「老犬の床ずれの原因は?」
「老犬の床ずれの予防方法は何かある?」
といったように、愛犬の床ずれについて調べられているかもしれません。
愛犬が老犬になって寝たきりの状態が増えると床ずれが心配になりますよね。
犬の床ずれは、一度になると治りづらいとされています。
犬の床ずれについては、ならないように予防することが大切です。
今回は、犬の床ずれについて以下の内容でご紹介します。
- 犬の床ずれについて
- 犬の床ずれの予防方法
- 犬が床ずれになってしまった場合
- 犬の床ずれ防止マットについて
- 床ずれ防止マットの選び方の5つのポイント
この記事を読むことで、犬の床ずれについてや予防方法、おすすめの床ずれ防止マットなどについて知ることができるでしょう。
愛犬が寝たきりで床ずれが心配は飼い主さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
犬の床ずれについて
犬の床ずれについて以下の3つに分けてご紹介します。
- 犬の床ずれの症状
- 犬の床ずれの原因
- 床ずれになりやすい箇所
それぞれについて見ていきましょう。
犬の床ずれの症状
床ずれは老犬などで寝たきり状態が続き、血行不良となり皮膚の一部が壊死する状態のことです。
犬の床ずれの症状ですが、初期段階では皮膚が赤くなるなどの症状が出ます。
床ずれを放置して症状が悪化すると、皮膚が破けて傷になります。
傷ついた皮膚から細菌が感染する恐れがあるため注意が必要です。
もし愛犬が床ずれになってしまった場合は、動物病院で受診させましょう。
犬の床ずれの原因
犬の床ずれは、寝たきり状態が続き、血行が悪くなることで起きるとされています。
ワンちゃんがずっと同じ態勢でいることで、身体の同じ部分が圧迫されてしまうのが原因。
また、湿気により皮膚が弱くなることも床ずれの原因の1つとなります。
床ずれになりやすい箇所
犬が床ずれになりやすい場所は、身体の骨が出っ張っている部分です。
特に犬の肩や腰、肘などは床ずれになりやすい箇所とされています。
飼い主さんは、愛犬の床ずれになりやすい箇所の皮膚の状態を観察するようにしましょう。
犬の床ずれの予防方法
犬の床ずれの予防方法を以下の2つに分けてご紹介します。
- 犬に寝返りを打たせる
- 床ずれ防止マットを使う
それでは、それぞれについて見ていきたいと思います。
犬に寝返りを打たせる
犬の床ずれの予防方法として、ワンちゃんに寝返りを打たせることが良いとされています。
ワンちゃんの床ずれはずっと同じ体勢でいることが原因になるとされているからです。
2〜3時間ごとにワンちゃんに寝返りを打たせ、体勢を変えるようにします。
床ずれ防止マットを使う
犬の床ずれ対策として、床ずれ防止マットを使うのも良いとされています。
犬が床ずれしやすい箇所の圧迫を減らすことができるからです。
ワンちゃんの床ずれ防止マットでは、体圧を分散できるものがおすすめ。
また、蒸れないように通気性に優れたものを選ぶようにしましょう。
後ほど、犬の床ずれ防止マットのおすすめ商品をご紹介します。
犬が床ずれになってしまった場合は専門家に見てもらおう
愛犬が床ずれになってしまった場合は、早めに動物病院に連れて行って受診させることを推奨します。
床ずれにより壊死した傷口から細菌に感染している場合もあるからです。
動物病院で感染していないかを確認してもらい、治療を受けるようにしましょう。
または老犬介護のサービスを展開している事業者に問い合わせてみることをおすすめします。
オンラインカウンセリングを行っている事業者もいるので、気になる方はぜひ下記ボタンからチェックしてみてください。
犬の床ずれ防止マットについて
犬の床ずれ防止マットについて以下の2つに分けてご紹介します。
- おすすめの床ずれ防止マット5選!
- 床ずれ防止マットの選び方の5つのポイント
それぞれについて見ていきたいと思います。
おすすめの床ずれ防止マット5選!
