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ガンの犬におすすめのドッグフード2選!選び方やガンの種類を解説

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

ガンの犬におすすめのドッグフード2選!選び方やガンの種類を解説

この記事の編集者

まさき

プロフィール

2022年5月9日に「犬の管理栄養士」を取得。少年時代にポメラニアン、柴犬、ミックス犬、マルチーズと触れ合って育つ。犬と猫どちらも好きな動物好きな大人へ成長。現在はWEB編集担当者として、「いぬの読みもの」を運営。

ガンだと診断されると愛犬も飼い主も辛いでしょう。

ガン腫瘍に栄養を奪われ、ガンが進行したり転移したりする可能性もあるため、日頃の食事で、愛犬の体への栄養補給を行っていく必要があります。

この記事では、ガンの犬におすすめのドッグフードや、ドッグフードの選び方、ガンの種類を解説します。

万が一に備えて知っておくと、初期段階でガンを発見できる可能性もあります。

ぜひ、この記事を最後まで読み、愛犬の健康の参考にしてください。

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  • このこのごはん
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    愛犬のニオイ、目元、毛並みなどの状態が気になる方におすすめの小型犬向けフード。
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    チキン&サーモンを50%以上使用し、穀物は不使用。獣医師の84%が推奨したフード。

ガンの犬に与えるドッグフードの選び方

ガンの犬に与えるドッグフードは次の4つのポイントを踏まえて選ぶといいでしょう。

  • 肉や魚を主原料とした高タンパクフードを選ぶ
  • 脂肪の割合が高いフードを選ぶ
  • 糖質が少なめのフードを選ぶ
  • オメガ3脂肪酸の摂れるフードを選ぶ

肉や魚を主原料とした高タンパクフードを選ぶ

体の基礎であるタンパク質を摂取するために、肉や魚を主原料とした高タンパクのフードを選びましょう。

そもそも犬の体はタンパク質でできており、ガンを患うと体のタンパク質を消費して不足していきます。

高タンパクなフードを与え、体の基礎をサポートし免疫力を高めることが大切です。

肉や魚が配合されたフードだと、食材そのものの良質なタンパク質を摂取できるでしょう。

また、フードの栄養素の割合はタンパク質・炭水化物・脂質ですが、高タンパクであればあるほど炭水化物を抑えられます。

炭水化物はガンが活発になる栄養素でもあるため、35%〜40%の高タンパクなフードを選ぶといいでしょう。

高タンパクフードについて、知りたい方は以下の記事をご覧ください。

犬におすすめのタンパク質食材・高タンパクフード7選!

