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ペット保険に加入しないと後悔する?事例や加入後後悔しない方法を解説

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

犬を飼い始めようと考えている人の中には、ペット保険への加入を検討している人もいることでしょう。

しかし毎月保険料を支払う必要があるほか、本当に犬用に保険に加入して後悔しないか不安に感じている人もいますよね。

そこで今回はペット保険に加入する・しなかった別に後悔した事例から、後悔しないためのペット保険の加入方法を解説していきます。

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ペット保険に加入しないで後悔した事例

実際にペット保険に加入しないで後悔した事例は、大きく分けて以下の4つに分類できます。

  • ペットがやっとことに対する損害賠償が高額になった
  • 途中で既往症にかかり通院費が家計を圧迫し始めた
  • 後から加入しようとしたら加入を断られた
  • 年齢が上がるにつれて通院回数が増えた

以下で詳しく解説していきます。

ペットがやったことに対する損害賠償が高額になった

犬を飼っているとお散歩に行く等連れまわす機会が増えていきます。

中には愛犬が家族以外の第三者を傷つけてしまったり、他の人の所有物を壊してしまうこともあるかもしれません。

愛犬のやってしまった行為に関しては、飼い主が損害賠償をすることが求められます。

損害の内容によっては、請求額が高額になることもあるので、飼い主としては手痛い出費になるかもしれません。

ペット保険では特約で飼い犬の損害賠償額を負担できるものもありますので、「あの時に加入しておけばよかった」と後悔することもあるようです。

途中で既往症にかかり通院費が家計を圧迫し始めた

飼っている途中で愛犬が既往症にかかってしまい、通院費が家計を圧迫し始めることもあります。

定期的な通院が必要になるので、最初は少ない出費でもつもりに積もって医療費が高くつくこともあります。

ペット保険では通院・治療費・入院費も補償してもらえるので、愛犬が病気にかかって継続的に通院したとしても、ある程度の出費に抑えられます。

節約していても医療費は削れないので、家計が厳しくなってしまいペット保険に加入しておけばよかったと後悔する人も多いです。

後から加入しようとしたら加入を断られた

飼い始めたときにペット保険への加入を打診され、断ったとして後から加入しようとして断られてしまい後悔する方もいます。

ペット保険の加入はいつでもできるわけではなく、補償対象である犬の年齢や健康状態によって加入できないこともあります。

保険の加入時には、愛犬の状況を正しく告知してから加入することになります。

年齢が高い、病気にかかりやすい場合は、あとから加入しようとすると他の加入者との均衡を保つために断られることもあるのです。

後から必要性に気づいて加入申し込みをして、加入を断られて「あの時加入していれば…」と後悔する人も多いのです。

年齢が上がるにつれて通院回数が増えた

犬も人間と同様に年齢が上がるにつれて通院回数が増えていきます。

認知症になってしまったり内臓系の病気を発症してしまったりと、年齢に応じた疾患を発症しやすくなってしまいます。

通院回数が増えるとその分通院費もかさんでしまいます。

通院費がかさんだタイミングでペット保険に加入しておけばよかったと、後悔する人も多いのです。

ペット保険に加入して後悔した事例

ペット保険に加入して後悔した事例は、以下の通りです。

  • 一番必要な老犬のタイミングで更新が出来なかった
  • 犬の年齢に応じて保険料が上がってしまった
  • 他の保険の方が補償内容が良かった

以下で詳しく説明していきます。

一番必要な老犬のタイミングで更新が出来なかった

ペット保険に加入して後悔した人の事例として、一番必要な老犬のタイミングで更新が出来なかったことを挙げる人も多くいます。

ペット保険の中には加入できる年齢に限度を設けていることもあり、12歳以上になると満期になるところもあります。

しかし最近では犬の住環境の改善や、医療の発達により犬の平均寿命が延びています。

そのためペット保険で満期を迎えた後、欲しい時に保険の適用が受けられずに、愛犬の治療を自己負担で対応しなければならないこともあるのです。

一番必要な老犬の時期に補償が利用できず、契約時に補償内容をよく読みこんでおけばよかったと後悔する人も多いのです。

犬の年齢に応じて保険料が上がってしまった

ペット保険に加入して後悔した人の声の中には、犬の年齢に応じて保険料が上がり、保険料が家計を圧迫していることも見受けられます。

更新のタイミングで犬の年齢に合わせて保険料が見直されることもあります。

年齢に応じて保険料が上がっていくことで、当初契約していた金額よりも高額になり家計がきつくなることもあるようです。

ペット保険では年齢が上がるごとに更新するタイプや、一定の年齢で更新するタイプもあるので加入前によく確認しておかないと、保険料が思ったより高くなってしまうこともあります。