おすすめの床ずれ防止マット5選は以下のとおりです。
- Petio ずっとね 床ずれ予防クッション ドーナツ型
- PEPPY アルテア体圧分散マット
- エムール 介護用ドッグベッド
- JoicyCo 犬ベッド
- with 床ずれ防止・防水クッション そらまめ型
Petio ずっとね 床ずれ予防クッション ドーナツ型
Petioのずっとね 床ずれ予防クッションは、圧迫を軽減するためのドーナツ型のクッションです。
素材は通気性の良いメッシュ素材が使用されています。
また、裏面にはズレ防止の滑り止めが施されているのもポイント。
手洗いできるのもGoodですね。サイズは大小の2つから選べます。
販売価格(税込) | 1,608円(Amazon参照) |
---|---|
種類 | クッション |
滑り止め | 有り |
洗濯 | 手洗いOK |
PEPPY アルテア体圧分散マット
PEPPYのアルテア体圧分散マットは、骨の出っ張った部分にかかる耐圧を分散する効果が期待できます。
また、低反発と高反発の2層構造により、ワンちゃんが寝転んだ時の沈みすぎを防止するのもポイント。
体圧を分散できるので、寝たきりのワンちゃんの床ずれにおすすめです。
販売価格(税込) | 13,310円(Amazon参照、サイズ:Medium) |
---|---|
種類 | マット |
滑り止め | ー |
洗濯 | ー |
エムール 介護用ドッグベッド
エムールの介護用ドッグベッドは、ワンちゃんの床ずれ防止のために作られた介護用ドッグベッド。
ワンちゃんの体重で中央部分がくぼみ、伏せの姿勢をキープできるように作られています。
また、前から緩やかに傾斜があるため、寝たきり状態のワンちゃんでも給餌しやすいような設計。
犬の顔周りには、よだれなどで汚れることを考慮して防止カバーが付けられています。
また、本体のカバーは取り外し可能なので、洗濯できるのもGood。
販売価格(税込) | 8,990円(Amazon参照) |
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種類 | ドッグベッド |
滑り止め | ー |
洗濯 | カバーを洗濯機で洗濯できる |
JoicyCo 犬ベッド
JoicyCoの犬ベッドは、弾力性のあるウレタンがつめられた犬用ベッド。
体圧を分散してくれる効果を期待できるので、犬の床ずれにもおすすめです。
ベッドの裏面には、滑り止めがついているため、ズレにくく安心。
また、カバーは取り外し可能なので洗濯できるのも良いですね。
販売価格(税込) | 4,500円(Amazon参照) |
---|---|
種類 | ペットベッド |
滑り止め | 有り |
洗濯 | カバーを洗濯機で洗濯できる |
with 床ずれ防止・防水クッション そらまめ型
withの床ずれ防止・防水クッションは、適度なやわらかさのクッション。
そらまめ型なので、ワンちゃんの身体にフィットする曲線。
制菌加工・防水加工された生地なので、菌の発生を抑制する効果も期待できます。
販売価格(税込) | 4,620円(Amazon参照) |
---|---|
種類 | クッション |
滑り止め | ー |
洗濯 | 手洗いOK |
床ずれ防止マットの選び方の5つのポイント
床ずれ防止マットの選び方の5つのポイントについてご紹介します。
- 愛犬のサイズに合わせて選ぶ
- 体圧を分散してくれるものを選ぶ
- 通気性が良く蒸れにくいものを選ぶ
- 裏面に滑り止めがあるのもを選ぶ
- 選択できるものを選ぶ
それぞれについて見ていきましょう。
愛犬のサイズに合わせて選ぶ
床ずれ防止のための犬用のマットには、さまざまな大きさがあります。
犬用マットやベッドを購入するときには、愛犬がはみ出さないようなサイズのものを選ぶようにしましょう。
ワンちゃんが横になっても手足がはみ出さないサイズが良いです。
体圧を分散してくれるものを選ぶ
床ずれ防止マットを選ぶときには、体圧を分散してくれるものを選ぶようにしましょう。
犬の床ずれでは、ワンちゃんの身体の出っ張ったところに体重がかかり圧迫されることが原因の1つとされているからです。
とはいえ、マットが柔らかすぎると、ワンちゃんの身体が沈みすぎる場合があります。
床ずれ防止マットは柔らか過ぎず、硬すぎないマットを選ぶのがおすすめです。
通気性が良く蒸れにくいものを選ぶ
床ずれ防止マットを選ぶときには、通気性が良く蒸れにくいものを選ぶのもポイント。
犬が寝たきりの状態だと、蒸れて皮膚が弱くなってしまう場合があるからです。
そのため、通気性が良く蒸れにくいマットを選ぶのがおすすめ。
裏面に滑り止めがあるのもを選ぶ
床ずれ防止マットを選ぶときには、裏面に滑り止めがあるものを選ぶようにしましょう。
犬が動いた時にマットが滑ると危険だからです。
滑らないようにマットの裏面に滑り止め加工されているものがおすすめ。
洗濯できるものを選ぶ
床ずれ防止マットを選ぶときには、洗濯できるものが良いです。
ワンちゃんのよだれやドッグフードのかけらなどでマットが汚れてしまう恐れがあります。
犬の床ずれでは、傷口から細菌が感染する場合もあるとのこと。
マットを清潔に保てるように、カバーを取り外して洗濯できるものを選ぶのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、犬の床ずれについての内容でご紹介しました。
以下がこの記事のまとめです。
- 床ずれは寝たきり状態が続き血行不良となり皮膚の一部が壊死する状態
- 犬の床ずれは身体の一部分の血行が悪くなることで起きるとされている
- 床ずれになりやすい箇所は骨が出っ張っている部分
- 犬の床ずれの予防方法は犬に寝返りを打たせる
- 床ずれ防止マットを使う
- 愛犬が床ずれになった場合は動物病院で受診させる
Petio ずっとね 床ずれ予防クッション ドーナツ型
PEPPY アルテア体圧分散マット
エムール 介護用ドッグベッド
JoicyCo 犬ベッド
with 床ずれ防止・防水クッション そらまめ型
- 愛犬のサイズに合わせて選ぶ
- 体圧を分散してくれるものを選ぶ
- 通気性が良く蒸れにくいものを選ぶ
- 裏面に滑り止めがあるのもを選ぶ
- 選択できるものを選ぶ
犬の床ずれは一度なると治りづらいとされています。
床ずれになる前に、床ずれ防止マットなどを利用して予防することが大切。
飼っているワンちゃんが、寝たきり状態になり床ずれが心配な飼い主さんは、参考にしてくださいね。
なお、当サイトでは他にもさまざまな老犬コラム記事があります。
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以降、現在に至るまで約15年間、ワンちゃん、猫ちゃんの加齢に伴う相談3,000件以上。
実際、訪問/預かり/トリミングでお世話をしたワンちゃん、猫ちゃん延べ1,500頭以上。
介護に関するオーナーさんご支援から、シニアペットを扱うプロ人材の育成まで、一貫してシニア、高齢動物の専門家として活動して来ました。
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