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犬が食糞するのはなぜ?12個の対処法を紹介

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

犬が食糞するのはなぜ?12個の対処法を紹介

犬がうんちを食べる食糞行動を初めてみた時は驚くでしょう。

「愛犬がうんちを食べるのはなぜ?」
「食糞行動をやめさせたいけど対処法はある?」

愛犬のことが心配で、食糞の原因や対処法を調べられているかと思います。

犬が食糞をする理由や原因はいくつか考えられます。

この記事では、食糞する理由や原因、対処法などについて紹介します。

内容は以下のとおりです。

この記事の内容
  • 犬の食糞の考えれる6つの理由や原因
  • 犬の食糞が治らない場合の12つの対処法
  • 犬の食糞に関するよくある質問Q&A

愛犬の食糞行動でお困りの人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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犬の食糞の考えれる6つの理由や原因

伏せている犬
犬の食糞の考えれる6つの理由や原因
  • 犬の好奇心
  • 子犬の頃からの癖
  • 飼い主さんに構って欲しいため
  • 栄養不足や消化不良
  • 糞を隠そうとするため
  • 病気になっているため

犬の好奇心

犬の好奇心で食糞をしてしまう場合があります。

特に好奇心旺盛な子犬時期では、うんちを転がしたり口に入れたりして確認するとのこと。

うんちを触っている内に食べてしまうようです。

子犬の頃からの癖

成犬になっても子犬の時期からの癖で食糞をする場合があります。

子犬時期はうんちとおもちゃの区別がつかず、好奇心から遊びに使ったり口に入れたりしたタイミングで食べてしまうことがあるみたいです。

とはいえ、犬が成長するにつれて食糞はなくなるとというもの。

しかしながら、子犬時期からの癖が習慣化して残ってしまう場合あります。

飼い主さんに構って欲しいため

犬が食糞をする原因として、飼い主さんに構って欲しいということがあります。

食糞をすることで飼い主さんが犬を構うようになるからです。

犬が食糞をすることで飼い主さんが反応してくれるということを覚えるでしょう。

そのため、構って欲しい時に食糞行動を見せるとされています。

栄養不足や消化不良

犬が栄養不足や消化不良の場合、食糞をしてしまう場合があります。

消化不良の便には、消化しきれなかったドッグフードの匂いが残っている場合があるからです。

犬は匂いでご飯を判断しているとされているため、フードと思って食べるというもの。

また、犬が栄養不足の場合、空腹を満たすために食糞してしまうことがあります。

糞を隠そうとするため

犬が糞を隠そうとするために食糞してしまう場合があります。

うんちをした時に、飼い主さんに怒られたことを覚えて隠そうとする行動が食糞につながるからです。

病気になっているため

犬が食糞をしてしまう原因としては、病気の可能性も考えられます。

消化不良になってしまう病気や行動疾患などが考えられるでしょう。

犬の食糞が治らない場合の12つの対処法

犬

愛犬の食糞を治したいから対処法を知りたいという飼い主さんもいるでしょう。

犬の食糞が治らない場合の対処法を12個紹介します。

犬の食糞が治らない場合の12つの対処法
  • 空腹にならないようにする
  • 糞をしたらすぐに片付ける
  • 糞はおいしくないと教える
  • 犬のストレスを発散させる
  • 遊びや運動に時間をかける
  • 動物病院で受診する
  • ドッグフードを見直す
  • 排泄に失敗しても怒らないようにする
  • おやつで食べないようにしつける
  • 排泄タイミングを調整できるようにしつける
  • 食糞防止アイテムを使う
  • 留守中は犬のおもちゃを置いておく

空腹にならないようにする

食糞の対処法として、空腹にならないようにするという方法があります。

犬の食事量が足りていない場合は、空腹になってうんちを食べてしまう場合があるからです。

食欲旺盛な成長期の犬を飼っている場合、食事量が足りていないという場合があるかもしれません。

愛犬が食事の時、食いつきが良すぎたり、もっと欲しいような素振りを見せる場合は食事量や食事回数を見直すのが良いでしょう。

愛犬が空腹にならないようにすることで、食糞を防げるかもしれません。

糞はおいしくないと教える

愛犬の食糞の対処法として、うんちはおいしくないと覚えさせる方法があります。

うんちは不味いということを覚えさせることで食糞を治せることが期待できるからです。

前述の空腹にならないようにする対応を行なった上で、うんちは不味いと教えましょう。

うんちにかける「食糞防止アイテム」というものがが売られているため利用するのが良いです。

糞をしたらすぐに片付ける

食糞の対処法として、うんちをしたらすぐに片付けるという方法があります。

飼い主さんが見ている時にうんちをしたらすぐに片付けてあげましょう。

家を留守にしている時は、うんちをすぐに片付けられないと思います。

飼い主さんが留守中は、自動的に犬の排便を処理してくれるトイレを利用するのが良いです。

少し高いですが、犬の自動トイレというアイテムが売られております。

犬のストレスを発散させる

食糞の対処法として、犬のストレスを発散させることも効果を期待できるでしょう。

犬はストレスから食糞してしまう場合があると言われているからです。

愛犬を運動させたり、一緒に遊んであげたりすることでストレス発散させてあげましょう。

他にも以下のようなことが犬のストレスの解消につながるとされています。

犬のストレス解消につながること
  • スキンシップを取る
  • アイコンタクトを取る
  • 栄養バランスが整ったご飯を与える
  • 犬用のガムや噛むおもちゃを与える
  • ゲージに閉じ込めた時間を短くする

