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老犬(シニア犬)のうんちまみれ対策7選!よくある質問Q&Aなどもご紹介

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

老犬(シニア犬)のうんちまみれ対策7選!よくある質問Q&Aなどもご紹介

「愛犬が排泄物で汚れてしまう。」
「老犬が排泄物で汚れるのを防ぐためになにか対策はある?」

といったように、老犬の排泄物の汚れでお悩みのそこのあなた。

この記事では、老犬のうんちまみれ対策7選をご紹介します。

この記事の内容
  • 老犬(シニア犬)のうんちまみれ対策7選!
  • 老犬(シニア犬)がうんちまみれになる場合の考えられる原因
  • 老犬(シニア犬)のうんちまみれに関するよくある質問

老犬がうんちまみれになる場合の考えられる原因やよくある質問などについてもご紹介します。

愛犬の排便の汚れでお悩みの飼い主さんは、参考にしていただければ幸いです。

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老犬(シニア犬)のうんちまみれ対策7選!

トイレにいるプードル

老犬(シニア犬)のうんちまみれ対策7選は以下のとおりです。

老犬のうんちまみれ対策7選!
  • おむつを使用する
  • ペットシートを使用する
  • トイレの環境を見直す
  • 愛犬がトイレをする時間帯を抑える
  • お尻周りの毛をカットする
  • ペットカメラを設置する
  • ペットサービスを利用する