脂肪の割合が高いフードを選ぶ

犬は脂肪をエネルギーとして活用できるため、脂肪の割合が高いフードを選びましょう。

そもそもドッグフードは、タンパク質・炭水化物・脂肪で成り立っています。炭水化物はガンが喜ぶ栄養素です。

炭水化物の割合が少ないフードを選ぶためには、脂肪の割合が多くなければなりません。

高脂肪のフードを選ぶと、ガンが必要とする炭水化物エネルギーの摂取を抑えられ、体のエネルギー源として活力に繋げられます。

脂肪の割合が高いフードを選び、エネルギー補給をしましょう。

糖質が少なめのフードを選ぶ

糖質はガンが喜ぶ栄養素のため、糖質制限がされているフードを選びましょう。

糖質は主に穀物(炭水化物)から摂取できます。

炭水化物が含まれていると、ガンの進行も早くなる可能性があるため、注意が必要です。

糖質制限のフードを選び、ガンが必要とする栄養を摂取しないように対策しましょう。

オメガ3脂肪酸の摂れるフードを選ぶ

オメガ3脂肪酸の摂れるフードを選ぶと、良質な脂肪を摂取できます。

これまで、高脂肪のフードでエネルギーを摂取するといいと解説しましたが、脂肪の質によっては不健康になる可能性もあるでしょう。

オメガ3脂肪酸は、αリノレン酸・EPA・DHAの3つの総称で、主に魚肉から摂取できる良質な脂肪です。

オメガ3脂肪酸が配合されたフードを選び、免疫力を高めたりガン細胞を抑制したりと、健康な体へのサポートをしてあげましょう。

ガンの犬向けドッグフード2選

ガンの犬向けのドッグフードを2選紹介します。

  • 和漢みらいのドッグフード 特別療法食G・A・N+
  • 犬心 元気キープ

特別な栄養バランスのフードを与えて、サポートしてあげましょう。

和漢みらいのドッグフード 特別療法食G・A・N+

和漢みらいのドッグフード 特別療法食G・A・N+ 商品画像
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和漢みらいのドッグフード 特別療法食G・A・N+ 商品画像
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価格
6,600円(税込)
内容量
1kg
原産国
日本
主原料
生肉(鹿、馬、魚)、大麦、玄米
対象
内臓疾患が無い7歳以下の犬

和漢みらいのドッグフード 特別療法食G・A・Nは、鹿肉を主なタンパク質とし、オメガ3脂肪酸も摂取できる栄養バランスが優れたフードです。

高タンパク・高脂質で、糖質制限もできるため、闘病中の犬でも必要な栄養を十分に摂取できるでしょう。

和漢植物やファイトケミカルを配合しており、健康寿命の基本でもある腸内や内臓へのアプローチもできます。

鹿肉が主な食材のため、本来の犬が求める食事と近く、食いつきもいいでしょう。

価格(税込) 【通常】6,600円
【定期】5,060~6,050円
定期購入で約8〜24%OFF(1~10個購入した場合)
※2024年2月9日時点の価格情報
内容量 1kg
kg単価 5,060~6,050円(「定期」価格で買った場合のkg単価)
原産国 日本
特徴 ガンや腫瘍の犬の栄養回復のための薬膳特別療法食
対応犬種・年齢 内臓疾患がない7歳以下の犬
カロリー 354kcal
粒の大きさ 細長い形状で大きさはバラバラ
原材料 生肉(鹿,馬,魚),大麦,玄米,国産雑節,サツマイモ,玄米,ヤシ,胡麻,菜種油,ビール酵母,和漢植物【ユーグレナ(ミドリムシ),オルニチン,セルロース,イヌリン,フランス海岸松,紫イペ,スリッパリーエルム,ネムノキ,菩提樹,冬虫夏草,霊芝,アガリクス,ハナビラタケ,チャーガ(シベリア霊芝),板藍根,田七人参,朝鮮人参,DHA,亜麻仁,アンゼリカ,ノニ果実,メシマコブ,山伏茸,タモギタケ,シロキクラゲ,マイタケ,オトギリソウ,クランベリー,プロポリス,ノコギリヤシ,クコの実(ゴジベリー),八角,ウコン,紅花,菊花,当帰の葉,ケイヒ,ギムネマ葉,ギョクチク,クロガリンダ,アスタキサンチン,菊芋,クマザサ,ケロッコパウダー,ガジュツ,吉野葛,ハトムギ,ウコギ葉,ドクダミ,大麦若葉,延命草,サラシア,カミツレ,陳皮,ツリガネニンジン,大棗(ナツメ),ローヤルゼリー,桑の葉,甜茶,アロエベラ,山芋,ハス胚芽,生姜,キャッツクロー,サンザシ,サンシシ,モリンガ,ガラナ,ウラジロガシ,グアバ葉,ゴカヒ,MSM,コーンシルク,甘茶,バイキセイ,スピルリナ,ザクロ,麻(ヘンプ),カノコソウ,黒豆,コラーゲン,緑イ貝,ブルーベリー】サチャインチオイル(耐熱性オメガ3脂肪酸),海藻(フコイダン),乳酸菌,オリゴ糖/グルコサミン,アルギニン,ロイシン,イソロイシン,バリン,リジン,メチオニン,タウリン,ビタミン類(B群,A,E,K),ミネラル類(亜鉛,銅)
成分表示 粗蛋白質:39.5%
粗脂肪:10.0%
粗繊維:6.5%
粗灰分:7.0%
水分:7.0%
アルギニン:2.0%
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より詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。