上記のような犬のストレス解消につながることをしてあげて、愛犬のストレスを発散させましょう。

遊びや運動に時間をかける

遊びや運動に時間をかけてストレスを発散させることも大切です。

また、留守中は愛犬と一緒に遊んであげることができないため、おもちゃを利用するのが良いでしょう。

愛犬が飽きないように、時間を変えて長く遊べるものを選ぶようにしてください。

ドッグフードを見直す

愛犬の食糞対策として、ドッグフードを見直すのも良いでしょう。

成長段階によって、ドッグフードをきちんと消化できていない場合があるからです。

ドッグフードを消化しきれていない場合は、フードの匂いが残ったままになる場合があります。

フードの匂いが残ったままのうんちを食べ物と思って犬が食べてしまうことがあるみたいです。

また、ドッグフードの量が少なく、空腹で食糞をしている可能性も考えられます。

愛犬に適切なドッグフードと量を見つけることが大切です。

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排泄に失敗しても怒らないようにする

排泄に失敗しても怒らないようにすることが食糞対策の一つとなります。

犬は排泄に失敗して怒られたことがあると、うんちを隠そうとして食べてしまうことがあるからです。

排泄をしたこと自体に対して怒られていると感じる場合があります。

そのため、うんちに失敗しても怒らないようにすることが食糞対策につながるでしょう。

おやつで食べないようにしつける

食糞対策として、おやつで食べないようにしつけをするという方法があります。

愛犬がうんちをしたら食べる前におやつを与えるようにして、排便を片付けるという方法です。

うんちを食べなければおやつがもらえると学習させることが食糞を治すことにつながるでしょう。

排泄タイミングを調整できるようにしつける

排泄タイミングを調整できるようにしつけることも食糞対策になります。

飼い主さんが留守中に排便をして、食糞してしまうことが考えられるからです。

愛犬に排便をする時間と場所を決めて、成功したらおやつを与えるような方法があります。

排泄タイミングを調整し、留守中の食糞を防ぐことにつながるでしょう。

食糞防止アイテムを使う

食糞防止アイテムを使うことも食糞防止対策になります。

愛犬が排便した後に、おやつでも気を逸らせないという場合があると思います。

うんちに苦味をつけて食糞を防ぐアイテムが売られているみたいです。

食糞防止アイテムを使うことも、食糞対策の効果的な方法になるかもしれません。

留守中は犬のおもちゃを置いておく

留守中は犬のおもちゃを置いておくことも犬の食糞対策の一つとなります。

飼い主さんが留守中だと、犬が排便をしても片付けられないからです。

排便が残った状態だと犬が退屈した食便する可能性が高くなるでしょう。

飼い主さんが留守中は、犬の気を引くようなおもちゃを置いておくことが対策の一つとなります。

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動物病院で受診する

愛犬の食糞を辞めさせるために、いろいろな方法を試したけど治らない場合もあるでしょう。

食糞行動が治らない場合、動物病院での受診も検討してください。

何かしらの病気を患っている可能性があるからです。

動物病院で検査をすることで、病気や感染症にかかっていないか、栄養状態は問題ないかなどが分かって安心できますよね。

食糞が治らない場合は、動物病院で相談することを検討しましょう。

犬の食糞に関するよくある質問Q&A

ポメラニアン

犬の食糞に関するよくある質問を4つ紹介します。

犬の食糞に関するよくある質問
  • 子犬の食糞はいつまで?
  • 子犬の食糞はいつぐらいまでにやめさせた方がいい?
  • 急に食糞するようになったけどなんで?
  • 夜中に食糞する理由は?

子犬の食糞はいつまで?

犬によって個体差がありますが、1歳ぐらいで食糞行動がなくなります。

食糞行動は、犬が成長すると見られなくなることが多いです。

成長しても食糞行動がある場合は、動物病院での受診を検討ください。

子犬の食糞はいつぐらいまでにやめさせた方がいい?

子犬の食糞行動を辞めさせるのは1歳ぐらいまでが目安となります。

犬によって差はありますが、一般的に1歳ぐらいで食糞行動がなくなるからです。

早めに食糞行動をやめさせるほうが、対策にかかる時間が少なくなります。

急に食糞するようになったけどなんで?

急に犬が食糞するようになる理由はいくつか考えられます。

ドッグフードが合わなかったり、犬が退屈していたりなど原因はさまざまあるからです。

フードの見直しや、遊びや運動などで犬のストレスを軽減させる方法などで食糞対策をしましょう。

夜中に食糞する理由は?

犬が夜中に食糞をするのは、家族に見られないから、退屈しているからなどという理由が考えられます。

排泄の時間が夜にならないように調節してあげるような対策をしてあげましょう。

まとめ

チワワ

いかがでしたか?

この記事は、犬の食糞の原因や対策について紹介しました。

以下がこの記事のまとめです。

犬の食糞の考えれる6つの理由や原因
  • 犬の好奇心
  • 子犬の頃からの癖
  • 飼い主さんに構って欲しいため
  • 栄養不足や消化不良
  • 糞を隠そうとするため

病気になっているため

犬の食糞が治らない場合の12つの対処法
  • 空腹にならないようにする
  • 糞をしたらすぐに片付ける
  • 糞はおいしくないと教える
  • 犬のストレスを発散させる
  • 遊びや運動に時間をかける
  • 動物病院で受診する
  • ドッグフードを見直す
  • 排泄に失敗しても怒らないようにする
  • おやつで食べないようにしつける
  • 排泄タイミングを調整できるようにしつける
  • 食糞防止アイテムを使う
  • 留守中は犬のおもちゃを置いておく

犬の食糞行動でお困りの飼い主さんは、参考にしてくださいね。

なお、当サイトでは他にもさまざまな記事があります。

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