒サイズ | 約8㎜ |
対象年齢 | シニア犬 |
通常価格 | 2,310・4,620・8,250円(税込) |
ソルビダ グレインフリー 室内飼育7歳以上用(オーガニックチキン)
ヒューマングレードとオーガニックの原材料にこだわっており、体に優しく安全性が高いフードです。
シニア犬に理想的な栄養バランスで、体内から健康を維持でき皮膚や被毛も美しくサポートできます。
チキンを主原料としており、穀物不使用に仕上げているため、消化に優しく嗜好性も高いでしょう。
内容量 | 900g |
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粒サイズ | 約8㎜ |
対象年齢 | シニア犬 |
通常価格 | 3,025円(税込)※Amazon参考価格 |
シニア犬向けのドッグフードを選ぶ際のポイント
シニア犬向けのドッグフードを選ぶ際には、次の4つのポイントを基準にすると良いでしょう。
- 適量のタンパク質を含んでいるフードを選ぶ
- 脂肪12%以下の低脂肪フードを選ぶ
- 関節サポート成分配合のフードを選ぶ
- 愛犬が好みの香り・柔らかさのフードを選ぶ
適量のタンパク質を含んでいるフードを選ぶ
肉食動物である犬には、適量のタンパク質が欠かせません。
特にシニア犬になると、加齢によって運動量が減り、筋肉量が低下してしまいます。
筋肉や体の健康を支えるのは、適量の良質なタンパク質で、多すぎても少なすぎてもよくありません。
高タンパクなフードはかえって負担になる可能性もあり、低タンパクなフードは筋力サポートの効果が難しいでしょう。
脂肪12%以下の低脂肪フードを選ぶ
脂肪12%以下の低脂肪フードを選ぶと、シニア犬の健康を維持できるでしょう。
シニア犬は運動量や新陳代謝が低下するため、脂肪が多いフードだと太りやすくなり、心臓や関節などほかの部分への病気やトラブルを誘発してしまう可能性があります。
体格を維持して病気のリスクを軽減するためにも、粗脂肪12%程度の低脂肪フードがおすすめです。
反対に、体重の低下が気になる犬や食欲不振の犬には、栄養価や脂肪分が多いフードが適している場合があるため、獣医師に相談してみると良いでしょう。
関節サポート成分配合のフードを選ぶ
シニア犬は関節のトラブルが起きやすいため、関節サポート成分配合のフードを選ぶと良いでしょう。
犬は加齢にともなって、関節を繋ぐ軟骨が摩耗し、足腰を十分に動かしにくくなります。
個体差はありますが、歩行時に痛みが生じ、上手く歩けないといったトラブルも起きやすいでしょう。
少しでも症状にアプローチできるように、グルコサミン・コンドロイチン・メチルサルフォニルメタンなどの関節サポート成分が配合されているフードを与えるのがおすすめです。
愛犬が好みの香り・柔らかさのフードを選ぶ
シニア犬は消化スピードや代謝が低下するため、食事量が減ったり食欲不振になったりと、フードを食べられなくなる可能性があります。
シニア犬の食欲を刺激して食べやすくするには、愛犬の好みの香りや柔らかさのフードを与えるのがおすすめです。
フードには、鰹節の香りや肉の香りがあるため、愛犬の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
また、シニア犬は噛む力や飲み込む力が弱まるため、様子に合わせて粒サイズを小さくしたり、ウェットフードのような柔らかいフードを与えたりすると良いです。
ドライフードをふやかして与える方法もあるため、必要な栄養を摂取できるように愛犬に合わせてフードを選びましょう。
シニア犬にフードを与える際のポイント
シニア犬は食欲不振や消化不良などの配慮が必要なため、次の2つのポイントに気をつけると良いでしょう。
- 1日3回~4回に分けてフードを与える
- 新しいフードに切り替える際は徐々に切り替えてみよう
1日3回~4回に分けてフードを与える
シニア犬は消化機能が低下するため、1日3〜4回に分けて与えると良いでしょう。
成犬と同じ1日2回のペースで与えると、消化負担がかかり食事が進まない場合もあります。
1回あたりのフード量を減らして、3〜4回に分けて与えると、消化負担を軽減できて必要な栄養量を摂取しやすいです。
新しいフードに切り替える際は徐々に切り替えてみよう
新しいフードに切り替える際は、1週間から10日程かけて徐々に切り替えていくと良いでしょう。
まるまる新しいフードに切り替えると、消化負担をかけてしまい、便が緩くなったり下痢や嘔吐の症状が出たりする場合があります。
大体1週間から10日かけて少しずつ新しいフードの割合を増やしていき、体に慣らしていきましょう。
新しいドッグフードへの切り替え方法!急に変えるのがダメな理由
まとめ
シニア犬には、ライフステージに合った栄養バランスで食事を与える必要があります。
運動量や代謝が低下しがちなシニア犬でも、健康的な筋肉や関節などを維持できるように、良質なタンパク質や関節サポート成分が含まれたフードが良いでしょう。
健康に欠かせない栄養は他にもたくさんあるため、この記事で紹介したおすすめ8選を参考にしてくださいね。
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