おむつを使用する

老犬の排便の問題に対処する一つの方法として、おむつの使用があります。

しかし、正しい選び方や使用方法が重要です。

おむつの選び方

犬の体型や大きさに適したおむつを選ぶことが重要です。

体型にフィットするおむつは、漏れを防ぎ、犬が快適に過ごすことを助けます。

また、犬の肌に優しい素材を選び、可能な限り無香料・無染料のものを選ぶと良いでしょう。

おむつかぶれの予防策

おむつかぶれを防ぐためには、おむつをこまめに換えることが大切です。

また、犬の肌を清潔に保つためにも、おむつを換える際には肌をきれいにして乾燥させることが重要です。

おむつの装着タイミングと頻度

おむつの装着タイミングと頻度については、犬の健康状態や日常生活のリズムによるところが大きいです。

一般的には、毎日定期的におむつを換え、特に排便や尿が多い時間帯には注意を払うことが大切です。

おむつが外れてしまうときの対処法

おむつが外れてしまうことがある場合、おむつのサイズを見直すようにしましょう。

おむつが大きすぎたり小さすぎたりすると、簡単に外れてしまう可能性があります。

また、犬用のおむつ固定用ベルトを使用すると、おむつの位置を固定し外れにくくすることが可能です。

ペットシートを使用する

おむつだけではなく、ペットシートの使用も老犬のうんちまみれ問題を対策するための有効な方法の一つです。

適切な選び方と設置方法について説明します。

ペットシートの選び方

高吸収力のあるシートを選ぶことが基本です。

シートが多量の尿や排泄物を吸収し、犬が快適で清潔に過ごせるようにするためです。

また、消臭効果があるものを選ぶと、部屋全体の臭い対策にもつながります。

大きさは、犬の大きさと排便の頻度に合わせて選ぶと良いでしょう。

設置場所や注意点

まず、シートを置く場所は、犬が容易にアクセスでき、また家族が頻繁に通る場所でないことが理想的です。

犬がストレスなく利用でき、人々がその排泄物に踏み込まないためです。

さらに、シートを固定するために専用のホルダーを使用すると良いでしょう。

シートが動かないようにすることで、うんちまみれを防ぐことにつながります。

また、シートを定期的に交換し、清潔に保つことが重要です。

トイレの環境を見直す

老犬のうんちまみれ問題を解決するには、トイレの環境を見直すことも効果的です。

配置の改善、障害物の除去、そして照明の調整によって、犬が排泄をしやすい環境を整えることにつながります。

トイレエリアの配置の改善

トイレエリアは犬が簡単にアクセスでき、かつ静かな場所が良いでしょう。

犬がリラックスして排泄をするためには、騒音や人の行き来が少ない場所が最適です。

また、トイレエリアは広すぎず狭すぎず、犬が適度に動きやすいスペースを確保しましょう。

障害物の除去よる高齢犬の移動性の向上

老犬は視力や聴力が低下し、移動が困難になることがあります。

犬が安全にトイレエリアまで移動できるように、散らかったものや家具を適切に配置し、通路を確保することが重要です。

照明の調整

老犬の視力が弱まっている場合、適切な照明は必須です。

トイレエリアは明るすぎず暗すぎず、適度な明るさを保つようにしましょう。

特に夜間は、自動点灯するLEDライトを設置するなどして、犬がトイレエリアを見つけやすくする工夫が有効です。

愛犬がトイレをする時間帯を抑える

一般的に、犬は食後や運動後に排泄をすることが多いです。

愛犬の生活リズムや排泄のパターンを観察しましょう。

排泄しやすい時間帯に特に注意を払い、対応することで問題を未然に防ぐことが可能です。

お尻周りの毛をカットする

特に長毛種の場合、お尻周りの毛が排泄物で汚れることが多いです。

毛を短く保つことで、汚れが毛につきにくくなり、清潔に保つことが容易になります。

ペットカメラを設置する

ペットカメラはリモートで動きをチェックできます。

また、スマートフォンから話しかけられるものもあります。

家にいない間でも愛犬の様子を確認し、タイミング次第では対応することが可能です。

ペットサービスを利用する

老犬のうんちまみれ対策としてペットサービスの利用を検討することも有効です。

ペットシッターや専門のケアサービスは、飼い主がいない間も愛犬のケアを担当します。

トイレの時間を管理したり、お尻周りの清潔を保つ手助けをするなど、さまざまな支援を提供します。

老犬(シニア犬)がうんちまみれになる場合の考えられる原因

うんちする犬

老犬がうんちまみれになる場合、様々な理由が考えられます。

年齢と共に身体的な変化が進行するとともに、排泄に影響を及ぼすことがあります。

考えられる以下の原因についてご紹介します。

  • 認知症
  • 筋力の衰え
  • 不安や緊張

認知症

認知症によって記憶や判断力が低下し、以前は理解していたトイレの場所や時間を忘れてしまうことがあります。

また、自制心の低下も見られるため、うんちをするタイミングを適切に制御できなくなることもあります。

筋力の衰え

排泄を制御するためには、一定の筋力が必要とされます。

しかし、年齢と共に筋力が落ちてくると、うんちをするタイミングや場所を制御することが難しくなります。

特に、体の筋肉が弱まることで立ったり座ったりするのが難しくなり、その結果としてうんちまみれになることがあります。

不安や緊張

犬はストレスを感じると消化器系に影響を及ぼし、それが排泄の問題を引き起こすことがあります。

例えば、環境の変化や、飼い主の長期間の留守などです。

犬が不安やストレスを感じると、うんちの頻度や量が増えることがあります。

以上のような理由から、老犬がうんちまみれになることがあります。

それぞれの原因に対して適切な対策を講じることで、愛犬の快適な生活を支えられるでしょう。

症状が深刻で改善しない場合は、獣医師の意見を求めてください。

老犬(シニア犬)のうんちまみれに関するよくある質問

介護される犬

老犬のうんちまみれに関するよくある質問についてご紹介します。

老犬のうんちまみれに関するよくある質問
  • 老犬がうんちまみれになったときの洗い方は?
  • 老犬のうんちがおむつから漏れるときの対処法は?
  • 老犬のうんちの回数はどれぐらい?
  • 老犬のうんちが出ないときの出し方は?

老犬がうんちまみれになったときの洗い方は?

老犬がうんちまみれになった場合、まずは落ち着いて対応しましょう。

温かい水と犬用のシャンプーを用いてゆっくりと汚れを洗い落とします。

強くこすったりすると皮膚を傷つける可能性がありますので、柔らかい布を使って優しく洗うことが大切です。

そして、しっかりと乾燥させましょう。

老犬のうんちがおむつから漏れるときの対処法は?

おむつから漏れる場合、まずはおむつのサイズが適切かどうかを確認しましょう。

また、おむつを正しく装着しているかも見直すと良いでしょう。

それでも漏れてしまう場合は、2枚重ねにする、または排泄物を吸収するパッドを併用すると良いかもしれません。

老犬のうんちの回数はどれぐらい?

うんちの回数は犬の種類、年齢、体調、食事内容などによって変わります。

一般的には、1日1〜3回が健康的な回数とされます。

しかし、老犬は消化能力の低下や体調変化により、その回数が増えたり減ったりすることがあります。

犬のうんちの回数に急な変化があった場合は、獣医に相談してください。

老犬(シニア犬)のトイレの回数は1日どれぐらい?回数の増減で考えられる原因

老犬のうんちが出ないときの出し方は?

うんちが出ない場合、まずは飲み水をたっぷりと与え、軽いマッサージをしてみてください。

また、食事に食物繊維が含まれているか確認し、足りなければ補うようにしましょう。

それでも改善しない場合は、動物病院で指導を仰いでください。

便秘が続くと健康に影響を及ぼすことがありますので、注意が必要です。

まとめ

飼い主さんとプードル

いかがでしたか?

この記事では、老犬の排泄物の汚れ対策や考えられる原因などについてご紹介しました。

以下がこの記事のまとめです。

老犬のうんちまみれ対策7選!
  • おむつを使用する
  • ペットシートを使用する
  • トイレの環境を見直す
  • 愛犬がトイレをする時間帯を抑える
  • お尻周りの毛をカットする
  • ペットカメラを設置する
  • ペットサービスを利用する
考えられる原因
  • 認知症
  • 筋力の衰え
  • 不安や緊張

老犬がうんちまみれになるのは、認知症、筋力の衰え、不安や緊張などの理由が考えられます。

対策としては、おむつを使用したり、ペットシートを適切に配置することが有効です。

また、トイレエリアの改善、障害物の除去、照明の調整などで犬の移動を容易にすることも重要です。

さらに、愛犬の排泄の時間帯を把握することや、必要に応じてお尻周りの毛をカット、ペットカメラの設置、ペットサービスの利用なども検討してみてください。

そして、うんちまみれになった時の洗い方や、おむつから漏れたときの対処法などを理解しておくと、状況に応じた適切な対応が可能となります。

老犬のうんちまみれでお悩みの飼い主さんは、参考にしていただければ幸いです。

なお、当サイト(いぬの読みもの)では、他にも老犬についての記事があります。

気になる人は、以下の記事もぜひご覧ください。

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