他の保険の方が補償内容が良かった

一度保険に加入してから他の保険を見てみて、他の保険の方が補償内容が良かったことに公開する人もいます。

最近では様々な企業でペット保険が販売されており、補償内容も様々です。

過去に加入した補償内容よりも充実した補償が受けられるものもあり、加入してから後悔することもあります。

今は様々な加入方法や補償の種類がありますから、事前によく補償内容を比較しておくことをおすすめします。

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ペット保険への加入で後悔しないための注意点

ペット保険への加入で後悔しないための注意点は、以下の通りです。

  • 愛犬が病気になる前に加入手続きをする
  • 補償対象外になる治療を把握しておく
  • 加入条件をよく読みこんでおく
  • 複数のペット保険を比較検討しておく
  • ペット保険の重要事項説明書をよく読みこんでおく

以下で詳しく解説していきます。

愛犬が病気になる前に加入手続きをする

ペット保険の加入で後悔しないためには、愛犬が病気になる前に加入手続きをすることが大切です。

上述した通り、ペット保険では補償対象である犬の健康状態に関する告知義務があります。

犬種によっては年齢にかかわらずかかりやすい病気があるので、若くても一生ものの病気にかかってしまうこともあります。

愛犬が病気になる前に加入手続きをすることで、万が一の通院費や治療費の負担を軽減できるでしょう。

病気になってからでは保険の加入ができないので、将来のことを考えるのであれば早めの段階で加入手続きをする方が後悔せずに済みます。

補償対象外になる治療を把握しておく

補償対象外になる治療を把握しておくことも、ペット保険の加入で後悔しないためには必要です。

一般的にペット保険では下記の内容が補償対象外になることが多いです。

  • 先天性異常
  • 加入前に発症した既往症
  • 犬パルボウイルス感染症
  • 犬ジステンバーウイルス感染症
  • 犬パラインフルエンザ感染症
  • 犬伝染性肝炎
  • 犬アデノウイルス2型感染症
  • 狂犬病
  • 犬コロナウイルス感染症
  • 予防目的の治療行為
  • ワクチン接種料金
  • 妊娠・出産に関す処置
  • 去勢・避妊手術
  • 歯石取り
  • 肛門腺絞り
  • 健康診断費用

予防や病気の治療に関係のない医療行為の場合、ペット保険では補償対象になりません。

特に毎年接種するフィラリアや狂犬病ワクチンは、飼い主さんの全額自己負担になります。

各保険会社の補償内容に細かく記載されているので、事前によく読みこんでおきましょう。

加入条件をよく読みこんでおく

加入条件をよく読みこんでおくことも重要です。

各保険会社によって取り扱っている保険の加入条件が異なります。

条件をよく読みこんでおかないと、いざ加入手続きを取ろうとしたときに加入を断られてしまう可能性もあるのです。

事前に条件をよく読みこんでおきましょう。

複数のペット保険を比較検討しておく

ペット保険に加入するときには、複数のペット保険を比較検討しておくことも大切です。

保険会社ごとに補償内容や範囲が異なるので、複数社比較しておくと安心です。

サイトでシミュレーションもできるので、複数チェックしておきましょう。

ペット保険の重要事項説明書をよく読みこんでおく

ペット保険の重要事項説明書をよく読みこんでおくことも大切です。

補償対象外の条件や、保険金受取に関する細かい条件も記載されています。

正直少々長い文章にはなりますが、一度確認しておいて損はないでしょう。

ペット保険への加入で後悔したくないなら補償をよく把握しよう

ペット保険は加入しておいてよかったと思う反面、加入前によく内容を把握していないがために後悔してしまう人もいます。

ペット保険の加入で後悔したくないのであれば、事前によく内容を把握しておくことが重要です。

公式サイトやインターネットでも細かい情報が記載されているので、是非確認してみてくださいね。

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