みらいのドッグフード【腫瘍サポート】口コミ評判|犬心との徹底比較や愛犬のお試しレポも

犬心 元気キープ

犬心 元気キープ 商品画像
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犬心 元気キープ 商品画像
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価格
4,634円(税込)
内容量
1.25kg
原産国
日本
主原料
生肉(牛、鶏、馬、魚肉)、大麦、玄米
対象
全犬種・全年齢

犬心 元気キープは、ガン対応のドッグフードとして人気の商品です。

自社オリジナルの3素材である、五穀八菜育ち冬虫夏草・やまと花びらたけ・クリルCDをブレンドしており、免疫力を維持できます。

中でも、クリルCDはオメガ3脂肪酸を体内で吸収できるオイルで、不足しがちなオメガ3脂肪酸を補えるでしょう。

主な原料に牛・鶏・馬・魚を使用しており、バランスよく栄養を凝縮しています。

フードの60%が良質な生肉や生魚で、高タンパクなフードです。

内容量 1.25kg
通常価格(税込) 4,634円
特別価格(税込) 8,198円(2袋)
※2袋まとめ買いした場合1,070円OFF
まとめ買いの袋数が多いほどお得

より詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。

犬心(元気キープ)の口コミ評判・効果を実際にお試して検証|国産のがん療法食ドッグフード

犬のガンの種類

犬も人間と同じようにさまざまなガンの種類があります。

  • 乳癌・乳腺腫瘍
  • リンパ腫
  • 肝臓ガン
  • 脳腫瘍
  • メラノーマ
  • 肥満細胞腫
  • 皮膚ガン

乳癌・乳腺腫瘍

乳癌・乳腺腫瘍は、犬のガンの中で最も多く発症する病気です。

ホルモンバランスが原因として考えられており、避妊手術により発ガンリスクは下がると言われています。

リンパ腫

リンパ腫は、リンパ球がガンになる血液ガンです。

犬の場合は、すべてが悪性腫瘍で完治が難しいでしょう。

原因が解明されておらず、ステージに合わせた治療を行っていきます。

肝臓ガン

肝臓ガンは症状が現れにくいため、発見が遅くなるケースが多いです。

発見時には他のガンから肝臓へ転移していたり、末期症状だったりするケースも多くあります。

肝臓ガンだけの場合は、切除すると完治できるでしょう。

脳腫瘍

脳腫瘍は、ふらつきや発作、痙攣などの症状から病気を発見できることが多いですが、てんかんや脳梗塞などの他の病気と誤診されるケースもあります。

摘出手術や抗ガン剤治療、食事療法などでの治療がありますが、脳腫瘍の場合は後遺症が残ってしまうでしょう。

メラノーマ

メラノーマは、体のさまざまな場所にほくろのような腫瘍ができるガンです。

良性と悪性がありますが、他の器官へ転移する可能性が高く、進行速度も早いため摘出手術を行います。

状態によっては放射線治療を行う場合もあるでしょう。

肥満細胞腫

肥満細胞腫は悪性腫瘍が多く、犬の他のガンに比べて症例数も多いです。

初期段階で抗ガン剤治療や摘出ができればいいですが、完治が難しいといわれています。

皮膚ガン

皮膚ガンは、良性と悪性があり、他の皮膚のトラブルと見分けがつきづらいです。

皮膚にしこりを感じた際には、早めに病院を受診して検査する必要があるでしょう。

手術で摘出したり、放射線治療をしたりと、状況に合わせて治療を行っていきます。

まとめ

愛犬がガンの宣告を受けると飼い主さんも非常に辛いでしょう。

獣医師と相談しながら、自宅でもできるサポートの1つが、ガン対応のフードに変えることです。

高タンパクで高脂肪で、炭水化物が少なめに計算されたドッグフードを選び、愛犬の健康をサポートしてあげるといいでしょう。

また、ガンは発見のタイミングが重要です。

ガンの種類についても解説を参考にして、早めに見つけてあげられるといいでしょう。

愛犬の健康に寄り添い、できることから取り組んであげるといいですね。

なお、当サイトには他にもドッグフードについての記事があります。

気になる記事があれば、ぜひ参考にしてください。

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